個性的な空間で楽しむアフタヌーンティー! フードがおいしく、ヘルシーなセットもあると話題
【連載】NYスタイル、進行形 世界最新の食トレンドを生み出し続ける、ニューヨーク。日々新しいスタイルが提案されるこの街で、生き残るのは至難の技。そんなニューヨークのトレンドに敏感な街の「賢人」の琴線に触れた店とは?
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- 1.コンテンポラリーアートとヴィンテージが融合した空間で過ごすアフタヌーンティーが話題
2.美しいプレゼンとたっぷりな量のフードに女子が釘付け
3.クリスマス向けスイーツが可愛いすぎる
ホテルの共同オーナー兼デザインディレクターが内装デザイン
アフタヌーンティーといえばイギリスだが、ニューヨークでもアフタヌーンティーを楽しめるレストランはいくつかある。その中で、特に多くの女性を魅了しているニューフェイスが「コンテンポラリーなアートとデザインの賞賛」をコンセプトとしている「THE WHITBY HOTEL(ザ・ウィットビー・ホテル)」のアフタヌーンティーだ。フードのおいしさと見た目の美しさもさることながら、インテリアが可愛くてユニークと評判を集めている。
「ザ・ウィットビー・ホテル」にティールームがオープンしたのは、2017年2月末。『ザ・オランジェリー』と名付けられたティールームは、昼間は自然光が差し込み、夜はロマンチックなキャンドルが気分を盛り上げる。インテリアデザインを手がけたのは、「ザ・ウィットビー・ホテル」の親会社である『ファームデール・ホテルズ』の共同オーナー兼デザインディレクターのキット・ケンプ氏。英国アートに造詣が深く、著書本も出しているテキスタイル(織物デザイン)、ハウスウエアーズ(生活雑貨)、フレグランス(芳香)のデザイナーである。
大胆な柄と配色がアーティスティックな椅子カバー、ロンドンのテキスタイル会社『クリストファー・ファー・クロス』とコラボした壁紙は、ケンプ氏がデザインした。
天井から吊り下げられているのは、ガラスのシェードと1970年代につくられたオウムのフィギュアがのった直径2mの鉄のシャンデリア。壁にはニューヨークのアイコン的建物や橋をハンドエッチングで描いた陶製の花瓶40個と、80枚近いヴィクトリア調の陶製の皿がディスプレイされている。ポップアートとヴィンテージをセンスよく融合した空間が広がっているのだ。
2人で1人分をシェアするのがちょうどいいボリューム
アフタヌーンティーは、肉やシーフードを含む伝統的な「ザ・ウィットビー・アフタヌーンティー」と、グルテン、乳製品、卵、精製された砂糖を使っていない「ヘルシー・アフタヌーンティー」があり、それぞれ1人前45ドル。といっても、1人で食べるにはかなりの量なので、2人で1つをシェアしてランチ代わりに食べて十分おなかがいっぱいになる。
特に人気が高いのは伝統的なキュウリのサンドイッチ、スコーン、グリュイエールチーズのグジェール(チーズ風味のシュー皮)。お茶は紅茶だけでなく、緑茶やジャスミンティー、ルイボスティー、ハイビスカスティーなどもある。
シーズン中には、クリスマスにピッタリの可愛いスイーツも登場
クリスマスシーズンは、クリスマスに合わせた可愛いフードもミックスされる。可愛すぎて食べるのがもったいないようなスイーツは見逃せない!
さらに、英国貴族ドラマ「ダウントン・アビー」にちなんだ展覧会が近所で開催されていることから、1月31日までこのドラマにちなんだアフタヌーンティーも用意している。展覧会のVIPチケットとアフタヌーンティーをセットにした1人89ドルのコースもある。
モダンアートの世界でアフタヌーンティーを楽しめる。ニューヨークならではの体験といえるかもしれない。
【メニュー】
THE WHITBY AFTERNOON TEA(ザ・ウィットビー・アフタヌーンティー) $45.00
HEALTHY AFTERNOON TEA(ヘルシー・アフタヌーンティー) $45.00
The Whitby Hotel(ザ・ウィットビー・ホテル) ザ・オランジェリー
- 電話番号
- 212-586-5656
- 営業時間
-
7:00~23:00(ただし、アフタヌーンティーは11:00~17:00)
定休日:無休
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
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