2019年東京に誕生した「イタリアン」5選! 編集部が注目する新鋭店をご紹介
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- 1.2019年オープン、編集部が注目した東京の新鋭イタリアンまとめ
2.開業間もなくファン殺到の店から、世界的シェフによる期待の新店まで
3.お一人様、ランチ、ディナーで。気になる店があれば、ぜひ訪れてみよう
2019年オープン、編集部が注目した東京の新鋭イタリアンまとめ
早いもので、新たな時代の幕開けとなった2019年も終わりを迎える。今年も多くのレストランが誕生したが、とりわけイタリアンの新店におもしろいものを見ることができた。
とあるシェフの独立店に開業間もなくファンが殺到したり、世界的シェフによる新店が早速権威ある賞に輝いたり、といった具合だ。
そんな「2019年オープンの注目イタリアン」を厳選してお届け。気になるところがあれば、ぜひメモして訪れてみよう。
【幡ヶ谷】居酒屋感覚でナチュラルワインとイタリアンを、『SUPPLY』
さまざまな飲食店が点在する幡ヶ谷で1月23日に誕生したのが、小林隆一シェフと奥様でソムリエの希美さんによるカジュアルイタリアン『SUPPLY(サプライ)』。
開業間もない頃から連日満席になるほど、食好きからの人気を集めている。おいしいナチュラルワインを飲みながら、居酒屋感覚で本格イタリアンを楽しめるのだ。
人気ナンバーワンの「羊セロリギョーザ」(写真上)は、セロリを練りこんだ自家製皮でラムひき肉を包んでいる。セロリの清涼感とラムの独特なうまみが好相性。これだけでもワインが進む、マストな一品だ。
常時5種ほど用意している自家製の手打ちパスタも、ぜひオーダーしたい。
「豚ホホとたっぷり玉ねぎ、グリーンピースのブシャーティ」(写真上)は、たっぷりのタマネギと豚ほほ肉の煮込みを、手打ちのブシャーティ(ねじれのあるパスタ)に合わせた一品。
パスタのねじれが豚肉とコクのあるソースを絡めとり、濃厚な味わいの中にグリーンピースの香りが活きている。
希美さんセレクトのナチュラルワインはどれも間違いないので、ワインを進めながらおいしい料理をワイワイ楽しもう。
【メニュー】
羊セロリギョーザ 800円
豚ホホとたっぷりタマネギ、グリーンピースのブシャーティ 1,400円
ナチュラルワイン(グラス) 800円~
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です
SUPPLY(サプライ)
- 電話番号
-
なし ※facebookのメッセージから予約可能
- 営業時間
-
18:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:水曜
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【神保町】世界トップシェフによる注目の一軒、『ALTER EGO(アルテレーゴ)』
イタリア・ミラノの一つ星リストランテ『TOKUYOSHI』のオーナー 徳吉洋二シェフが、2月4日、神保町に作ったイタリアン『ALTER EGO(アルテレーゴ)』。
先日の『ミシュランガイド東京 2020』にて、早速一つ星として掲載されたことからも注目度の高い一軒だ。
7皿からなるコースは、『TOKUYOSHI』同様のものもあれば、新たに創作したものも。
小さな箱に入った「ピザ デリバリー」(写真上)は、ミラノでもおなじみの美しいスターター。
クリスピーな生地に、トマトソース・モッツァレラ・パルミジャーノ・モルタデッラ(ボローニャ州のソーセージ)・エディブルフラワーがのせられている。チーズのコク、ソースのうまみ、モルタデッラの塩気、花の澄んだ香りが、パリパリの生地と合わさって口の中に幸せを運ぶ。
メインは、野菜を煮詰めたソースを塗って焼いた「鴨 シヴェソース」(写真上)。うまみ溢れる鴨肉はそれだけでもおいしいが、添えられたビーツと清見オレンジのソースを合わせると、華やかになりすっきり味わえる。
既に大人気となってしまっているが、チャンスを狙ってぜひ体感していただきたい。
【メニュー】
コース 20,000円(スープペアリング or ワインペアリング)
Alter Ego(アルテレーゴ)
- 電話番号
-
050-5488-5262
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
-
月~木
18:00~23:00
月曜日から木曜日は何時からでもご来店頂けます。
金・土
18:00~20:00
20:30~23:00
金曜日、土曜日は今まで通り二部制で営業致します。
※お電話でのお問い合わせは、12:00〜17:00まででお願い致します。
定休日:日曜日
第1月曜日
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【西麻布・六本木】美しい一皿を楽しめる大人の空間、『ベルソーニョ』
3月1日、六本木星条旗通り沿いに誕生した『ベルソーニョ』は、イタリア料理に魅了された中本シェフによる大人のイタリアン。シックなコの字カウンターに座れば、自然と気分も盛り上がることだろう。
同店では、シェフの地元・宮崎の食材をふんだんに使った、センス溢れるイタリア料理をコースで楽しめる。
ピエモンテ州滞在時に覚えた「チポッラ・リピエーナ」(写真上)は、必ず食べたいスペシャリテ。
甘みのあるタマネギの器に詰められたベシャメルソースは、とてもクリーミーでやさしい味わい。小さなスプーンで口に運ぶたび、豊かなうまみが広がる。
花のように美しい「ボロネーゼソースとトルテッリ」(写真上)は、濃厚でいて後味すっきりなボロネーゼ、もっちり食感のトルテッリ、クリーミーなソースが三位一体となっている。上に散らされたトリュフの香りも相まって、なんともラグジュアリーな気分になる。
1日基本3組が予約可能なため、パートナーや友人とゆったり食事したい時にぜひ予約してみよう。
【メニュー】
コースのみ(8,000円/10,000円)
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です
ベルソーニョ
- 電話番号
-
050-5493-6411
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
-
13:00~20:00
緊急事態宣言に伴い、時短営業とさせていただきます。
定休日:不定休日あり
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【自由が丘】繊細な火入れの「牛の藁焼き」に悶絶、『スピリト リベロ』
『SPIRITO LIBERO(スピリト リベロ)』は、自由が丘に6月7日オープンした注目のイタリアン。自由が丘『トラットリア チーボ』を始め、複数の都内イタリアンで研鑽を積んだ佐藤シェフの独立店だ。
有機野菜など各食材の個性を生かした丁寧な料理と、シェフの温かな人柄に魅了される人が増えている。
「ベジター厳選野菜のSpeciale! バーニャカウダとお芋のソース」(写真上)には、15種前後の厳選野菜が並ぶ。
それぞれを最もおいしく食べられるよう、生のものから火を通したものまで入っているので、食感も味わいもバラエティ豊か。今まで気づかなかった野菜の魅力に驚かされるはずだ。
仕入れ状況にもよるが、同店でぜひ食べていただきたいのが、質の高い赤身肉を鮮やかなロゼ色に焼きあげた「熊本赤牛ランプ藁焼き」(写真上)。藁焼きの薫香をまとったあか牛の、噛むほどに広がる濃厚なうまみに圧倒される一品だ。
料理だけでなく、佐藤シェフによるきめ細かなサービスも魅力。おいしい料理とワイン、そしてシェフとの会話を楽しめば、自然と笑顔で帰路につけるだろう。
【メニュー】
ベジター厳選野菜のSpeciale! バーニャカウダとお芋のソース 1,600円
熊本赤牛ランプ藁焼き 3,600円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です
スピリト リベロ
- 電話番号
- 03-6805-9009
- 営業時間
-
ランチ12:00~15:00 (LO 13:30)金曜は、ランチ営業はお休みさせていただきます ディナー 18:00~23:00(LO 21:30)
定休日:木曜日
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【自由が丘】やさしいイタリア料理を厳選ワインとともに、『igora』
『igora(イゴラ)』は、7月26日、自由が丘に誕生したイタリアン。同店を仕切る坂井シェフは、都内の複数店、そしてイタリア中部のトスカーナ、北東部のフリウリを筆頭にいくつかの都市で研鑽を積んだ。
さらに、現地のワイン生産者を訪ねて畑仕事を手伝いながら、ワインのリアルな知識も磨いたという。
同店はアラカルトもあるが、おすすめは予算に応じてその日の食材で組み立ててくれる、おまかせコース。店内には、自然派を中心に1,000本近くものワインが揃っているので、ぜひ料理とともに味わいたい。
この日最初に出てきたのは、「白イカとお米のサラダ」(写真上)。白イカの胴体に、アンチョビやケイパーが効いたスパイシーな具材をぎっしり詰めてじっくり焼いた一品は、重厚な味わいとイカの甘み、コリコリした力強い食感が楽しめる。
つけ合わせの「タマネギの酢漬け」「自家製セミドライトマト」によるさっぱり感を加えれば、華やかなオレンジワインともよく合い、素晴らしいマリアージュが堪能できる。
メインは、「牛ハラミのロースト ワインビネガーで漬けた島ラッキョウ」(写真上)。丁寧に火入れされた赤身肉は、うまみが詰まっており実にやわらか。
添えられた島ラッキョウは、3~4年熟成させたワインビネガーに漬けられたもので、肉を食べ進めるなかでの相棒として絶妙に機能している。
居心地の良さを追求した店づくりも大きな魅力。おいしいものをじっくり堪能したいという食いしん坊の願いを叶えてくれる、ありがたい一軒だ。
【メニュー】
コース 5,000円から予算に応じて
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です
igora(イゴラ)
- 電話番号
-
050-5488-0473
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
-
月・火・木~日
ディナー 18:00~22:00
(L.O.21:00)
定休日:水曜日
年末年始(2020年1月6日~2020年1月9日)
毎週水曜日+不定休2日ほど
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
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