初心者におすすめ!本格フレンチを手軽に楽しく味わえる「東京ビストロ」4選【気軽にディナーを!】
初心者におすすめの東京「ビストロ」。本格的なフランス料理をカジュアルかつリーズナブルに味わおう。友達や仲間とのディナー、女子会やデートなど様々なシーンに活用できます。広尾の『informel:(アンフォルメル)』、東麻布の『une pincee(ユヌ パンセ)』、西麻布の『ビストロ マ・キュイジーヌ』、三軒茶屋の『マルノワ』を紹介。すぐに予約して訪問してみよう。絶対に外さないビストロばかりです。
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- 1.フランス料理を気軽に、カジュアルに味わえる「ビストロ」を4店紹介
2.広尾の『informel:(アンフォルメル)』、東麻布の『une pincee(ユヌ パンセ)』
3.西麻布の『ビストロ マ・キュイジーヌ』、三軒茶屋の『マルノワ』
フランス料理を気軽に! 東京「ビストロ」の名店まとめ
フランス料理をカジュアルに、そして気軽に味わえるレストランといえば「ビストロ」だろう。友達や仲間同士で楽しんだり、パートナーとデートしたり、女子会などの会食にも利用できたりと、使い勝手もバツグンだ。今回は、実力派シェフが作る本格的なフランス料理をリーズナブルに味わえる、東京のビストロ4店を厳選して紹介。ぜひ予約しておいしいビストロ料理を堪能してみてはいかがだろうか?
【1】大人のためのカウンタービストロ、広尾『informel:』
東京・広尾には、大人が行きつけにしたくなるような上質なグルメなレストランが軒を連ねる。2019年10月にオープンしたフレンチビストロ『informel:(アンフォルメル)』もそんな一軒だ。店名は、“形や様式が定まっていない”という意味で、第二次世界大戦後に起こった、それまでの表現へのアンチテーゼとして生まれた美術運動の名称が由来だ。
店内は、L字型にキッチンを囲む8席のカウンター席。目の前で料理ができあがっていくライブ感は、カウンターならではの醍醐味。なお、店内奥にはゆったりとした4席ほどの個室も用意されている。
シェフを務める片岡龍太郎さんは、若いながらも10年のキャリアを持つ。フランス料理の人気店『オザミトーキョー』や『AUX BACCHANALES(オーバカナル)』でオーセンティックなフランス料理を基礎から学び、まだ20代にもかかわらず天王洲アイルにあるレストラン『SOHOLM(スーフォルム)』で料理長として腕をふるった実力派だ。
メニューは、デザートを含む8品8,800円のコースがメインで、その内容はシェフのお任せ。料理のテーマはクラシックで、現代に合わせながら、フランス料理の基礎であるフォン(だし)やソースを大切に考えている。
メインディッシュは「牛ロースト 藁STAUB(ストウブ)」(写真上)。鋳物ホーロー鍋にわらを敷き、ローストした肉を入れ、わらで燻したもの。中がロゼ色になるように絶妙に火入れされた牛ローストは、噛むとじんわりうまみが湧いてくる。最初のひと口はソースを付けずにそのまま味わってほしい。フワッと鼻に抜ける、乾いたようなわらの香りが、牛肉の味わいをいつもと違ったものにしてくれる。
ゆっくりと余韻を感じながら過ごしてもらいたいと照明にも気配りしたカウンターフレンチは、一人でも大切な人との食事にもぴったり。若きシェフの新しい挑戦をぜひ体験したい。
informel
- 電話番号
- 050-3467-7621
- 営業時間
-
ディナー:18:00~23:30(L.O.22:00)
定休日:毎週月曜日
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【2】リラックスしながら美味に浸りたい。東麻布『une pincee』
小さなフレンチビストロ『une pincee(ユヌ パンセ)』は2019年12月、東京タワーを間近に見上げる街、東麻布にオープン。都営大江戸線・赤羽橋駅近、「麻布いーすと通り」に店を構え、高級なイメージの“麻布”の名前とは裏腹に、下町のような気さくな顔を持つ。
店内は、カウンター10席とテーブル4席で、温かみのある照明、ナチュラルカラーの木材が肩肘張らない雰囲気を作り出している。店名はフランス語で「ひとつまみ」という意味。
オーナーシェフの馬堀直也さん(写真上)は、都内のフランス料理店や本場フランス、イギリスで研鑽を積んだ後、代官山『マダムトキ』でスーシェフ、西麻布『コジト』でシェフとして活躍。クラシックなフランス料理で知られる名店で腕を振るってきた。
馬堀シェフはジビエの知識も経験も豊富。ジビエをメインに謳ってはいないが、メニューにあれば、ぜひ試してほしいのが、「対馬産イノシシのロースト」(写真上)。
野生の木の実のみを食べて育ったイノシシは臭みがほとんどなく、“濃厚な味わいの豚”という趣がある。この肉を低温のオーブンで焼き、ディッシュウォーマー(食器を温めるための厨房機器)で休ませるという工程を、数分単位で何度も繰り返しながら、ゆっくりと火を通し、仕上げに強火のフライパンで表面を焼きつけていく。その肉を噛みしめると、ジューシーで濃いうまみが口中で溢れ出る。
奇をてらわず、旬の素材を当たり前に料理することを心掛けているという馬堀シェフの料理は、絶妙なひとつまみの加減で、毎日でも食べたくなる優しい味わい。遅い時間なら、ワイン一杯、デザートだけでも大歓迎なのだとか。リラックスしながら美味に浸りたい日に、ふらりと訪れたい一軒だ。
ユヌ・パンセ
- 電話番号
-
050-5494-2216
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
-
17:30~24:00
(L.O.23:00)
定休日:日曜日
第1月曜日、第3月曜日
※第3月曜日が終日の場合は第2月曜日がお休みです。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【3】深夜ビストロ! 西麻布『ビストロ マ・キュイジーヌ』
2019年11月、東京・西麻布にオープンした『ビストロ マ・キュイジーヌ』は深夜でも楽しめるビストロだ。
エグゼクティブシェフの池尻綾介さん(写真上)は、華やかな経歴の持ち主。フレンチ『ラ・ピッチョリー・ドゥ・ルル』(広尾/現在は閉店)の料理長を勤めた後、『白金 シェ・トモ』料理長を経て渡仏。ブルゴーニュ地方『ジェローム・ブロショ』、シャンパーニュ地方『パトリック ミシュロン』でセクションシェフを担い、『ビストロle 7』代理シェフを務めた後、帰国。その後も、『レストランひらまつ本店』『メゾン ポール・ポキューズ』で腕を振るってきた。
同店のメニューの大半は『ラ・ピッチョリー・ドゥ・ルル』で供していたもの。しかしレシピは同じだが、生産者の努力のおかげで食材そのもののおいしさは格段にアップしているという。食材を優先したいからメニューはアラカルトのみ。仕入れ次第で料理はどんどん変わる。
「鳴門レンコンと自家製ベーコンのロースト」(写真上)も、そのうちのひとつ。料理に使用している豚肉は、すべて徳島県産の金時豚。自家製ベーコンの脂と香り、塩気を存分にレンコンに吸わせることで、お酒がすすむ一品に仕上げている。
レンコンは、関東ではまだ珍しい鳴門レンコン。ショベルカーでなければ掘り起こせないほどしっかりとした土の中で育っているため、力強い味わいで粘り気も相当なもの。厚めにカットしているので、鳴門レンコンならではの食感も存分に楽しむことができる。
そんな愛情たっぷりの料理で1日の疲れを癒せば、お腹も心もすっかり満ちたりて、幸せな気分のまま眠りにつけるだろう。
Ma Cuisine (マ キュイジーヌ)
- 電話番号
-
050-5494-2102
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
-
月・火・木~日
18:00~翌3:00
(L.O.2:00)
定休日:水曜日
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
【4】肩肘はらず過ごせるフレンチ、三軒茶屋『マルノワ』
東急田園都市線・三軒茶屋駅から徒歩3分。庶民的な雰囲気で、人通りの絶えない栄通り商店街沿いのビル2階に、グリルバル『マルノワ』は店を構える。
スタイリッシュなロゴマークが付いたドアを開くと、通りに面した大きなガラス窓が印象的な空間が広がる。おしゃれな椅子は、モダンデザインの巨匠と呼ばれるフィリップ・スタルクによるもの。
オーナーシェフの田中雄基さん(写真上)は、『ラ・トゥール・ダルジャン』のシェフだったドミニク・コルビ氏がエグゼクティブシェフを務めた銀座『ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン レストラン』(現在は閉店)や、フランス・プロヴァンス地方にあるミシュラン星付きレストランでも研鑽を積んだ後、満を持して独立した。
料理のテーマは、「野菜とお肉をモリモリ食べて、お酒も楽しんで!」。肩肘はらずに過ごせるスタイルが売りだ。
イチオシメニューは「無農薬・有機野菜の28種類健康ビタミンサラダ」(写真上)。花畑のようなビジュアルのサラダは、野菜の種類や総菜は季節によって変わる。この日は、キャロットラぺとキノコのマリネ、ルートパセリ(パセリの根っこ)のわさびマヨネーズ和え、大根のゴマ和えなどの総菜に、赤カブや葉野菜、レンズ豆、イタリア産大麦といったサラダの定番食材をどっさりとプラス。
オリジナルドレッシングは、野菜の苦みや甘みを引き立ててくれる、良きパートナー。タマネギ・サラダ油・オリーブオイル・リンゴ酢・米酢・マスタード・ハチミツなどの多彩な組み合わせが、深みのあるコクを生み出している。オイルは控えめで、後口もサッパリだ。
今後は、地域とのつながりをより強固にしていきたいという。肩肘張らない雰囲気でおいしい料理とお酒を楽しみたいとき、訪れてみてはいかがだろうか。
グリルバル マルノワ
- 住所
- 〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋1-33-16 201
- 電話番号
- 03-5787-5432
- 営業時間
-
ランチ 12:00~14:00 (L.O.13:30)、ディナー 18:00~23:00(L.O.22:00) ※ランチは金曜日以外
定休日:月曜日 ※月曜日が祝日の場合は営業し、翌火曜日を定休日とする
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
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