明日からスタート! 『ムガリッツ』と『noma』出身の二人が渋谷で6日間限定レストランをオープン

dressing編集部

Summary
1.スペインの超名店『ムガリッツ』でスーシェフを務めたレアンドロ・カレイラの料理
2.世界のベストレストラン『noma』ソムリエだった兼子享康がセレクトした特別なナチュラルワイン
3.開催場所は渋谷の大人気フランス料理『ビストロ・ロジウラ』

明日、7月18日(火)から23日(日)までの6日間、渋谷の人気ビストロ『Bistro Rojiura』が特別なレストランになる。

料理は、ポルトガル出身でスペイン・バスク地方にある新時代のガストロノミーの草分けの一軒として知られる『ムガリッツ(Mugaritz)』で3年間スーシェフを務めたのをはじめ、ロンドン『Viajante』ヘッドシェフとしてイギリスの食文化の進展に貢献したレアンドロ・カレイラ。
ソムリエは「世界のベストレストラン50」で4度も第1位となったことで知られるデンマーク・コペンハーゲン『noma』の元ソムリエで、現在は世界をまたにかけて活躍する兼子享康というお互いに気心のしれたタッグとなる。

ポルトガルが産んだ次世代スターシェフ

料理を担当するレアンドロ・カレイラ(Leandro Carreira)は、ポルトガル中部の古都コインブラからほど近いレイリア(Leira)で16歳のときに料理人人生をスタート。その後、リスボンを経て、スペイン・バスク地方にある世界でも最高のレストランのうちの一つとも言われる『ムガリッツ(Mugaritz)』で3年間スーシェフを務めた。
その後、同じポルトガル人でロンドンのスターシェフとして知られるNuno Mendesに呼ばれ彼のレストラン『ヴィアジャンテ(Viajante)』でヘッドシェフとして活躍した。『Viajante』はロンドンでもベストBest50レストランにも入り、現在のイーストロンドンを盛り上げた先駆け的レストランとなったほど。近年はJames Low 率いる『ライルズ(Lyle's)』での仕事や期間限定レストランの出店を行い、ロンドンに自らのレストランの出店準備をしているところ。

日本を代表する異端の新世代ソムリエ

もう一人の主役が元『noma』のソムリエ兼子享康。
高校卒業後、都内のフレンチなどでサービスとしてキャリアスタート。24歳でソムリエ資格を取得後、丸の内『salt東京』でシェフソムリエに。27歳でオーストラリアへ渡り『Bentley restrant + bar』で働き始め、系列の『monopole』でオープニングからソムリエとして従事し、その年のbest wine list of the yearを受賞した実力者。その後ロンドンへ渡り『the clove Club』、そして2014年より世界的に注目されるレストラン『noma』のソムリエを務めた。今年に入ってからもその圧倒的なナチュラルワインに関する造詣の深さを買われ、表参道ヒルズ『フラテリパラディソ』においてオープニング期間限定でスタッフを務めた。
現在、海外でのレストランオープニングの準備中で、世界中を飛び回る中、今回のイベントを企画した。

ポルトガル&スペインにロンドンのエッセンスを

『Lyle's』のジェームス・ロウや『Koya』の山崎純哉といったトップシェフたちとの親交も深く、互いに研鑽を積んできたことで料理業界にイノベーションをもたらしてきたレアンドロ。自身のレストランオープンに向けて準備を重ねているタイミングで日本に立ち寄り、友人の兼子享康とセッションすることで今回のポップアップレストランの開催が決定した。
ヨーロッパとアフリカを繋ぐポルトガル・スペインの地で築き上げられたスタイルに、ロンドンのエッセンスが加わったレアンドロの料理と旧世代のソムリエでは太刀打ちできないナチュラルワインの経験値を持つ兼子のセレクトするワインのセッションが楽しめる貴重な機会だ。

日程:7月18日(火)~23日(日)
時間:18:00~22:00L.O.
料理代:8,000円
場所:Bistro Rojiura 東京都渋谷区宇田川町11-2 1F
電話 : 03-6416-3083

※最終日の22日は、予約無しで12時からアラカルトのカジュアルなスタイルで夕方遅くまで営業の予定。

Bistro Rojiura

住所
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町11-2 1F
電話番号
03-6416-3083

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。