穴子(アナゴ)の刺身は必食! 銀座のアナゴ料理専門店『はかりめ』で絶品「アナゴ」を食べ尽くそう

東京・銀座にあるアナゴ料理専門店『はかりめ』をご存じですか? 『ミシュランガイド東京2019』のビブグルマンに選出されたお店です。『はかりめ』では希少な穴子(アナゴ)の刺身が堪能できます。人気メニューは「あなごのお造り 全部盛り食べ比べ」。アナゴを生または半生で提供するメニューです。ランチではコース料理のほかに、あなご丼やあなご天丼を提供。ディナーもランチもぜひ予約して訪れてみて。

dressing編集部

Summary
1.東京・銀座にあるアナゴ料理専門店『はかりめ』
2.人気メニューは「あなごのお造り」と「あなご白レバー串焼き」
3.いろいろな調理法でアナゴを堪能できる、アナゴ好きには夢のようなお店

東京・東銀座のアナゴ料理専門店『はかりめ』

ウナギに劣らない栄養があり、だけど低カロリーのアナゴ。絶滅危機に直面しているウナギに代わって、土用丑の日に食べられることもあるという。そんなアナゴを存分に味わえるアナゴ専門店をご存じだろうか? 『ミシュランガイド東京2019』のビブグルマンに選出された実力店、それが『はかりめ』だ。

東京メトロ日比谷線・東銀座駅から徒歩約1分、「歌舞伎座」や「銀座三越」から徒歩圏内に位置する『はかりめ』は、実は、アナゴの別名。アナゴの体の側面にある白い斑点が、市場や河岸で使う棒はかりの目に似ていることから、「はかりめ」と呼ばれている。

店内は、カウンター10席と個室があり、全72席用意。すべてのテーブルに栃の無垢板を使用し、木のぬくもりを感じられる落ち着いた雰囲気となっている。個室があるため、ディナータイムは接待での利用が多い。

アナゴの刺身やアナゴのレバー! 『はかりめ』の2大人気メニュー

同店の人気メニューは「あなごのお造り 全部盛り食べ比べ」(写真上)。アナゴを生または半生で提供するメニューで、その珍しさから約95%のお客さんがオーダーするという。一皿で2~3名分あるボリュームもうれしい。

「アナゴはストレスに弱く、水槽などに長く入れておくと身が痩せてかたくなってしまいます。そこで当店では国産天然アナゴを中心に、その日の朝に活け締めされた鮮度の高いアナゴを使用しています」とスタッフさん。

お造りは全部で4種類。「薄造り」(写真上)は、もみじおろし、ねぎ、ポン酢のさっぱりした組み合わせでいただく。薄くスライスされているが、歯ごたえはしっかり残っている。

「焼き霜」(写真上・左)は、身の表面を香ばしく炙ったもので、ポン酢と薬味でいただく。肉厚でプリっとやわらかく、アナゴらしさを感じさせる。「刺身」(写真上・中央)は、アナゴでネギを巻いたもので、ワサビ醤油でいただく。ネギがアクセントになっている。「湯〆」(写真上・右)は、活き身を湯でしめたもの。ややコリっとした食感で、うまみが凝縮されている。

ちなみに、醤油はカツオ節を入れた甘口の土佐醤油を使用。塩にもこだわり、サラサラしたオリジナルの塩を使っているという。また日本酒も豊富にそろえ、「雪冷え」「花冷え」などの温度管理も自由に選べる。酒器には、お酒の味をまろやかにする錫(スズ)製を使用している。

もう1つ、来店客の大半が注文するメニューが、クリーミーな舌触りの「あなご白レバー串焼き」(写真上)。一尾に1つしかない肝の串焼きで、塩で味付けされている。稀少メニューで数に限りがあるため、予約時に食べたい旨を伝えておくことを推奨する。

まだまだある! アナゴづくしの絶品料理

続いて紹介したいのが、「あなごの白焼き」(写真上)。ふわりと香ばしく焼き上げたアナゴを、ワサビ醤油や柚子こしょうでいただく。しっかり骨切りしてあるため、細かい骨が口の中で刺さることがない。またアナゴは夏になると脂がのってきて、冬になると味が引き締まるため、季節によって味わいが異なるという。

そしてこちらが「はかりめ寿司」(写真上)。アナゴを煮た汁を煮詰めたとろみのあるタレで味付けしてあり、やわらかく炊いた肉厚のアナゴと粒だった黒米の食感のコントラストが心地よい。黒米はビタミンやミネラルを含み、滋養強壮に効果的と言われている。

お土産に持ち帰ることも可能。その場合は提供までに時間がかかるため、なるべく早めに注文しておこう。

ほかにも「あなご酒盗和え」や「南欧風あなごと帆立貝の土鍋焼き」などの創作料理も用意。夏の時期には、ハモを使ったメニューも追加されるという。

ランチメニューにはコース料理のほかに、「あなご丼」や「あなご天丼」を提供。銀座なのにリーズナブルにアナゴ料理が食べられるとあって、リピーターが多いそう。

アナゴ好きにとっては夢のような店『はかりめ』。アナゴ料理専門店という個性派なだけに、ここぞという時に使える店ではないだろうか。

【メニュー】
あなごのお造り 全部盛り食べ比べ 3,200円
あなご白レバー串焼き 300円 ※2本より
あなごの白焼き 1,200円
はかりめ寿司(1貫) 250円 ※2貫より
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です

編集協力:名久井梨香
撮影:佐々木雅久

和個室処 あなご 銀座「はかりめ」

住所
東京都中央区銀座5-9-5 チアーズ銀座6F
電話番号
050-5484-1635
営業時間
月~金
ディナー 17:30~23:30

ランチ 12:00~14:30


ディナー 17:00~23:30

日・祝日
ディナー 17:00~23:00
定休日:無
年末年始(2024年12月30日~2025年1月3日)
<年末年始>
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ぐるなび
ぐるなびページhttps://r.gnavi.co.jp/g144906/

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