日本酒の注文は必須! 銘酒「川中島 幻舞」を日本一売る『日本酒BAR しじゅうごえん』【赤羽】

dressing編集部

Summary
1.日本酒初心者大歓迎! 東京・赤羽『日本酒BAR しじゅうごえん』
2.お米の違いで変化する、日本酒「川中島 幻舞」は絶対に飲もう!
3.日本酒や食べ物は基本450円と650円とリーズナブル

「川中島 幻舞」を日本一売る! 東京・赤羽『日本酒BAR しじゅうごえん』

日本酒について少し勉強したところで、今回は、初心者大歓迎であり、1人でも入りやすい東京・赤羽にある日本酒バーを紹介しよう。

やってきたのはJR赤羽駅から徒歩約1分の『日本酒BAR しじゅうごえん』。2013年にオープンした日本酒専門のバー。店内はカウンター12席のみ。清潔感のある明るい雰囲気となっている。

店を1人で切り盛りするのは、女性店主の氏田陽子さん。田舎が福島県ということから日本酒に触れる機会が多く、そこから日本酒にのめり込んでいったという。

同店の特徴は、ルールが多いところ。たとえば「ビールは1人1本のみで、必ず日本酒を注文しなくてはならない」「4人以上の来店は禁止」などがある。

「赤羽は最初にひとり暮らしをした思い出の街。ただ飲み屋街ということもあり、酔えれば何でもいいという人もいます。しかし『日本酒BAR しじゅうごえん』は日本酒をちゃんと飲みたい人に向けてオープンしたお店。その線引きをするために、ルールを設けています」と氏田さん。

4人以上の来店を断る理由も、日本酒に興味がなく、飲めなくても人に連れられて来店されるパターンが多かったからだという。一見ルールがあると堅苦しいお店のように感じるが、このルールがあるおかげで客質もよく、女性1人でも来店しやすいだろう。また日本酒や料理の料金設定も、基本450円または650円で、わかりやすいのもありがたい。

お米の違いで日本酒を飲み比べてみよう!

同店のおすすめ銘柄は「川中島 幻舞(げんぶ)」。長野県の『酒千蔵野』が造る日本酒だ。「女性杜氏がいる小さい蔵で応援しています。『川中島 幻舞』を日本一売っているバーとして、蔵元にお墨付きももらっていますよ」(氏田さん)。

ひと言で「幻舞」といっても種類は様々。というのも原料の米の違いで造られているからである。たとえば「幻舞 特別純米 山田錦」は、やや黄味がかり、フルーティーで甘めな味わい。一方、「幻舞 純米吟醸 雄町」は、うまみのあるしっかりした味わい。そして「幻舞 純米吟醸 美山錦」は、山田錦のものより香りは控えめで、バランスのとれた味わいとなっている。

▲グラスにもこだわり、錫(すず)製のものを使用している

「『幻舞』という銘柄だけでも、これだけの種類があり、それぞれ味が異なります。米の違いを感じながら飲み比べて、お好みのものを見つけてもらえればと思います」。

どれを飲もうか迷ったら、「スッキリ」「しっかり」「軽い」「重い」など飲みたいお酒の要望を伝えてみよう。氏田さんが、おすすめの種類を提案してくれる。

ちなみに『幻舞』を日本一売っているバー『日本酒BAR しじゅうごえん』では、蔵元と共同開発した日本酒「五縁」も置いている。これは、氏田さんが杜氏と一緒に酒質の設計から考えたもので、生酒は同店でしか飲むことができない。生産数が限られているため、メニューにあればぜひ飲んでおきたい。

日本酒に寄り添うおつまみも絶品!

同店の名物フードは「ポテサラ」。なんとポテトサラダの具材は日替わりとなっている。この日は「スナップエンドウとスモークチキンのポテサラ」(写真上)。スナップエンドウの食感とスモークチキンの塩気がアクセントに。

「サーモンハラスの山椒醤油漬け」(写真上)は、スポットで出していたメニューだが、人気で定番となったメニュー。山椒醤油で漬けた風味のよいサーモンハラスが食欲をそそる。

またピンクペッパーがのった「いぶりがっこのクリームチーズ和え」(写真上)は、和と洋の絶妙コンビネーションで、日本酒のアテにぴったり。元々料理好きだという氏田さんは、感覚で調理するタイプだそうで、その時の旬の食材を使いアレンジを加えるという。

基本、日本酒がメインなので、サクっと1杯飲むだけでもOKだという。日本酒を堪能したければ、居心地のいい『日本酒BAR しじゅうごえん』に足を運んでみてはどうだろうか? 0次会や2次会の利用にもうってつけだ。

撮影:佐々木雅久

【メニュー】
幻舞 特別純米 山田錦 450円
幻舞 純米吟醸 雄町 650円
幻舞 純米吟醸 美山錦 450円
ポテサラ 450円
サーモンハラスの山椒醤油漬け 650円
いぶりがっこのクリームチーズ和え 450円
※お通し代 450円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です

日本酒BAR しじゅうごえん

住所
東京都北区赤羽西1-4-13 桐ヶ谷ビル2F
電話番号
050-5488-1964
営業時間
月~金
16:30~22:00
(L.O.21:00、ドリンクL.O.21:30)
※入店は一組2名様迄(事前連絡で3名迄可)


16:30~21:00
(L.O.20:00、ドリンクL.O.20:30)
閉店は早まる場合があります。
定休日:日曜日
祝日
日祝は定休日、不定休日も有り。
詳細はお電話、またはTwitter、Facebook等でご確認下さい。
ぐるなび
ぐるなびページhttps://r.gnavi.co.jp/hxxjbyev0000/
公式サイト
公式ページhttps://www.facebook.com/shijyugoen

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
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