【福岡】店名を掲げなかった名居酒屋が「海物山物」という店名に!
- レストラン
- 福岡
はてぶ - LINE
- Summary
- ・6/21、はじめて店名を掲げてリニューアルオープン
・25周年を機に遂げた驚きの変貌
・魚介が人気の店が、山の幸も取り入れてメニューパワーアップ
隠れているのに広く知られる名店が、はじめてその名を掲げる
福岡を代表する居酒屋の名店がある。こだわり抜いた食材、実直な仕事で「何を食べても美味しい!」と、地元の人はもちろん、県外のお客からも福岡を訪れた際には立ち寄りたい店として選ばれている。そしてこの高評価のすごいところは、看板もなく、控えめな佇まいであるというのに、その名が知れ渡っていることだ。「海物(かいぶつ)」。看板がないだけに、店名は口コミを頼りに広まった。そうして25年の月日を迎えた2015年6月、大きな決断が下された。博多駅南の本店と、博多区住吉にあった支店が合体。移転してリニューアルオープンする運びとなったのだ。しかも、暖簾には「海物山物」の文字。店名に「山物」が加わり、新たな装いで生まれ変わった。実は「海物」には水炊きや炊き餃子など複数の系列店があるが、どの店も看板を掲げていない。系列店の中ではじめて、店名を出した店なのだ。
福岡の「通」にとっては驚きの変貌
「今まで随分と隠れたところで営業してきましたが、そんな中でもたくさんのお客様に贔屓にしていただいてきたので、25周年を機に表へと出てまいりました」。この知らせは「海物」を知る者には衝撃的かつ、不安がよぎるものであった。「あの雰囲気、特別感が好きだったのに」との声も聞かれた。けれど、訪れた新店舗を見た瞬間、不安がワクワクする気持ちへと変わった。ビルの谷間に建つ全面ガラス張りの空間。想像を超える変貌に期待が高まり、引き寄せられるように暖簾をくぐる。
贅沢な空間遣いも魅力
入ってすぐには約10mのカウンター席。この長さで席は10席という、ゆったりとした造りで、目の前にズラリとネタケースが並んでいる。テーブル席も広々としていて、ソファも特注。開放的な雰囲気になっても、居心地の良さは以前のままだ。料理は今までの定番人気の品は残しつつ、新メニューも積極的に取り入れる。店名に「山物」が加わったことからも分かるように、海の幸だけでなく肉や野菜など山の幸を使ったメニューも幅広く揃う。「知る人にだけ、ではなく、家族の食事の場など普段使いもしていただきたい」と、食卓を囲むイメージで中国料理の要素を加えたり、新たな試みもはじまった。今までの「海物」を知る人にも知らぬ人にも、多くの喜びを与えてくれる名店、第二章の幕開けだ。
<メニュー>
刺身盛1,500円
サンマ塩焼1,000円
博多炊き餃子700円
黒豚ロールキャベツトマト煮700円
手羽うずら焼300円
マグロビンタステーキ1,000円
活車海老チリ3,000円
(価格はすべて税別)
海物 山物
- 電話番号
- 092-441-8957
- 営業時間
-
18:00~L.O.22:30
定休日:定休日 不定
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
はてぶ - LINE