簡単「イカとチーズ」おつまみから、組み合わせの妙を学ぶ! 知って得するつまみのプロ直伝レシピ
【シェフ直伝・絶品レシピ】おいしい理由が必ずあるのが、プロのレシピ。今回のテーマは「晩酌にうってつけの絶品おつまみ」。つまみなら得意だよ!というシェフを訪ね、作り方を詳しく伺ってきました。
プロのレシピだからこその味に驚き、お店への興味も高まるはず。そんな食の楽しみ方を提案します。
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- Summary
- 1.うまい酒と肴を求め客が集う、飯田橋『ル ジャングレ』有沢貴司シェフ直伝
2.ワインにも日本酒にもぴったり、刺身の塩麹和えをチーズと合わせたお手軽アイデア料理
3.最後の一味プラスで深まる、食材同士の調和を楽しもう
晩酌にうってつけ! 人気店『ル ジャングレ』有沢貴司シェフが絶品おつまみを伝授
JRまたは東京メトロ飯田橋駅のほど近く、目白通りを入った路地裏にある『Le Ginglet(ル ジャングレ)』。充実したワインと日本酒のラインナップに、ぴったり寄り添うおいしいつまみ。連日のようにグルメ感度の高いお客で賑わっています。
「だれでも失敗なく、一瞬で完成して、しかもとってもおいしい。そんなレシピならご家庭でも試したくなるでしょ?」有沢シェフの言葉通り、簡単だけど絶品なおつまみレシピをご紹介いただきました。
有沢シェフから紹介いただくのは「イカの塩麹和えとクリーム系チーズのおつまみ」
「イカや甘エビ、ホタテといったやわらかくて甘みのある魚介を塩麹で和えて即席塩辛にすると、より甘さが引き出されます。また、魚介とやわらかいクリーム系のチーズ(カマンベールなど)、塩麹とチーズはそれぞれ味と食感の相性が良いんですよ」と有沢シェフ。
ワインに合わせたいときはペッパーやスパイス、日本酒にはわさびや柚子胡椒を足し算して立体感をだすのが、ランクアップさせるコツだそうです。
次の「3つの秘訣」でおいしさアップ。省くことなく、実践しましょう。
プロの味に近づく、3つの秘訣
【その1】塩麹は入れすぎないで
塩麹はものによって塩みの強弱があります。和えるときは一気に入れず、味見をしながら少しずつ入れましょう。魚介の甘みを強く感じる程度がちょうど良いです。
【その2】やわらかいチーズがベター
白カビ系のチーズで、トロッと熟成が進んだものがオススメ。新しいものよりも、賞味期限間近で値引きされているくらいのものがぴったりです。お買い得な点もうれしい!
【その3】最後の一味でお酒に寄せる
ワインに合わせるにはペッパーやスパイス、日本酒に合わせるにはわさびをプラス。買ったけどあまり使っていないスパイス(クミンなど)で遊んでみるのも楽しいですよ。
材料(12個、約3人分)
・刺身用イカ(ヤリイカ、スルメイカなど) … 120g(約1杯) ※イカ刺しを購入するとより手軽に。
・塩麹 … 小さじ3~5
・カマンベールチーズ … 1個
・ブラックペッパー(お好みで) … 少々
・わさび(お好みで) … 適量
■はちみつ醬油だれ(作りやすい量)
・醬油 … 30cc
・酒 … 100cc
・ハチミツ … 50g
作り方(調理時間:約10分)
■下準備
・材料を計量する。
まずははちみつ醬油だれ作りから。調理スタート!
- ポイント
- ③ 中~強火で煮詰める。水分が半分くらいになったら火をとめ、容器に移して冷ましておく。
- ポイント
- ・イカ刺しを購入すれば、④と⑤の工程を省ける。
- ポイント
- ・イカは、清潔な布巾等でこするようにし、両面しっかりと掃除をすること。
- ポイント
- ・食べてみて、お好みで塩麹の量を調整する。甘みを感じる程度がベスト。
・イカの他に、甘エビも相性抜群。青魚以外の刺身でアレンジ可能。
イカ、塩麹、チーズが極上のハーモニーを奏でる一品。はちみつ醬油だれを常備すれば、火を使わずに作れるお手軽レシピです。
編集協力:Yayoi Shinya
撮影:千々岩友美
・塩味の「から揚げ」
ワインと日本酒 Le Ginglet ル ジャングレ
- 電話番号
- 03-3556-3202
- 営業時間
-
月~土 17:00~23:00
定休日:日曜日
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
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