九州最後のソウルフード、鉄板焼肉が東京へ! 最強の福岡メシの専門店 経堂『大当り』
- レストラン
- 東京
- 経堂・千歳船橋・成城学園前
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- 焼肉
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- Summary
- 1.九州を代表するローカルフード、「福岡メシ」のラスボスが経堂に登場
2.メニューに書かれているのは肉とメシの量だけ、鉄板焼肉に特化した専門店
3.数種類のスパイスと自家製味噌をブレンドした「特製辛味噌」で、食欲無限大
数々の下克上を果たした福岡メシ最後の刺客が、経堂からブレイク中
豚骨ラーメンのブームに始まり、ホルモン女子を急増させたもつ鍋、そして讃岐うどんと対極を成す柔らかい博多うどんの登場で収束期を迎えたかに思えた九州を代表するローカルフードである福岡メシ。
ここに来て、ラスボス的な最後の刺客の出現が街の話題になっている。
その正体は鉄板焼肉の専門店、『大当り』。コアな福岡である、南福岡や博多周辺で熱狂的なファンを持つ刺激的なローカルフードだ。
焼肉と言っても、七輪やガスグリルを前に自分で焼くタイプではない。強烈な火力と熟練の手際で仕上げられ、熱々の鉄板に乗せられた焼肉が目の前に運ばれて来るシステムだ。
強烈なニンニクの匂いと共に登場する料理は、たくさんのキャベツとたっぷりの豚ハラミが炒め合わせられたもので、一見ヘルシーな肉野菜炒めに見える。
しかし、その味は見た目とは正反対、エッジが効きまくった究極のソウルフードだ。
その秘密は、付け放題で卓上に置かれている特製辛味噌にある。数種類のスパイスと自家製味噌をブレンドした鉄板焼肉に欠かせない立役者だ。
辛味噌の使い方にも、独特の作法が存在する。卓上に何気なく置いてある、ジェンガ(テーブルバランスゲーム)のような角材。これを鉄板の片方に忍ばせ、傾斜を作る。
傾斜の下に溜まった肉とキャベツのうまみいっぱいの油に、特製辛味噌を好きなだけ溶き、付けながら食べる。
そのとたん、白メシも、ビールやサワーも、無限ループを繰り返させる危険な料理が誕生する。
そんな福岡メシ最後の隠し球を東京に持込んだのは、ゴッちゃんこと後藤邦彦さん。
恵比寿『蟻月』を皮切りに、東京にもつ鍋ブームを引き起こした中心人物だ。
そんな彼が飲食業界20余年の集大成として東京に上陸させたのが、福岡生まれの彼自身が子供の頃から愛してやまないソウルフード、鉄板焼肉だ。
もともとブラジル移民だった沖縄出身のおばあちゃんが、福岡市南東、春日にある陸上自衛隊第四師団福岡駐屯地前で始めたと言われる鉄板焼肉。そこの出身者たちが完成させたのが今のスタイルだ。
一度食べたら忘れられない、リピーター率抜群の鉄板焼肉は沖縄と台湾、そしてブラジルの味がチャンプルーした多国籍スーパーソウルフードだ。
肉の量とメシの量だけが書かれた、シンプル極まりないメニュー。
ほかには「酢もつ」と「チキンジャーキー」など、料理を待つ間のアテしか存在しない。
ランチタイムには、「中」までのメシが無料、味噌汁も付いて来る。
もつ鍋ブームの仕掛人が勝負を賭ける福岡メシの最終兵器、
鉄板焼肉を食べに経堂まで出かける人たちが今後急増するに違いない。
【メニュー】
焼肉 1人前/880円、1.5人前/1,280円、2人前(ダブル)/1,720円、3人前(トリプル)/2,600円
めし(みそ汁付) 小/150円、中/200円、大/250円、特大/300円(ランチタイムには中まで無料、大50円、特大100円増)
ビール 500円
サワー類 400円
本格焼酎 各種350円
ホッピー 500円
本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
鉄板焼肉 大当り
- 電話番号
- 03-3439-8929
- 営業時間
-
ランチ:11:30~15:00(L.O.14:30)、ディナー:18:00~23:00(L.O.22:30)(※いずれも無くなり次第終了)
定休日:年中無休
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
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