スポンジ生地の中には、とろ~りホイップクリーム! とろけるおいしさの「生パウンドケーキ」の作り方
- レシピ
- スイーツ
はてぶ - LINE
- Summary
- 1.次のブームはこれ! 「生パウンドケーキ」の基本の作り方
2.ラズベリーとビターチョコレートの組み合わせが大人味!「生チョコパウンドケーキ」
3.クルミのザクザク食感がアクセント!「抹茶のモンブラン風生パウンドケーキ」
手作りスイーツのレシピは数あれど、今じわじわとブームが来ているのが「生パウンドケーキ」。
生パウンドケーキとは、パウンドケーキ型でふんわり焼き上げた生地の中に、ホイップクリームをたっぷりと詰めた新感覚スイーツのこと。
ひと口食べると、柔らかいパウンド生地とホイップクリームが絶妙にとろけ合う、極上の口溶けを楽しむことができる。
生地とクリームそれぞれをアレンジするだけで味の印象ががらりと変わるため、アイデア次第で楽しみ方は無限大。それではさっそく、基本の作り方とオススメのアレンジレシピを紹介していこう。
■パウンド生地の中にホイップクリームがたっぷり! 基本の「生パウンドケーキ」の作り方
「生パウンドケーキ」の作り方は、実はとってもシンプル。パウンド生地を柔らかく焼き上げ、中にホイップクリームを注入するだけ。使用する道具も、パウンド型と太めのストローさえあればOKだ。
持ち運ぶ時に形も崩れにくいので、手土産としてもオススメ。まずは、基本の「生パウンドケーキ」から作ってみてほしい。
■材料 (18cmのパウンド型1本分)
<パウンド生地>
・[A]薄力粉 … 80g
・[A]ベーキングパウダー … 小さじ1
・溶き卵 … 2個分
・生クリーム … 100ml
・グラニュー糖 … 50g
・バニラオイル … 適量
<クリーム>
・[B]生クリーム … 100ml
・[B]グラニュー糖 … 15g
・ラム酒 … 大さじ1/2
■作り方 (調理時間:75分)
① Aはあわせてふるっておく。型にクッキングシートを敷いておく。オーブンを180℃に予熱する。
② ボウルに生クリームとグラニュー糖を入れ、泡立て器で6分立て(持ち上げるとトロトロと落ち、落ちた跡が残らずすぐに消えるくらい)まで混ぜ合わせる。
③ ②に溶き卵を2回に分けて加え、その都度よく混ぜる。
④ ふるっておいたAを③に入れ、ヘラで粉っぽさがなくなるまで、切るように混ぜる。バニラオイルをお好みで適量加える。
⑤ ④を型に流し入れ、型を持ち上げてトントンと下に落とし空気を抜き、180℃に予熱したオーブンで30分焼く。
※10分ほど焼いて表面が乾いてきたところで、果物ナイフなどで真ん中に1本切れ目を入れる。
※焦げそうになったら表面をアルミホイルで覆う。
⑥ 焼きあがったら、型からはずしてケーキクーラーに乗せ、冷ます。重力で形が崩れそうであれば、横に寝かせて冷ましてもよい。
⑦ ボウルにBを入れて泡立てる。7分立てでややもったりと泡立ったところでラム酒を加え、やわらかめの角が立つ8分立てまで泡立てる。口金をつけた絞り袋に入れる。(口金の形はなんでもOK)
⑧ ⑥が完全に冷めたら、作業台の上に立てて置き、面の真ん中に太めのストローを差し込み、生地の長さの半分位まで差し込んでいく。反対側も同様にして穴を開ける。(ストローに詰まった生地はあとで使用するので取っておく)
⑨ 片面から口金を差し込み、ケーキ全体からクリームがでないように注意しながら、クリームの半量を絞り込んでいく。ひっくり返して同様にクリームを詰める。
⑩ 詰め終わったら⑧で取っておいた生地で蓋をし、冷蔵庫で30分程冷やす。
⑪ お好みのサイズに切り分けていただく。
スポンジ生地の中にクリームを入れる工程もおもしろい「生パウンドケーキ」。
続いてアレンジレシピも紹介していこう。
■中からラズベリーが顔を出す!「生チョコパウンドケーキ」
ラズベリーとビターチョコレートの組み合わせが楽しめる大人味のアレンジ。パウンド生地をチョコレートでコーティングするため、見た目も味もリッチな仕上がりになる。
甘酸っぱいラズベリーとビターなチョコレート、そして優しい甘さの生クリームの3種のハーモニーで、甘いものが苦手な男性にもオススメなアレンジだ。
■材料(18cmパウンド型1台分)
<ラズベリージャム>
・[A]ラズベリー(冷凍) … 40g
・[A]グラニュー糖 … 20g
<パウンド生地>
・[B]薄力粉 … 70g
・[B]ココアパウダー … 20g
・[B]ベーキングパウダー … 小さじ1
・溶き卵 … 2個分
・生クリーム … 100ml
・グラニュー糖 … 60g
<クリーム>
・[C]生クリーム … 100ml
・[C]グラニュー糖 … 15g
・キルシュヴァッサー … 大さじ1/2
<コーティング>
板チョコ(ブラックチョコレート) … 300g
■作り方(調理時間:90分)
① Aのラズベリーは解凍し、小さい鍋に入れてグラニュー糖(20g)をふりかける。弱火にかけ、10分煮たら冷ましておく。
Bはあわせてふるっておく。パウンドケーキ型にクッキングシートを敷いておく。
② ボウルに生クリームとグラニュー糖(15g)を入れ、泡立て器で6分立てまで混ぜ合わせる。
③ ②に溶き卵を2回に分けて加え、その都度よく混ぜる。
④ Bを入れ、ヘラで粉っぽさがなくなるまで、切るように混ぜる。
⑤ ④を型に流し入れ、型を持ち上げてトントンと下に落として空気を抜き、180℃に予熱したオーブンで30分焼く。
※10分ほど焼いて表面が乾いてきたところで、果物ナイフなどで真ん中に1本切れ目を入れる。
※焦げそうになったら表面をアルミホイルで覆う。
⑥ 焼きあがったら、型からはずしてケーキクーラーに乗せ、冷ます。重力で形が崩れそうであれば、横に寝かせて冷ましてもよい。
⑦ ボウルにCを入れ、7分立てでややもったりと泡立ったところで①のラズベリーとキルシュヴァッサーを加え、やわらかめの角が立つ8分立てまで泡立てる。口金をつけた絞り袋に入れる。
⑧ ⑥が完全に冷めたら、作業台の上に立てて置き、面の真ん中に太めのストローを差し込み、生地の長さの半分くらいまで差し込んでいく。反対側も同様にして穴を開ける。(ストローに詰まった生地はあとで使用するので取っておく)
⑨ 片面から口金を差し込み、ケーキ全体からクリームが出ないように注意しながら、クリームの半量を絞り込んでいく。ひっくり返して同様にクリームを詰める。
⑩ 詰め終わったら⑧の生地で蓋をし、冷蔵庫で30分程冷やす。
⑪ コーティング用のチョコレートを湯煎で溶かし、ケーキクーラーに乗せたままパウンドケーキをバットに置き、チョコレートを上から流しかけ、冷蔵庫で30分程冷やす。
■クルミの食感がアクセント! 香り豊かな「抹茶のモンブラン風生パウンドケーキ」
香り豊かな抹茶、濃厚なマロンクリーム、香ばしいクルミ。ふんわり柔らかなパウンド生地に、それぞれの風味が混ざり合う和風アレンジだ。
飽きのこない上品な甘さなので、緑茶やほうじ茶に合わせて、ゆったりとした時間を過ごしてほしい。
■材料(パウンド型1台分)
<パウンド生地>
・[A]薄力粉 … 75g
・[A]抹茶パウダー … 10g
・[A]ベーキングパウダー … 小さじ1
・溶き卵 … 2個分
・生クリーム … 100ml
・グラニュー糖 … 50g
・バニラオイル … 適量
<クリーム>
・クルミ … 15g
・生クリーム … 100ml
・マロンクリーム … 50g
■作り方(調理時間:90分)
① Aは合わせてふるっておく。型にクッキングシートを敷いておく。オーブンを180℃に予熱する。
② ボウルにグラニュー糖と生クリームを入れ、泡立て器で6分立てまで混ぜ合わせる。
③ ②に溶き卵を2回に分けて加え、その都度よく混ぜる。
④ Aを入れ、ヘラで粉っぽさがなくなるまで切るように混ぜる。バニラオイルを適量加える。
⑤ ④を型に流し入れ、型を持ち上げてトントンと下に落とし空気を抜き、180℃に予熱したオーブンで30分焼く。
※10分ほど焼いて表面が乾いてきたところで、果物ナイフなどで真ん中に1本切れ目を入れる。
※焦げそうになったら表面をアルミホイルで覆う。
⑥ 焼きあがったら、型からはずしてケーキクーラーに乗せ、冷ます。重力で形が崩れそうであれば、横に寝かせて冷ましてもよい。
⑦ クルミを1/4くらいの大きさに切る。マロンクリームはボウルに入れて固かったらヘラで柔らかくしておく。中に入れるクリーム用の生クリームを8分立てにし、マロンクリームを加えてまぜる。
⑧ ⑥が完全に冷めたら、作業台の上に立てて置き、面の真ん中に太めのストローを差し込み、生地の長さの半分位まで差し込んでいく。反対側も同様にして穴を開ける。(ストローに詰まった生地はあとで使用するので取っておく)
⑨中に入れるクリームに刻んだクルミが均等になるように、まず半量のクリームにクルミ半量を加える。片面から口金を差し込み、ケーキ全体からクリームがでないように注意しながら絞り込む。
⑩ 詰め終わったら⑧の生地で蓋をし、冷蔵庫で30分程冷やす。
今注目の「生パウンドケーキ」レシピを紹介した。
ひと手間加えるだけでさまざまなアレンジが楽しめる上、作る工程もおもしろいので、一度作ればきっとリピートしたくなるはず!
年末年始のおもたせにも使えるので、さっそく挑戦してみてはいかが?
【レシピ作者プロフィール】
レシピ制作:フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
イベントなどを手がけています。
HP:http://foodcreativefactory.com/
Twitter:https://twitter.com/fcf_staff?lang=ja
Instagram:https://www.instagram.com/foodcreativefactory/
はてぶ - LINE