台湾茶カフェ「彩茶房」1号店が提案する、新感覚のお茶スタイル
東京・NY・パリ、世界の食トレンドの最前線を走る街を中心に、国内外を問わず、「次に食べるべきもの」「こんど行きたい店」をクローズアップしていきます。
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- Summary
- ・台湾茶カフェ「彩茶房」日本1号店
・岩塩チーズティーをはじめとした、「デザートティー」の数々
・台湾の食べ歩き文化を取り入れ、テイクアウトメニューも豊富
台湾ブーム第2弾は「お茶」
近年、原宿・表参道エリアで台湾系の飲食店の進出が相次いでいる。日台間の観光客の増加が、台湾の飲食文化流入の背景にあるのだろう。
そんな中、10月に「CASCADE HARAJUKU(カスケード原宿)」に「彩茶房」日本1号店がオープンした。台湾・中国を中心に世界で650店舗以上展開している「freshtea(フレッシュティー)」「happylemon(ハッピーレモン)」が、日本向けに開発した新業態として、初上陸した店舗だ。
ここでは様々な彩りや多種多様な飲み方が特徴の「デザートティー」を展開している。今まで「食」がメインだった台湾ブームの次なる流れとして「デザートティー」が注目を集め始めているのだ。
日本茶と台湾茶の違いもメニューで表現
日本にもお茶の文化は古くから存在しているが、台湾のお茶文化と大きな違いがある。そもそも日本茶は蒸して作られるものだが、台湾茶は炒って作られるので、非常に香りがよい。また、日本茶はそのままストレートで飲むのに対し、台湾では台湾茶をベースに様々なものをミックスしている。有名なところだと、タピオカなどではないだろうか。
また、台湾では「街を歩きながら」「食事中」「仕事中」など、まるでテイクアウトしたコーヒーのような感覚で台湾茶を飲んでいるのだとか。
台湾スタイルのデザートティー
「彩茶房」では、デザートティー含め6カテゴリ、19種類のお茶を展開。どれも、台湾のお茶の味を忠実に再現しつつ、様々なものをミックスしている。
中でも一番人気のお茶は「岩塩チーズシリーズ」。
一見想像のつかない味だが、岩塩をトッピングした甘く濃厚なチーズクリームとお茶が織りなす新しいコンビネーションが、20〜50代のトレンドに敏感な女性たちに人気のようだ。上層のチーズクリームはとても濃厚。チーズとお茶の相性がこんなにも良いのか、と驚くだろう。
おすすめの飲み方は、まずは上層のチーズクリームだけを味わい、そのあとにストローでお茶を、最後に全体をよく混ぜて飲むスタイルだ。
他にも、蜜のような甘い香りが特徴の蜜香紅茶の味わいを引き立てる、甘くクリーミィな「ミルクティーシリーズ」は、お好みでぷるぷるのタピオカをミックスすることもできる。
テイクアウトメニューも豊富
台湾スタイルを再現するため、ここではお茶に限らず、フードやデザートもテイクアウト可能。
フードは香辛料などを調整して、日本人向けにアレンジされているのでマイルドで食べやすい。
人気メニューは甘辛の豚肉と煮卵をごはんにのせた「魯肉飯(ルーローハン)」や、日本の素麺に似た「麺線(メンセン)」だ。
この2種類が楽しめる、セットメニューも用意しているから嬉しい。
フードも充実しているので、ランチタイムにはテイクアウトしていく女性も多いのだとか。
台湾ブームの次なる火付け役「デザートティー」や、日本人向けにアレンジされた台湾フードを、ぜひ台湾スタイルで体験してみてほしい。
<ドリンク>
●岩塩チーズシリーズ(全3種類)
・岩塩チーズ鉄観音茶:M500円、L530円(ICE)/M530円(HOT)
・岩塩チーズ四季春茶:M500円、L530円(ICE)/M530円(HOT)
・岩塩チーズ蜜香紅茶:M500円、L530円(ICE)/M530円(HOT)
●ミルクティーシリーズ(全2種類)
・ミルクティー:M450円、L480円(ICE)/M450円(HOT)
・タピオカミルクティー:M450円、L480円(ICE)/M450円(HOT)
<フード>
●魯肉飯(ルーローハン):650円
●麺線(メンセン): 650円
※価格すべて税込
彩茶房
- 電話番号
- 03-6455-5423
- 営業時間
- 11:00~22:00
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
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