20~30代向けのメニューに一新!「リーズナブルでうまい店」に生まれ変わった鉄板焼店
※この店舗は閉店しました
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- Summary
- 1.西麻布にある鉄板焼『NAGAOKA SAKUMO』が若者向けにメニューを一新
2.コンセプトは「ちょっと背伸びをすれば西麻布で飲める店」
3.肉料理だけでなく、お好み焼き・焼きそばも、絶対に食べておきたい!
西麻布にある『NAGAOKA SAKUMO』。一見ファッションブランド名のようだが、実は鉄板焼きの店である。店主の長岡作茂さんは、会社員を辞めて1999年に神戸でお好み焼き店をはじめた。その後再び企業に勤めるが、2013年に飲食の世界に戻り、西麻布に鉄板焼『NAGAOKA SAKUMO』をオープンさせるという、料理人の中でも異色の経歴の持ち主だ。
『NAGAOKA SAKUMO』は20席ほどの空間で、テーブル席とカウンター席がある。オープン以来、知る人ぞ知るプライベート空間として40~50代に人気があり、常連を中心に営業してきた。しかし逆をいえば、若い人は来店しづらかったということ。そこで、2017年8月23日よりメニューを一新! 20~30代に喜ばれそうなメニューを加え、更にリーズナブルに楽しめる価格帯まで下げるというのだ!
若者向けのメニューに一新!価格帯もリーズナブルに
今回は、たくさんある新メニューの中から、おすすめの4品を紹介したい。
まずは「鉄板カラスミポテトサラダ」。
やわらかく茹であげた男爵イモを、さらに鉄板の上で焼いて、香ばしさをプラスしている。「ポテトサラダは若い人に喜ばれるだろうと思って。普通のポテトサラダではつまらないから、鉄板焼きの店らしいアレンジを加えました」と長岡さん。玉ネギのスライスを混ぜ込み、自家製のマヨネーズで和える。仕上げの味付けは塩ではなく、カラスミを使用。塩気とうまみのバランスが絶妙で、酒に合う一品だ。
続いて、鉄板焼きメニューから「ながおかのハンバーグ」を紹介したい。
実は、過去に裏メニューとして人気だった料理で、期間・数量ともに限定だったが、今回からレギュラーとして提供される。
『NAGAOKA SAKUMO』では和牛を一頭買いしているため、必然的に端肉が出てしまう。その端肉をミンチにし、自家製のデミグラスソースをかけて、“まかない料理”として食べていた。ある日、お客様からの「ハンバーグが食べたい」という要望から、このハンバーグを提供したところ大絶賛されたという。実はその方は某料理雑誌の副編集長だった。その後このハンバーグが雑誌に掲載され、たちまち話題になったが、レギュラーにできるほどの肉を確保できず、裏メニューのままだったという料理だ。
『NAGAOKA SAKUMO』に来たら、肉料理だけでなく「お好み焼き」も食べてもらいたい。「ヘルシーで若い人に人気の野菜を使ったお好み焼きも、今回メニューに加えました」(長岡さん)というのは、「ケールのお好み焼き」。
ケールは「野菜の王様」と呼ばれるほど栄養価が豊富で、見た目と食感がキャベツに似た野菜。キャベツを使ったお好み焼きと差別化を図るために、ケールの切り方を工夫しているという。
シメに食べたいのは「卵かけ焼きそば」だ。これは長岡さんが生み出した創作料理で「卵かけご飯の焼きそば版」という。
溶き卵の中に麺を入れ、それを鉄板で焼くと、半熟の卵が麺に絡まった焼きそばができあがるというわけだ。これは今までありそうでなかったメニューである。
ちょっと背伸びをすれば西麻布で飲める!
「メニューを一新させ、コンセプトも『ちょっと背伸びすれば西麻布で飲めるお店』を目指します。普段は渋谷で飲んでいる若者も、たとえば旧友と再会するときなどは、ちょっといいお店に行きたいはず。そんな時に来てくれたら嬉しいね」と長岡さんは話す。
少人数のグループで来るのもよし、カウンター席に座って、人生経験豊富な長岡さんの話を聞きながら食事をするのもよし。今まで西麻布を敷居が高いと敬遠していた人こそ、新しい『NAGAOKA SAKUMO』に一度足を運んでみてほしい。
【メニュー】
鉄板カラスミポテトサラダ 600円
ながおかのハンバーグ 1,200円
ケールのお好み焼き 1,200円
卵かけ焼きそば 1,600円
※価格は税込
NAGAOKA SAKUMO[閉店]
- 営業時間
-
17:30~24:00(22:00以降の入店可)
定休日:日曜日・祝日(貸切の際は営業)
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
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