ホッカホカの「肉まん」は炊飯器で作れる!包んでほっとくだけの肉まんレシピが簡単すぎて何度でも作りたい

dressing編集部

Summary
1.炊飯器ひとつで作れる「肉まん」レシピ
2.こねて包んで炊飯器に入れるだけ
3.お食事系からスイーツ系までアレンジレシピも紹介

熱々ジューシーな肉まんは「炊飯器」で作れる!

ひんやりと冷えた風が街を通り抜けていくこの季節、ホッカホカの肉まんを口いっぱいに頬張る喜びは何ものにも代えがたいものがある。自宅でも食べたいけれど、肉まんを買うために寒い思いをしてまで外に出たくない…そんな人に朗報。実は、肉まんは「炊飯器」で作ることができるのだ!
炊飯器だから、下ごしらえした材料を入れて放っておくだけで、簡単に完成してしまう。今回は、炊飯器で作れる「基本の肉まん」と変わり種の「アレンジ肉まん」のレシピをご紹介。

<レシピ>

※炊飯器は5合炊きを使用
■材料(2個分)
【生地】
・[A]薄力粉 … 100g
・[A]ベーキングパウダー … 小さじ1
・[A]牛乳 … 50cc
・[A]ゴマ油 … 大さじ1

【具材】
・[B]合挽き肉 …  150g
・[B]タマネギ(みじん切り) … 1/4個
・[B]ショウガ(すりおろし) … 1かけ
・[B]ニンニク(すりおろし) … 1かけ
・[B]醤油 … 小さじ1
・[B]塩コショウ … 2g

■下準備
・薄力粉とベーキングパウダーをふるって合わせておく。


■作り方(調理時間:40分)
① ボウルに生地の材料Aをすべて入れ、粉と水分をなじませたら、よくこね合わせる。

② 粉っぽさがなくなり、ひとまとまりになったら、ラップをして10分ほど常温で寝かせる。

③ Bの材料をボウルで混ぜ合わせ、丸く成形する。

④ まな板に打ち粉をしたら、②の生地を2等分にし、麺棒で丸く伸ばす。

⑤ 生地の真ん中にを③の半分をのせたら、ひだを作りながら包んでいく。

⑥ 炊飯器に水(分量外100cc)を入れ、クッキングシートを敷いたら⑤をのせ、早炊きにする。炊き上がったら完成。

「肉まん」とひと口にいっても、アイディア次第でアレンジは自由自在。基本をおさえた上で、簡単につくれるアレンジレシピも合わせてご紹介。

1.濃厚ソースにチーズがとろ~り!「デミグラハンバーグのチーズ肉まん」

デミグラスソースの深いコクと、チーズのとろける食感の相性は言うことなしの組み合わせ。挽き肉は生地に包まれた状態でじっくりと火を通されることで、よりジューシーな仕上がりになる。小さい子どもも楽しめる味わいなので、簡単に済ませたいランチなどにもおすすめ。

<レシピ>

■材料(2個分)
【生地】
・[A]薄力粉 … 100g
・[A]ベーキングパウダー … 小さじ1
・[A]牛乳 … 50cc
・[A]ゴマ油 … 大さじ1

【具材】
・[B]合挽き肉 … 150g
・[B]タマネギ(みじん切り) … 1/4個
・[B]パン粉 … 小さじ1
・[B]卵 … 1/2個
・[B]塩コショウ … 2g
・シュレッドチーズ … 20g
・市販のデミグラスソース … 適量

■下準備
・薄力粉とベーキングパウダーをふるって合わせておく。


■作り方(調理時間:40分)
① ボウルに生地の材料Aをすべて入れ、粉と水分をなじませたら、よくこね合わせる。

② 粉っぽさがなくなり、ひとまとまりになったら、ラップをして10分ほど常温で寝かせる。

③ Bの材料をボウルで混ぜ合わせ、丸く成形する。

④ まな板に打ち粉をしたら、②の生地を2等分にし、麺棒で丸く伸ばす。

⑤ 生地の真ん中にを③の半分をのせてデミグラスソース、シュレッドチーズをかけたら、ひだを作りながら包む。

⑥ 炊飯器に水(分量外100cc)をいれクッキングシートをしいたら⑤をのせ早炊きにする。炊き上がったら完成。

2.マヨネーズの酸味があとをひく!「厚切りベーコンのじゃがマヨ肉まん」

ゴロゴロの厚切りベーコンにホクホクのジャガイモを合わせた食べごたえ抜群の一品。ひと口食べればベーコンの燻製の香りが口いっぱいに広がり、あとからマヨネーズの酸味がアクセントとして追いかけてくる飽きの来ない味わい。

<レシピ>

■材料(2個分)
【生地】
・[A]薄力粉 … 100g
・[A]ベーキングパウダー … 小さじ1
・[A]牛乳 … 50cc
・[A]ゴマ油 … 大さじ1

【具材】
・厚切りベーコン … 100g
・ジャガイモ(小) … 2個
・マヨネーズ … 適量
・塩コショウ … 適量

■下準備
・薄力粉とベーキングパウダーをふるって合わせておく。
・厚切りベーコンは1cm角に切る。
・ジャガイモは茹でて潰し、塩コショウで味を調える。


■作り方(調理時間:40分)
① ボウルに生地の材料Aをすべて入れ、粉と水分をなじませたら、よくこね合わせる。

② 粉っぽさがなくなり、ひとまとまりになったら、ラップをして10分ほど常温で寝かせる。

③ まな板に打ち粉をしたら、②の生地を2等分にし、麺棒で丸く伸ばす。

④ 生地の真ん中にジャガイモ、ベーコンをのせてマヨネーズを絞ったらひだを作りながら包む。

⑤ 炊飯器に水(分量外100cc)をいれクッキングシートをしいたら④をのせ早炊きにする。炊き上がったら完成。

3.とろ~りプリンをまるごと包んだ「リンゴとろけるカスタードプリンまん」

ふかふかの生地の中からプリンがとろりと溢れる、スイーツ好きにはたまらない味わい。甘く濃厚なカスタードの風味とリンゴの酸味の相性がよく、互いをひき立ててくれる。柔らかくもシャリッとした食感が残る角切りリンゴが程よいアクセントに。

<レシピ>

■材料(2個分)
【生地】
・[A]薄力粉 … 100g
・[A]ベーキングパウダー … 小さじ1
・[A]牛乳 … 50cc
・[A]オリーブオイル … 大さじ1

【具材】
・リンゴ … 1/2個
・バター … 10g
・プリン … 1個

■下準備
・薄力粉とベーキングパウダーをふるって合わせておく。
・リンゴは角切りにする。


■作り方(調理時間:40分)
① ボウルに生地の材料Aをすべて入れ、粉と水分をなじませたら、よくこね合わせる。

② 粉っぽさがなくなり、ひとまとまりになったら、ラップをして10分ほど常温で寝かせる。

③ まな板に打ち粉をしたら、②の生地を2等分にし、綿棒で丸く伸ばす。

④ 中火で熱したフライパンにバターを溶かし、リンゴをソテーする。

⑤ 生地の真ん中に④のリンゴソテーとプリンをのせたら、ひだを作りながら包む。

⑥ 炊飯器に水(分量外100cc)を入れ、クッキングシートをしいたら⑤をのせ、早炊きにする。炊き上がったら完成。



炊飯器で作る肉まんは、おやつとしても食事としても楽しむことができる程よいボリューム感。基本は炊飯器におまかせなので、下ごしらえさえ済ませておけば、その間にもう一品作ることができるのも嬉しい。自分用にはもちろん、変わり種のおもてなし料理として出しても喜ばれること間違いなしなので、ぜひ試してみてほしい。

<レシピ作者プロフィール>
河瀬璃菜 りな助(料理研究家・フードコーディネーター)
1988年5月8日生まれ。福岡県出身。フードクリエイティブファクトリー所属
「食を通して大切な人との暮らしをもっと楽しく」という意図に基づき、レシピ開発や料理教室講師、イベント企画運営、メディア出演、コラム執筆、執筆プロデュースなど、食に関わる様々な活動を行う。
2014年7月よりフードクリエイティブファクトリーの執筆プロデューサーに就任し、月間40本の記事をプロデュース。
著書「ジャーではじめるデトックスウォーター」「決定版節約冷凍レシピ」「発酵いらずのちぎりパン」など
Blog:http://lineblog.me/linakawase/
   http://foodcreativefactory.com/
Twitter:https://twitter.com/linasuke0508