居酒屋の街・野毛が大進化!落ち着いた大人のデートにおすすめの「焼き鳥」「ビストロ」「バー」を厳選
居酒屋の街・野毛デートにおすすめ!ディナーの雰囲気がよいレストランを3軒ご紹介。有名ホテルの元料理長が営むおしゃれなビストロ『Y.S』、焼き鳥を割烹のように品よく楽しめる『炭火焼鳥 榊』、大人のデートにぴったりな隠れ家バー『bar六反』など、センベロのイメージが強い野毛にも、おしゃれなデートスポットは点在。居酒屋好きはもちろん、野毛エリア初心者の人も大満足すること間違いなし。
- レストラン
- 横浜
- 焼鳥
- バー
- ビストロ
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- Summary
- 1.野毛で話題のおしゃれビストロ『Y.S』でブレス産牝鴨ポワレ
2.野毛といえば焼鳥! 焼鳥専門店『炭火焼鳥 榊』の絶品〆のとりそば
3.オシャレすぎる大人の秘密基地『Bar六反』で、オリジナルカクテル福富割を堪能
呑んべえの聖地、野毛。老舗の焼鳥店や立ち飲み居酒屋などの安ウマグルメが立ち並び、近年、女性の支持もアツく、女子会やデート利用が増えつつある。
七輪の上で踊るホルモンとビールを恋人と一緒に楽しむのいいものだが、たまには雰囲気の良いお店でゆっくり語らいたいというのもわがままな乙女の本音だ。でも野毛にそんなお店ある? と思ったみなさん、野毛周辺の実力派かつデート向きのお店を3店厳選してみたので、ぜひ参考にしてほしい。
野毛でフレンチ!? ホテルニューグランドの元総料理長のビストロ 『Y.S』
『Y.S』は、ホテルニューグランドの総料理長(各ポジションの料理長を歴任)を勤めた加藤寛(かとう・ゆたか)さんが腕を振るうフレンチビストロ。物腰柔らかで、ダンディーな笑顔が印象的な加藤さんだが、一度厨房に立てば、あっという間にフレンチの匠の顔になる。
料理は加藤さん一人で担当する。1品1品こだわり抜き、時間と手間を惜しまない。そのため、カウンター8席で、じっくり料理と客に向き合う。そして、一緒にお店に立つ奥様も接客をサポートし、加藤さんを支えている。「肩の力を抜いて、フレンチを楽しんで」という理念のもと、ドレスコードは設けておらず、価格も「野毛プライス」である。
ブレス産牝鴨のソテーに甘酸っぱい太陽が降り注ぐ最高のマリアージュを
リーズナブルといっても、素材に一切の妥協はない。毎日市場へ仕入れに出かけ、旬の魚や野菜を目利きする。鴨肉はフランス・ブレス産の牝鴨を、じゃがいもはインカの目覚めを使用している。メインの鴨、添えている野菜、オレンジピールのソース、その細部にまで手をかけているというのは、一口食べればわかるはずだ。加藤さんは、「非常にクラシックな料理。トゥールダルジャンで提供しているものと可能な限り同様の作り方で作っています」と話す。この料理を野毛プライスで提供しているのは、はっきり言って衝撃である。ワインはバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドがラングドックで造るルビー色のピノ・ノワールと共に堪能してほしい。
加藤シェフの聖域であるキッチンは汚れ一つ見あたらない。ディッシュの美しさもさることながら、このような細かな気配りも客にとっては心地の良いものだ。極上の一皿と加藤さんご夫婦の柔らかな笑顔。ぜひ舌と心を満たす同店の最高のおもてなしを味わってほしい。
【メニュー】
プレス産牝鴨のポワレ オレンジソース2,000円
グラスワイン(ピノ・ノワール)700円
※価格全て税込
Y.S(ワイズ)
- 電話番号
- 045-242-3412
- 営業時間
-
18:00~23:00
定休日:定休日 水曜
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
野毛と言えばやっぱり焼鳥! デートや接待に使いたい 炭火焼鳥 榊
2015年7月10日オープン。店内は落ち着きある白木のカウンターが目をひく。焼鳥を割烹スタイルで提供する同店は、オーナーの為我井敦(ためがい・あつし)さんによって生み出された。20年以上飲食業界に携わり、その経験を活かし満を持して「榊」を開業。修業先は横浜・関内の人気店「鶏炎」である。
「焼鳥は温度が命。炭の管理を徹底。営業中のほとんどは炭の前で焼きに集中しています」と為我井さん。鶏刺やとりそばなどの一品料理は、和食料理店出身のスタッフが一手に引き受ける。この分業こそが、最高の1本を生み出すのに一役かっている。
丸鶏1羽から裁いて残った鶏ガラを使った極上の〆ラーメンを堪能して!
同店の最強の料理は、〆のとりそばである。サイズは一般的なラーメン一杯分の“大”と約2分の1の“小”とから選べる。鶏ガラを6時間じっくり煮込む。塩ベースの特製の返しと合わせ、白髪ネギ、大場、黒白ゴマを散らせば焼鳥屋のラーメンの完成だ。
こちらに来て、「他のラーメン店で〆ようかな」なんて考えはもったいない。濃厚な鶏が口当たりをまろやかにし、特製塩ベースのスープゆえすっきり飲み干せる。塩梅もちょうどよく、お酒を呑んだ体がほしがる味だ。一品料理を担当するスタッフは、「スープにかなりこだわりがあります。薬味に赤、緑、黄の和食の基本色を取り入れ、盛りつけも和の技法を用いて皆様の目を楽しませています」と話す。
ビジネスシーンや記念日、大切な人とのデートなど、榊のもてなす究極の1本を求めて、ぜひ暖簾をくぐってみてほしい。
【メニュー】
とりそば 大700円(小500円)
地酒800円~
※価格全て税込
炭火焼鳥 榊
- 電話番号
- 050-3462-3745
- 営業時間
-
月~土 17:00~23:30(L.O.22:30)
定休日:毎週日曜日 ※※月曜が祝日の場合のみ日曜は営業、月曜定休となります。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
陶芸家兼パンデイロ作家のオシャレバー 時を忘れて酒を愉しむ『bar六反』
野毛から少し離れて、福富町にあるバーを紹介したい。『bar六反』は、陶芸家の六反正吾(ろくたん・せいご)さんがオーナーを務める“大人の秘密基地”と称したバーである。彼はまた、センシヴェルというブランドでパンデイロを制作し、ブラジリアン音楽の神様であるマルコス・スザーノ氏に絶賛された名器を生む作家でもある。
もともと会議室だったという店内は内装を一から作り変え、荘厳で静寂な空間に仕立て上げた。ひぐらしの鳴き声が、営業中の証である。店内には食事のメニュー表はなく、「六反さん、今日は何があります?」と訊くとおすすめを出してもらえるシステムだ。この特別感、わかる人にはたまらないはず。
肉汁をぎゅっと閉じ込めたチキンのグリルは、同店オリジナルの福富割と合わせて
こちらで高い人気の誇るチキンのグリル。ナイフを入れるとカリッとした皮目から、じゅわっと肉汁が溢れ出す。野菜を濾して作るという秘伝の甘辛ソースはお酒のアテにぴったりである。この一皿に合うのは、オリジナルカクテルの福富割である。シソ、ユカリにお酢を加えて味を整えた一杯で、シュージーナチキンを流し込もう。シソとユカリの清涼感に夢中になる人が続出中で、「特許を取った方が良い」なんて声も聞こえるほどだ。
俗世と隔絶されたような時間の経過を忘れさせる店内。この空間自体が“芸術家・六反正吾”の作品と言っても過言ではない。「内装は未完成。これからどんどん理想の空間に仕上げていきたい」と話す。
7月6日、ちぇるる野毛の裏にオープンした「野毛カンピオーネ」の内装も手がけ、早くも話題のお店になりつつある。福富割も提供する姉妹店として、こちらのバーも覗いてみてはいかがだろうか。
※素敵な店内ではありますが、撮影は他のお客様のご迷惑になりますのでご遠慮いただいています。
【メニュー】
チキンのグリル800円
福富割600円
※価格全て税込
Bar六反(ろくたん)
- 電話番号
- 045-262-1123
- 営業時間
-
20:00~24:00
定休日:定休日 木曜
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
(取材・文/カメイアコ)
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