恋多き秘書に学ぶ!!フレンチレストランで「残念な男」認定されないための極意
dressing編集部では、デキるオトナを目指すあなたのために、どんなシーンでも通用する実践的なお食事マナーをお届けしていきます。今回は、従業員1,000名以上の大手企業や法律事務所など、様々な企業の役員以上の秘書業務を取り仕切る一流秘書20名にヒアリングを行い、集めた意見をもとに調査分析。マナーのプロフェッショナルである秘書の意見を参考にして、自分自身をさらに磨き上げましょう。
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- Summary
- 1.マナーに厳しい秘書20名が、フレンチレストランで体験した男性のNG行動を斬る!
2.場慣れしていない"そわそわ"があなたの頼りなさと緊張感を助長
3.油断大敵!普段から食べ慣れているはずのパンにも落とし穴が...!?
記念日や誕生日など、特別な日のデートともなれば、「おしゃれな雰囲気の中で、女性においしいものを食べさせたい!」「スマートにエスコートできる自分を演出したい!」と、つい見栄を張りたくなるの が男性の信条。そんなときに選ばれるお店といえば、フレンチレストランではないだろうか?
とはいえ、マナーに不慣れでは、デートで使うのは躊躇してしまうもの。最低限のマナーはある程度予習してから訪れるのがベターだ。それでも、行ってみなければ何が起こるかわからない、という不安は残るだろう。
そこで今回は、従業員1,000名以上の大手企業や法律事務所など、様々な企業の役員以上の秘書業務を取り仕切る一流秘書に、「フレンチレストランでのお食事デートで男性にがっかりした瞬間」を伺った。マナーのプロである秘書のみなさんは、フレンチレストランでの男性の行動に対し、どんな場面で不快に感じるのか、ぜひここでチェックしておこう。
慣れていない“ぎこちなさ”が場の空気を悪くする
フレンチの基本はナイフ&フォーク。それだけでも「上手に使えるかな…」と緊張する男性も多いだろう。そう、“慣れていない”ということは、すべてが緊張に繋がってしまう。
「場慣れしていないのか、誰から見てもぎこちなく、緊張がこちらまで伝染して食事そのものを楽しめませんでした(情報サービス秘書/30代)」
お食事デートなのだから、食事や会話を楽しめなければ意味がない。男性は、楽しむ余裕を持ってデートに臨まなければならない。
「カチャカチャと食器の音を立てて食べるのも不快です。また、料理やワインの知ったかぶりはかなり引きます(スポーツブランド秘書/30代)」
ナイフ&フォークの使い方にはとくに気をつけたいところ。逆に虚勢を張ったような“うんちく男”にも、女性はうんざりしてしまうようだ。
これは盲点!? 食べ慣れているはずのパンのマナーにも要注意
フレンチでは、パンを食べる際にも注意が必要だ。パンくずをボロボロこぼしてもカッコ悪いし、つい食べ過ぎて料理自体を楽しめないというのもなんだか子どもっぽい。
「パンをちぎらずに、そのまま噛みちぎっている方がいて唖然としました(食品メーカー秘書/20代)」
「バターを自分のお皿に移し替えずに使っていて……(法律事務所秘書/20代)」
言うまでもないが、フレンチレストランで出されるパンと、家で食べるパンとではわけが違う。かぶりついたり、バターをそのままパンに塗ったりしては、品格が問われてしまう。
「メイン料理のソースを、これでもかというくらいパンにこすりつけている方がいて、ちょっと貧乏くさく感じてしまいました(IT秘書/30代)」
「円卓だったとき、どちら側が自分のパンなのか、どちらが自分のグラスなのか分からず、分からなければ聞けばいいのに間違った判断で人のものに手を出している人がいました(情報サービス秘書/30代)」
パンひとつをとっても、NGマナーはたくさんある。最低限のマナーは頭にたたき込んでいても、いざ食事となると、どうすべきなのか迷うことも多いだろう。そんな時は、客観的に「どうすれば品よく見えるか?」を意識すれば、打開策が見えてくるはずだ。
ドレスコードの事前確認はマスト!その場にふさわしいスタイルで
きちんとしたフレンチレストランには、たいていドレスコードがある。場の雰囲気を損なわない、その場にふさわしい服装で訪れるのは当たり前のこと。
「友人がおしゃれなレストランによく誘ってくれるのですが、“あなたのその服装じゃお店に入れてもらえないよ”…とはさすがに言えないので、毎回やんわり断っています(運輸秘書/30代)」
普段の服装で見限られてしまうのも情けないもの。デートでもある程度しっかりした格好で出掛けないと、“この人とは無理。”と思われてしまうようだ。
ドレスコードはお店のホームページなどで確認できる。最近はドレスコードが「スマートカジュアル」とされている店も多く“それってどんなスタイル?”と疑問に思う人も多いという。スマートカジュアルは上品なジャケット&パンツに革靴が基本で、ノーネクタイでもOK。 規定を満たした服装でないと、店に入れない可能性もあるので、しっかり調べておこう。
料理が出るたびに写真を撮りまくる男性には彼女も呆れ顔…
フランス料理は、アートのような盛り付けも美しさも魅力のひとつ。テーブルにサーヴされた瞬間の感動も醍醐味といえる。
その感動を写真に残したい、SNSにアップしたい、と思う人も多いことだろう。
「お店の方には許可をいただいていましたが、お料理を一品ずつ撮影していて、いい加減にして!と思ってしまいました(小売業秘書/40代)」
最近では料理の写真を撮ることはめずらしくはないが、なかには嫌悪感を抱く人もいるようだ。撮ったあとの彼女の表情はさりげなくチェックしておいたほうが良いかも…。
「いろんな角度から撮っている人がいて”女子か!”と言いそうになった(食品メーカー秘書/20代)」
料理写真を撮るにしても、サクッと撮ったほうがよりスマートだ。フレンチレストランのような落ち着いた雰囲気の店内では、撮影音も気になるところ。
フレンチは繊細な料理だからこそ、一番おいしい状態をシェフが見極めてサーヴされる。だらだらと撮影していては、そのおいしい瞬間を逃してしまうかもしれない。相手の女性だけでなく、料理を作ってくれるお店にも配慮して、撮影は最小限にとどめておいたほうが無難だろう。
秘書のみなさんの意見を聞いていると、フレンチレストランでは“場慣れしているかどうか?”がカギになっているようだ。
ナイフ&フォークがうまく使えているか?パンの食べ方が下品でないか?服装に問題はないか?…どれも基本的なマナーなだけに、出来ていないと目立ってしまう。
だからこそ事前に最低限のマナーをしっかり頭に叩き入れて、「これさえ押さえておけばあとはOK!」というくらい心に余裕を持って訪れるのがベター。相手の女性も行き慣れているとは限らないのだから、自分がリードできるくらいのゆとりは持っておきたいところだ。
日頃から様々な高級店を経験している秘書の貴重なご意見。フレンチレストランでスマートな男性を“装う”ための予備知識として、お守り代わりに身につけておこう。
【データ提供元】
~約33,000人の秘書室会員が集うネットワーク~
「こちら秘書室」
接待・会食などの大切なビジネスシーンにぜひご活用ください。
【画像提供元】
PIXTA
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