1日400本売れる!ふんわりもっちり小豆入り食パンが大人気!『高級食パン専門店 あずき』【二子玉川】

Kyoko Maruyama

Summary
1.パン激戦地の東京・二子玉川に『高級食パン専門店 あずき』がオープン
2.1日400本売れる“高級食パン”はデパートの催事でも即完売の人気ぶり!
3.食パンは1枚からでも購入可能。お土産に最適な「紅白食パン」も用意

パン激戦地・二子玉川に、また一つ注目のパン屋が誕生

多摩川が流れ豊かな自然を感じられる人気エリア・二子玉川。駅前には巨大複合施設があり、ショッピングや食事を楽しむ子育て世代で賑わっている。

駅から少し歩くと、スペイン王室御用達の『Mallorca(マヨルカ)』、フランスパンの名店『ビゴの店 オ・プティ・フリアンディーズ』、和風パンが人気の『HAMADA-YA(ハマダヤ)』など、人気のパン屋があちこちにある。そんなパン激戦地・二子玉川に、2018年7月14日誕生したのが、『高級食パン専門店 あずき』だ。

場所は「玉川高島屋S・C南館」の裏手、東急電鉄・二子玉川駅から徒歩2分の好立地。駅前の喧騒から離れた落ち着いた通りの一角だ。
ガラス貼りで明るい店内は、白と黒を基調とした和モダンな雰囲気。


同店のパンは大阪・天満のイタリア料理店『トラットリア アルチェントロ』(現在は閉店)を手掛けたシェフ・本窪田雅文さん、パン職人歴20年の製造マネジャー・中川敏さん、同店店主・村田まゆみさんの3人がタッグを組んで、作り上げた自信作。

「おいしいものを知り尽くした二子玉川エリアのお客様に“おいしい”と認めてられてこそ本物だと思っています」と店主の村田まゆみさん(写真上)。

素材やレシピにこだわったおいしいパンを提供することで、日々の生活を豊かで幸せなものにしたいという。

ラインナップは、食パン2種類のみ!

『高級食パン専門店 あずき』はプレーンとあずき入りの食パンの2種類のみを販売している。

▲プレーンタイプの「SHIRO食パン(1.5斤)」(写真上)

「SHIRO食パン」は極上のふわふわ感としっとりとした生地のキメの細かさが印象的。耳には適度な食感があり、ほのかに甘く芳ばしい香りが漂う。シンプルだがしっかりと小麦の風味を感じられるので、なにもつけず、そのままのおいしさを味わうのが一番の贅沢だと実感できる逸品だ。

▲あずき入りの「AZUKI食パン(1.5斤)」(写真上)

店名でもある“小豆”入りの「AZUKI食パン」は、1日に400本も売れる人気の品。デパートの催事では、販売して10分ほどで完売する人気ぶり!

食パンに“あんこ”を練りこんでいるお店は多いが、“小豆”を練りこんでいるところは少ない。計算し尽くされたバランスで配合された小豆によって、小豆本来のうまみとすっきりとした甘さが感じられ、あっという間に1.5斤を平らげてしまいそうになる。

口に入れた瞬間、ほんのりと広がる小豆の風味、かむほどに楽しめるやさしい甘み、もっちりとした食感が最大の特徴だ。

贅沢にもそのまま手でちぎらせていただくと、驚くほど柔らかくもちもちとした生地!
パンのおいしさは小麦粉の素材や品質だけでなく、製法によってもここまで違いが出るのかと、衝撃を受ける人も多い。

おいしさの秘密は手間ひまかけた「炊き種製法」

同店自慢のパンは、「炊き種製法」というこだわりの製法によって生み出されている。

「炊き種製法」とは、小麦にたっぷりの熱湯を加えおかゆのような状態にしてから、丁寧に練り上げた生地を一晩寝かし、翌日に焼き上げる製法のこと。このように発酵させることで小麦粉本来の甘さや独特のもっちり感を引き出すという。
小麦粉は食パンのおいしさと小豆とのバランスを追求した、北米産の高級小麦をベースに独自にブレンドしたものを使用している。

「AZUKI食パン」は一口食べた時のちょうど良い甘みと食感を表現するため、収穫量が少ない小粒の“北海道産小豆”を使用。

食パンの柔らかさと優しいミルク感を演出するためにヨーグルトも入っている。さらにマスカルポーネチーズを加えることで、自然な甘みと上品なコクと深みを引き立たせている。アレルギーを持つこどもにも対応するため、卵は不使用。

▲焼き上がりのパンが並んだ店内はふんわりと甘くミルクの香りが漂う

まずは「生」を味わって! 『高級食パン専門店 あずき』のおすすめの食べ方

『高級食パン専門店 あずき』のおすすめの食べ方は、1日目はそのまま生で食べ、2日目はトースターで焼いて味わい、3日目以降は冷凍するのがいいそうだ。

生で食べるおいしさも格別だが、トースターで焼くこともおすすめしたい。
外側はサクッ、中はしっとり、ふんわりの食感。さらにバターをつけて食べると小豆の甘さにバターの塩っぱさとコクが合わさり、小麦の香りと幸福感が口いっぱいに広がる。

可愛いパッケージはプレゼントに最適! スライス1枚でも購入可能

▲ロゴは“水引”をイメージしている(写真上)

「AZUKI食パン」1本売りの場合は、黒帯を結びスタイリッシュに(写真上・左)。2本セットの場合は、小豆入りに赤帯(同・中央)を、プレーンタイプには白帯(同・右)をつけて「紅白食パン」として提供される。

“小豆”は日本古来から、お祝い事になくてはならないおめでたい食材。そして“紅白”は、日本人にはおなじみのおめでたい配色。また、水引には家族や食卓を囲む人が笑顔になり、より良い関係を「結ぶ」という意味合いも。そんな「紅白食パン」は縁起がよく可愛らしいと大好評。気の利いたお土産として喜ばれること間違いなしのセットだ。

さらに、一斤売りが多い食パン専門店の中ではめずらしく、同店ではスライスの食パンも販売している。厚さは約2.5~2.6mm、4枚切りと5枚切りの間のサイズとなっている。ひとり暮らしで一斤は食べきれない、少しだけ味見をしてみたい、焼きたてのふわふわ感をたのしみたいなど、さまざまなニーズにこたえてくれる。

現在はインターネット販売は受け付けていない。不定期でデパートの催事などで買うこともできるが、常設店舗は二子玉川店のみ。

早くも人気の『高級食パン専門店 あずき』、今のうちにぜひ押さえておきたい。


撮影:Kyoko Maruyama


【メニュー】
AZUKI食パン  1.5斤 1,200円
SHIRO食パン 1.5斤  850円
紅白食パン   1.5斤(2本セット) 1,900円
▼スライス
AZUKI食パン  1枚切り 250円
        2枚切り 500円
        3枚切り 700円
SHIRO食パン  1枚切り 200円
        2枚切り 400円
        3枚切り 550円
※価格はすべて税込

高級食パン専門店 あずき 二子玉川店

住所
〒158-0094 東京都世田谷区玉川3-9-3 ストリーム タマガワ1階B号室
電話番号
03-6431-0302
営業時間
10:00~20:00
定休日:なし
公式サイト
公式ページhttps://www.shokupan-azuki.jp

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。