なぜパエリアは大鍋から出てくる?話題のパエリア店に訊いてみた
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- Summary
- ・本場スペイン国際パエリアコンクール優勝の味が堪能できる
・パエリア発祥の地「バレンシア」のパエリアを再現
・タパス・スイーツも本場仕込み
パエリアが大きなパエリア鍋で出される理由とは?
皆さんはパエリアがなぜ大きなパエリア鍋で出てくるのかご存じだろうか。日本では米は主食、という認識があるが、スペインの主食はあくまでパン。そしてパエリアはおかず。だからスペインでは昔から大きなパエリア鍋で家族や友人で取り分けるスタイルが主流なのだそうだ。
そんな伝統的なスペイン料理パエリアの本場の味が楽しめる専門店「MIGUEL y JUANI(ミゲル フアニ)」が日本に初上陸した。
驚くほど完璧だったパコ・ロドリゲスのパエリア
「ミゲル フアニ」はパエリア職人世界一に輝いたパコ・ロドリゲス氏がプロデュースする、日本初上陸のお店だ。この「ミゲル フアニ」はスペイン・バレンシアに1店舗。そして2店舗目がこの日本だという。なぜ、日本に上陸することになったのか。米のアルデンテ感、具材へのこだわり、そして何よりも伝統的なパエリア本来の味を再現している点において、このパコ氏のパエリアが圧倒的に高い評価を得ていたからだ。そしてパコ氏も日本に「ミゲル フアニ」の味を広めたいという思いがあり、この度日本での展開が実現した。
パエリア発祥の地“バレンシア“のパエリアを再現!
ここ「ミゲル フアニ」では、パエリア発祥の地のバレンシア風パエリアを食べることができる。具は、鳥の手羽、うさぎの背肉、エスカルゴ、モロッコインゲン、白インゲン豆。これがまさにバレンシア風パエリアの具だそうだ。おいしい食べ方の秘訣は、もんじゃ焼きのようにおこげをすくいながらよく混ぜること。ここのパエリアはおこげの量や加減もちょうど良い。混ぜて味が均一になったときのバランスを計算しているのだとか。そして、パエリアを味わってみると、程よい食感のアルデンテに炊きあがったスペイン産のお米、そしてすこし濃い目の味が特徴的だ。先ほどパエリアは“おかず”だと話したが、まさにおかずだからこそ、味が濃いらしい。お酒が進む、ほどよい味加減だ。特に日本人向けにアレンジすることなく、現地の味をそのまま再現しているこだわりが随所に垣間見られた。バレンシア風パエリア以外にも7種類のパエリアを用意。ぜひ本場の味を確かめてみてほしい。
本場仕込みのタパスや日本店オリジナルのスイーツもおすすめ
本場仕込みなのはパエリアだけではない。タパスなどのサイドメニューにも本場のレシピが息づいている。特におすすめしたいのが「タコのガリシア風」。こちらはタコを茹でたあとにパプリカパウダーとオリーブオイルで仕上げたメニュー。驚いたのが、タコの柔らかさだ。タコを茹でると少しコリッとした食感を想像すると思うが、こちらのタコは刺し身のように柔らかい。タコ本来の味や食感をそのまま引き出すための工夫がなされた調理方法で作っているのだそうだ。
また、スペイン伝統のスイーツでもある「クレマ・カタラーナ・ア・ラ・モーダ」は、日本店オリジナルのメニュー。わかりやすく言うとクレーム・ブリュレのこと。贅沢に盛り付けられたフルーツと、表面を覆うパリッとしたカラメル、そしてなめらかな口どけが特徴的なプディング、それぞれの甘さが織り成す贅沢なデザートは、ぜひ食後に食べてみてほしい。
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<メニュー>
・バレンシア風パエリア 1,780円(税別)※左記1人前価格、注文は2名より
・タコのガリシア風 1,280円(税別)
・クレマ・カタラーナ・ア・ラ・モーダ 980円(税別)
スペイン料理 ミゲル フアニ 新宿タカシマヤタイムズスクエア
- 電話番号
- 050-3477-6206
- 営業時間
-
ランチ・ディナー:11:00~23:00(現在、短縮営業、及び限定的なメニューでのご案内となります。 平日のみ15時〜17時は準備中となります。)
定休日:不定休日あり ※施設に順ずる
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
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