【驚愕】知っていた!?ベルギー発祥グルメが次々上陸する理由を調べてみた!

dressing編集部

Summary
1.鍋に山盛りのムール貝が食欲をそそる「ムール&フリット」に注目
2.実は日本と国交樹立150周年のベルギーに、いまグルメ界から熱い視線が!
3.ベルギーと言えばビール! 夏だけじゃない、冬のビールの楽しみ方

ベルギーの名物「ムール&フリット」が日本でもブームに!?

実は「美食の国」としても名を馳せているベルギー。名物料理といえばムール貝の白ワイン蒸しが有名だが、蒸したムール貝とフリット(フライドポテト)をセットにした「ムール&フリット」はベルギーを中心にヨーロッパでは大人気! 今ではアメリカなどにも浸透している。日本でも昨年9月に国内初となるムール貝&フリットの専門店『Pinze Loca(ピンゼ ロカ)』が東京・三軒茶屋にオープンした。

同店ではベルギーでの提供方法と同じく、山盛りサイズな1kgからの蒸したムール貝をベルギーから輸入したという専用鍋で提供。また、レモン&バジルをはじめ、トマトソースやアンチョビなどの多彩な味付けも魅力で、その数は60種類以上にも及ぶ。価格も1kgで1,000円台からとリーズナブルだ。

ちなみに今では世界中で愛されているフリット(フライドポテト)も元はベルギーの郷土料理。ベルギー国内では世界無形文化遺産の登録に向けた運動も行われているそうだ。こちらの記事でも紹介しているように、日本でも専門店が登場しており「ムール&フリット」同様、今後の動きに注目したい。

Pinze Loca(ピンゼ ロカ)

住所
〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋1-40−14-102
電話番号
03-6331-0397
営業時間
月~金17:00〜00:00、土・日・祝日16:00〜00:00
定休日:定休日 無休
公式サイト
公式ページhttp://pinzeloca.favy.jp/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

日本でますます広がりそうなベルギーのグルメ文化、実は2016年は国交150周年の記念年!

「ムール&フリット」をはじめ、ベルギーグルメが注目されているのには理由がある。実は2016年は日本とベルギーが日白修好通商航海条約の調印によって外交関係を樹立した1866年から、ちょうど150年を数える記念の年。年間を通して周年イベントが予定されているが、こうした動きに敏感なグルメウオッチャーたちはすぐさま行動を起こしている。

今年1月、飲食店情報検索サイト「ぐるなび」でユーザーがベルギー料理提供店を探すために「ベルギー」と検索した数が前月比141%を記録した。「美食の国」としても知られている結果だろう。

種類豊富な『ベルギービール』。冬にこそ味わいたい飲み方も!

また、ベルギー料理の検索数アップと連動し、『ベルギービール』も多くの人から注目され、1月の検索数は前月比156%と高い伸び率に。ベルギービールの一番の特徴としては、色、味わい、香りなど個性豊かな種類が数多く存在していることだ。近年の日本におけるクラフトビールブームの流れもあり、まだ体験したことがないベルギービールへの探究心から注目度も上昇しているようだ。

冬ならではのベルギービールの飲み方としては、飲むと体がぽかぽか温まるホットビールが挙げられる。ベルギーでは冬定番の飲み方で、暖めたビールにハチミツやシナモン砂糖を入れて味付けされ、デザート感覚で楽しむことができるのだ。

ベルギーに思いを馳せつつ、「ムール&フリット」と一緒に今年は新たなベルギーグルメを開拓するのにピッタリな一年になりそうだ。

データ集計対象期間:2016年1月と2015年12月を比較