恋多き秘書が語る!退屈な男に成り下がらないための「居酒屋デート」マナー

dressing編集部では、デキるオトナを目指すあなたのために、どんなシーンでも通用する実践的なお食事マナーをお届けしていきます。今回は、従業員1,000名以上の大手企業や法律事務所など、様々な企業の役員以上の秘書業務を取り仕切る一流秘書20名にヒアリングを行い、集めた意見をもとに調査分析。マナーのプロフェッショナルである秘書の意見を参考にして、自分自身をさらに磨き上げましょう。

dressing編集部

Summary
1.経験豊富な秘書の体験談から、居酒屋デートでの男性のNG行動を徹底解明!
2.お酒を飲んでばかりではダメ!? 食事を一緒に楽しめる男性のみが次に繋げられる
3.一流秘書は高級時計よりも●●を見ている!?

気取らずにお酒や食事が楽しめる居酒屋は、お食事デートで使われることも少なくない。しかし、フレンチやイタリアンとは違い、お酒主体の料理構成になっているため「飲み」がメインになりがちなジャンルといえる。それだけに男性は、デートで居酒屋に誘ってもOKな女性かどうか、まずはしっかりと見極めなければならない。

男性と食事をする機会が多い秘書のみなさんも、ほとんどが居酒屋デート経験者。しかし、「居酒屋ならマナーを気にしなくていいだろう」と、油断してはいけない。 女性はどんな店でも、むしろリラックスできる居酒屋のような空間でこそ、男性の些細な行動をしっかりチェックしているもの。マナーのプロである秘書となれば、その目はさらに厳しい。

そこで今回は、様々な企業の役員以上の秘書業務を取り仕切り、プライベートでは恋愛経験が豊富という20名の秘書のみなさんに、居酒屋デートで男性にがっかりした瞬間を聞いてみた。男性が「これもNGなの?」と思うような意外な意見から、「こんなところも見ているのか」という些細な行動への意見まであるので、他人事だと思わず、自分もやっていないかチェックしておこう。

食べずにお酒ばっかり…は “ものたりない男”枠に一直線!

“せっかくのお食事デートだから、ごはんもちゃんと楽しみたい”と思うのは女性にとって当たり前のこと。相当な酒好きでないかぎり、居酒屋でも女性はいろいろな料理を注文する。お酒だけでなく、お酒に合うおいしい料理もめいっぱい楽しみたいのだ。

「自分は飲むと食べないタイプだからといって、食べ物を頼まない男性はダメ。それでいて”好きに頼んでいいよ“と言われても頼みづらいです。(情報サービス秘書/30代)」
「“お酒を飲むとご飯があんまり食べられないんだよね”と、ほとんど食べ物を注文せずに飲んでばかり。私はお腹が空いているし、たくさん食べる人が好きなので、余計に物足りなさを感じました(小売業秘書/20代)」

相手が飲んでばかりいると、自分も飲まなくてはいけないのかと気を遣い、料理を注文しづらいためストレスもたまる。料理はコミュニケーションツールになるため、デートには欠かせないもの。だからこそ、飲んでばかりの男性は気遣いがないと思われ、一緒に食事しても楽しめない“退屈な男”のレッテルを貼られてしまうのだ。

“食べない人はイヤ”の他にもこんな意見が。
「揚げ物ばかりではなく、汚いお店でもいいから生モノがおいしいお店に連れて行ってほしかった(通信秘書/30代)」
食の好みが合うことも「あ、この人いいかも」と思わせる重要なポイント。さりげなく、どんな料理が好きかリサーチして、お店選びに活かすことができれば◎だ。

衝撃的な箸の持ち方を見て、彼氏候補から脱落決定!?

箸の持ち方は、お食事マナーの基本中の基本。だからこそ、常識とかけ離れた箸の使い方をしていると品格が問われる。
「“それ、どうやって動かしてるの!?”というレベルで箸の持ち方がおかしくて、顔は好みだったけど彼氏候補になりませんでした…(運輸秘書/20代)」

箸のマナーは持ち方だけに留まらない。箸についたものを口でなめる“ねぶり箸”、料理に箸を突き刺す“刺し箸”など、さまざまなNGマナーがあるので注意したいところ。

「話す時に箸を振り回しながらボディランゲージをする人がいて、品のなさを感じました(食品メーカー秘書/20代)」
「逆さ箸でサラダを取り分けられました。逆さのほうがちょっといやかも。(法律事務所秘書/30代)」
意外とやっている人が多い逆さ箸。自分が使っている箸を逆さにしても、結局は手が触れた部分で料理をつかむことになる。取り分けるなら、専用の箸を店員さんに持ってきてもらうのが得策だろう。

靴を脱いだ時には清潔感。食べる時には品格がわかる。

居酒屋には座敷などがあるため、靴を脱ぐこともある。そんな時も、女性は目を光らせている。
「靴下がボロボロだったり、センスの悪い柄物をはいていたりするとガッカリします。靴が汚いのもカッコ悪い(情報サービス秘書/30代)」
靴は、腕時計や鞄と並んで、男性の品格を表す重要なアイテム。それだけに、デートでは手入れの行き届いた清潔感のある靴で出掛けたい。

さらには、食べている時も女性ががっかりする仕草が。
「男女に限らず気になってしまうのは、食べ物を口に運ぶ時、舌が先に出て食べるタイプの人。恐ろしいくらい品がなくて、目の前で食べることにストレスを感じます。(映像秘書/40代)」
これは“迎え舌”といわれる見苦しい食べ方。知らないうちにやっている人も多いので、食べる時には意識するといいだろう。

無意識に出る、自分本位の行動と心ない発言が女性をイラ立たせる。

「好きなものを頼んで、と言うのでいくつかオーダーしていたら、 “まだ頼むの?(笑)”と言われてイラッとしました(映像秘書/30代)」
良いカッコをしたくて言葉にしたものの、詰めが甘くてうっかりホンネが出てしまったパターンだ。これでは、心の狭いケチな男だと思われても仕方がない。

喫煙者の男性へはこんなご指摘も。
「店内が禁煙のため、定期的にタバコを吸いに離席する人。“食事の間くらいガマンできない?”と思ってしまいます(映像秘書/30代)」
自分の欲求のために女性をひとりにするなんてもってのほか! デートの時くらいは“吸わない!”と決めるくらいの心意気がほしい。

どちらも自分本位と思われても仕方のない言動といえる。デートは相手への気遣いが大切だ。女性が楽しい時間を過ごせるよう、男性は言葉や行動に配慮しすぎるくらいがちょうどいいのかもしれない。

男性のマナーに敏感な秘書のみなさんが語る「こんな男性はいや!」「こうであってほしい!」は、守っておいて間違いないはず。カジュアルな居酒屋でも気を抜かず、手厳しい彼女たちの意見を参考に「また一緒にご飯を食べたいな♡」と思われる、居心地の良い素敵な男性を目指そう。




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