モッチモチ食感がたまらない! お店のような「生パスタ」が家でも作れる簡単レシピ【アレンジレシピ付】
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- 1.超モッチモチ! 少ない材料で意外と簡単に作れる 基本の生パスタ
2.濃厚クリーミー! カレー粉入り生パスタで作るカルボナーラ
3.生地にもパクチーたっぷり! 半熟玉子がとろ〜り絡まるエスニック生パスタ
意外と余りやすい食材「小麦粉」。特に「強力粉」は、頻繁に料理をする人でないと使用頻度も少なく、一袋あたりの量が多いため、なかなか使いきれないことが多い。
そんなときにぜひ作ってみてほしいのが、「自家製生パスタ」だ。「生パスタはレストランで食べるもの」というイメージが強いかもしれないが、実は少ない材料で、意外と簡単に作ることができる。
さらに、生地に練り入れる材料をアレンジすれば、さまざまなバリエーションの生パスタを楽しむことができる。今回は「基本の生パスタ」の作り方に加え、おすすめのアレンジレシピを紹介していく。さっそくレシピを見ていこう!
1.超モッチモチ! 少ない材料で意外と簡単に作れる「基本の自家製生パスタ」
まずは基本の生パスタの作り方をご紹介。小難しい材料やパスタマシンのような特別な道具は必要なく、身近な材料4つで作ることができる。麺を切る際には、充分に打ち粉をするのが失敗しないコツ。
今回は自家製生パスタと相性抜群の魚介のトマトソースを紹介するが、クリーム系やオイル系など、お好みのソースを絡めてもおいしい!
■材料(2人分)
<パスタ生地>
・強力粉 … 150g
・塩 … 小さじ1/4
・[A]卵1個+水適量(全体で70~80g程度)
・[A]オリーブオイル … 大さじ1
<トマトソース>
・ニンニク … 2かけ
・パセリ … 適量
・アサリ(砂抜き済み) … 150g
・むきエビ … 6尾
・トマト水煮缶 … 1缶(400g)
・オリーブオイル … 大さじ2
・塩コショウ … 適量
■下準備
・ニンニクを薄切りする。
・パセリを粗みじん切りする。
■作り方(調理時間:40分 ※生地を寝かせる2時間は除く)
① ボウルに強力粉、塩を入れて混ぜ、中央をくぼませ、Aを加えて混ぜる。
② 生地がなめらかになるまで10分こねる。まとまりが悪ければ少量の水を足す。
③ ラップで包み、冷蔵庫で2時間寝かせる。
④ 生地に打ち粉(強力粉、適量)をして厚さ1mmに伸ばす。
⑤ 3回折りたたみ、3〜5mm幅に切る。
<ポイント>
3mmより太めに切ってもOK。目安は1cm程度までとすると食べやすいです。
⑥ 強力粉(分量外、適量)を全体にまぶしてほぐす。(ここでパスタ生地は完成!)
⑦ 鍋にたっぷりのお湯を沸かして塩(お湯の量に対して1%)を入れ、⑥を3~4分茹でたらザルにあげる。
⑧ パスタを茹で始めたらフライパンにオリーブオイル、ニンニクを入れて弱火で熱し、あさり、むきエビを加えてさっと炒めたら蓋をし、あさりの口が開くまで3分ほど蒸す。
⑨ アサリとエビを取り出し、トマト水煮を加えて水気が半分になるまで中火で煮詰める。
⑩ アサリとエビを戻し入れ、パスタも加えて混ぜたら塩コショウで味を調える。
⑪ 器に盛り、パセリを散らす。
基本のパスタの作り方をおさえたところで、次はパスタ生地に調味料を加えて風味付けをしたアレンジレシピを紹介。味付きパスタに合うソースレシピも合わせて紹介するので、ぜひ挑戦してみて!
2.濃厚クリーミー&スパイシーな味わいがクセになる! 「カレー生パスタ」のカルボナーラ
カレースパイスを練りこんだパスタで作る「カルボナーラ」のレシピ。モチモチ食感のパスタを噛むたびに、フワッと広がるカレーの香りとチーズの濃厚なコクがたまらない。ここに韓国唐辛子のパンチを加えることで、濃厚さとスパイシーさをあわせ持った絶妙な味わいになる。
■材料(2人分)
<パスタ生地>
・強力粉 … 150g
・カレー粉 … 小さじ1
・塩 … 小さじ1/4
・[A]卵1個+水適量(全体で70~80g程度)
・[A]オリーブオイル … 大さじ1
<カルボナーラソース>
・ニンニク … 2かけ
・ベーコン … 3枚
・卵 … 2個
・生クリーム … 100ml
・パルメザンチーズ … 大さじ2
・味噌 … 小さじ1
・塩コショウ … 適量
・韓国唐辛子(チリパウダーでも可) … 適量
・オリーブオイル … 大さじ2
■下準備
・ニンニクを薄切りする。
・ベーコンを1cm幅に切る。
■作り方(調理時間:40分 ※生地を寝かせる2時間は除く)
① 基本パスタの①〜⑥までと同様に生パスタを作る(①の工程でカレー粉を入れる)。
② 鍋にたっぷりのお湯を沸かして塩(お湯の量に対して1%)を入れ、パスタを茹で始める。
③ パスタを茹でている間に、フライパンにオリーブオイル、ニンニク、ベーコンを入れて弱火で熱し、ニンニクの香りが立ったら卵、生クリーム、パルメザンチーズ、味噌を加えて混ぜて中火で熱し、固まらないようにさらに混ぜ続ける。
④ ③に少しとろみがついたら、①の生パスタを加えて混ぜ、塩コショウで味を調える。
⑤ 器に盛り、韓国唐辛子をふる。
3.パクチー好きにはたまらない! 半熟茹で玉子を絡めて食べる「エスニック生パスタ」
最後に紹介するのは、パクチーを練りこんだ生パスタ。トッピングにもパクチーをのせた、パクチー好きにはたまらない一皿だ。パクチー独特の香りをまとった生パスタは、ナンプラーのうまみ、レモンの香り、ゴマ油の風味が効いたソースと相性抜群。半熟茹で玉子を崩して絡めながら食べると、まろやかな味わいを楽しめる。
■材料(2人分)
<パスタ生地>
・強力粉 … 150g
・パクチー … 15g
・塩 … 小さじ1/4
・[A]卵1個+水適量(全体で70~80g程度)
・[A]オリーブオイル … 大さじ1
<ソース>
・パクチー … 20g
・半熟茹で玉子 … 2個
・豚挽き肉 … 150g
・ゴマ油 … 大さじ2
・ナンプラー … 大さじ1
・ラー油 … 小さじ1/2
・レモン汁 … 小さじ1
・塩コショウ … 適量
■下準備
・生パスタ生地用のパクチーをみじん切りする。
・ソース用のパクチーを2cm幅に着る。半熟茹で玉子は半分に切る。
■作り方(調理時間:40分 ※生地を寝かせる2時間は除く)
① 基本パスタの①〜⑥までと同様に生パスタを作る(工程①でパクチーを入れる)。
② 鍋にたっぷりのお湯を沸かして塩(お湯の量に対して1%)を入れ、パスタを茹で始める。
③ パスタを茹でている間に、フライパンにゴマ油を引いて中火で熱し、豚挽き肉を色が変わるまで炒めたら、ナンプラー、ラー油、レモン汁で味付けする。
④ ①の生パスタと茹で汁を③に加えて、塩コショウで味を調える。
③ 器に④を盛り、パクチーを散らして半熟茹で卵を添える。
ご家庭でも意外と簡単にできる、自家製の生パスタ。麺に練り込む材料を変えるだけで、バリエーション豊かに楽しむことができる。ソースとの組み合わせ次第でアレンジは自由自在。もし小麦粉が余っていたら、自家製の打ちたて生パスタをぜひ作ってみてはいかが?
<レシピ作者プロフィール>
五十嵐ゆかり(管理栄養士・料理研究家)
1987年生まれ、千葉県出身。ご家庭でも簡単に作れるヘルシースイーツや減塩でもおいしく作れる料理のコツなど、日々の暮らしに取り入れやすい健康レシピを提案している。美容や健康にうれしい要素を取り入れたレシピを得意とする。企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、講演、イベント出演、料理教室など、多方面で活動中。魅力発信☆むつざわ未来ラボの一員としての出身地の千葉県長生郡睦沢町のPR、PAKUTASOフリー素材モデルとして福岡県大刀洗町のPRに携わるなど、地域活性化活動にも取り組んでいる。
著書に「食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖」や「発酵いらずのちぎりパン」、「塩レモンでつくる基本のおかず」など。
Blog:http://lineblog.me/igarashiyukari/
Twitter:https://twitter.com/igarashi_yukari
HP:http://foodcreativefactory.com/
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