【保存版レシピ】料理で海外旅行! 現地へ行った気分になれちゃう本格レシピ8選

dressing編集部

Summary
1.【朝食】休日でも少~し早起きして、台湾とフランスの定番朝ごはんにチャレンジ!
2.【昼食&おやつ】絶品ランチは中国とアメリカ、おやつはヨーロッパのお洒落スイーツ!
3.【夕食】ディナーはじっくり時間をかけて、その国らしさも味わおう

家で過ごす時間が増えて、ぜひオススメしたいのが、料理! いつもと違った世界の定番料理にトライして、料理で旅行気分を味わってみるのはいかが? さて、料理で何カ国巡れるか、チャレンジ!

1.現地では行列店も! 台湾の定番朝ごはん「鹹豆漿(シェントウジャン)」

台湾で大人気なのが、豆乳を使った「鹹豆漿(シェントウジャン)」。現地で食べたことのある人も、食べるのが初めての人でも、豆腐好きな日本人なら親しみやすい味わいなので、試してみてほしい。酢だけで固めたふわっふわの食感と滋味深さに、思わずホッとしてしまうはず。温めた豆乳に酢を合わせ、味をつけるだけ、というステップの簡単さも、朝ごはんにピッタリだ。

もし本場さながらに仕上げるなら、台湾食材の油篠(揚げパン)や油葱酥(フライドシャロット・赤ネギ)、肉髭(豚肉でんぶ)などをトッピングしてみよう。

2.トッピング自由自在。フランス・ブルターニュ地方の郷土料理「そば粉のガレット」

遅く起きた朝でも、しっかり食事は摂りたい。そんな方にはガレットブランチがオススメ。「ガレット」はもともとは“円く薄いもの”という意味で、クレープの元にもなった、フランス北西部ブルターニュ地方の郷土料理。そば粉を使ったものをさすことが一般的で、野菜やチーズ、卵、ハムなどの肉類、魚などをのせて食事系としても楽しめるのが魅力!
 
ガレット生地は一晩寝かせるのがポイントなので、前日の夜に仕込んで、焼くだけにしておこう。サラダ風に野菜をたっぷりトッピングして優雅に頬張れば、思わず「セ ボン!」と口をついてしまうはず!

3.中国ならやっぱり飲茶ランチ! 肉汁あふれ出るジューシー「焼き小籠包」

中国といったらやっぱり「点心」は外せない。おかず系の甘くない鹹点心(シエンティエンシン)から甘い甜点心(ティエンティエンシン)までさまざまあれど、日本人も大好きなのが、小籠包。上海が発祥といいわれる、小さな肉まんを蒸しあげたもの。これを厚めの皮で作り、カリッと焼き上げたのが焼き小籠包。

こんがりきつね色の焼きたてにかぶりつけば、中からじゅわ~っと肉汁があふれ出て、肉のうまみが口いっぱいに広がる。この幸福感を味わうためのキモとなるのは、やはり肉。ひき肉を使うのではなく、良質のブロック肉を粗みじんに刻み、肉々しい食感を残すのだ。せっかくの休日、ランチビールと一緒に楽しみたい!

4.アメリカのおふくろの味! 濃厚チーズがたまらない「マカロニ&チーズ」

アメリカの子どもたちから絶大な支持を得る“ママの味”、マカロニ&チーズ。マカロニに、とろ~り濃厚なチーズソースをたっぷりからめたもので、オーブンいらずで手軽に作れ、お腹もいっぱいになることから、家庭だけでなく、学食やレストラン、ファストフード店などでも提供されている定番中の定番メニュー。

チーズソースにはチェダーチーズを使うのが一般的だが、クリームチーズやブルーチーズなどでひと味ちがうマカロニ&チーズもご紹介。食べ盛りのお子さんから、お酒と一緒に楽しみたい大人まで満足すること間違いなし!

5.見た目のインパクトも大! ほろ苦「バスク風チーズケーキ」

最近、コンビニなどでもじわじわと注目を集めているスイーツがこれ。スペインとフランスにまたがるバスク地方、美食の街として知られるサン・セバスチャンの、バル定番メニューのひとつ、バスク風チーズケーキ。真っ黒の焦げ目が「もしや、失敗作?」と思ってしまうほどの絶大なインパクト。

何よりもその“焦げ”がポイントなので、高温でしっかり焦げ目をつけてから、低温でじっくり焼くのがポイント。濃厚だけれど甘すぎないビターな味で、お酒にも合うので、昼下がりのティータイムはもちろん、食前のお酒とともにバスク流に楽しんでも◎!

6.イギリスの定番スイーツ♪ サクサク甘~い「クランブル」

イギリス発祥のおやつの定番、クランブルケーキ。リンゴや桃、ルバーブなどを使ったケーキの上に、小麦粉、砂糖、冷たいバターを混ぜてそぼろ状にしたものをトッピングしてオーブンで焼いたもの。甘くてサクサク、ホロホロとしたクランブル生地の食感は、ほっぺたが落ちるほど魅惑的。

その食感を叶えるためには、バターが溶けないよう、冷えたまま手早く作業することが最大のポイント。冷凍保存もできるので、多めにつくってケーキの種類を変えながら楽しんで。

7.近頃人気の「ポークビンダルー」 すっぱ辛さがクセになる!

たっぷり時間のある連休は、スパイス好きがじっくり腰を据えてカレーに向き合えるいい機会。カレーといってもたくさんあるので、何からチャレンジしようか悩んでしまう方にオススメしたいのが「ポークビンダルー」。酢とスパイスを調合したものでマリネした豚肉を煮込むカレーで、その酸味がクセになると話題のカレーだ。

スパイスは、便利なカレー粉も使いつつ、下味用と煮込み用、それぞれレシピ通りに揃えると、味も風味も格段にプロの味に近づく。主役の豚肉も、赤身と脂身のバランスのよい豚肩ロースのブロック肉を贅沢に使おう。

8.日本の「カルボナーラ」とは別物!? 本場イタリアの味を再現

濃厚でクリーミーな味が人気のカルボナーラ。なめらかさとコクを叶えるために生クリームを使うことが多いが、実は、それは日本ならではのレシピ。生クリームを使わず、卵黄とチーズ、黒コショウだけで仕上げるのが本場のレシピなのだ。

ここで紹介する“本物のカルボナーラ”の奥深い味を知ってしまったら、もうこれまでのレシピには戻れなくなるはず。“本物”を追求するのだから、材料もイタリアで使われているものを揃えよう。特に、うまみと塩味の要となるパンチェッタとペコリーノ・ロマーノにはこだわりたい!

海外を旅するにはまとまった時間やお金が必要だけれど、料理は、材料があればいつでも国境や時空を越えて旅することができるという、すばらしい魅力をもっている。その国で培われてきた食文化に想いを馳せながら、本場の味を作って味わうのも、豊かな連休の過ごし方。

さぁ、好奇心の赴くままに、料理で世界を旅しよう!