【銀座】フレンチの名店6選! ミシュラン店など最高のフランス料理を味わう「銀座フレンチ」まとめ

銀座の美味しいフレンチ(フランス料理店)をまとめました。ミシュラン常連店から、業界注目のシェフが独立オープンしたレストランまで網羅しています。『銀座大石』『ル・シーニュ』『CACHETTE965』『エスキス』『レストラン ラフィナージュ』『ビストロ シンバ』の6店です。特別な記念日にも、デートにも、理想にぴったりのフレンチレストラン。ぜひ予約して訪れてみてください。

dressing編集部

Summary
1.銀座でフレンチを食べるなら、まず訪れるべきフレンチレストラン6選
2.ミシュラン常連店から、業界注目のシェフがもてなすレストランまで網羅
3.唯一無二なルックスの一品から、何度でも食べたいやみつきの一皿まで紹介

銀座でフレンチを堪能したいなら、ぜひ訪れてほしいレストラン6軒

大人の街・銀座でフレンチを堪能するなら、ミシュラン星付きレストランや有名シェフが料理長を務めるフレンチなど、記憶に残る一店を選びたいもの。

そこで今回は、銀座の数あるフレンチレストランの中でも、特別な時間を過ごせるレストランを厳選して6店をピックアップ。シェフとのコミュニケーション込みで楽しめるカウンタースタイルのお店から、おしゃれな空間で食事を楽しめるレストランまで幅広く紹介。

特別な記念日にも、デートにも、理想にぴったりのフレンチレストランがきっと見つかるはず。

【1】カウンター越しの手渡しも魅力! グルマンもトリコになる『銀座大石』

予約が絶えない四ツ谷の人気フレンチ『北島亭』でスーシェフを務めた大石義壱さんが独立オープンした『銀座大石』。全12席の広々としたカウンターの内側には、炭を使った焼き台を配置。目の前で料理ができあがっていくさまを楽しむことができるお店だ。使う食材選びもすべてご自身。毎日豊洲に通うのが、大石シェフの日課だという。

ムース仕立てのカリフラワー、ジュレ仕立てのコンソメ、雲丹のコラボレーションを楽しめる「雲丹のコンソメ」(写真上)は、『北島亭』のアイコニックな一皿をベースとした一品。素材とソースの“重なりの料理”であるフランス料理の醍醐味を堪能することができる。

手渡しで提供される「毛蟹のサラダ」(写真上)も、“重なりの妙”を体感できる一品。ドレッシングで味付けした北海道・噴火湾産の毛蟹をシュー生地のグジェールでサンドしたものに、凍らせたアボカドバター、桜チップで燻製したキャビアをトッピング。仕上げにさっと搾ったすだちの酸味、アボカドのコク、燻製の香り、蟹の甘みなどが何層にも重なり、口の中で味が広がっていく楽しさを満喫できる。

〆の一品には、なんと土鍋ご飯も用意。まるで和食店のようだが、炒めた米を鮑の肝と魚のだしとともに炊き、ムニエルにした鮑をトッピングした「鮑の土鍋リゾット」(写真上)がそれ。スプーンですくって口に運ぶと、バターの香りがいっぱいに広がる。ちなみに、テーブルには箸もセッティングされているので、リゾットもそのほかの一品も、好きなカトラリーでいただいてOK!

肩ひじ張らず気楽に楽しめば、料理もお酒ももっとおいしくなるに違いない。銀座の本命フレンチと名高い『銀座大石』。いますぐ予約したい一軒である。

銀座 大石

住所
東京都中央区銀座2-10-11 マロニエ通り銀座館 2F
電話番号
050-5488-1064
営業時間
18:00~23:00
定休日:月曜日
ぐるなび
ぐるなびページhttps://r.gnavi.co.jp/7au1yufr0000/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。

【2】予約必須! 美味しすぎる、美しすぎる一皿に出逢える『ル・シーニュ』

「地球上にはすばらしい食材があって、その食材を育てる生産者、料理人、サービスマン、食べる人がいる。そのすべてが交差する、ワクワクする店を作りたい」。そんなシェフの想いを表現すべく、アースカラーで彩られた居心地抜群の『ル・シーニュ』

わずか9席のカウンター席に座り、ショープレートに置かれたメニューを開くと、そこに書かれているのは、「ミニヨンズ現る」「不屈の塊」と想像力をくすぐる料理名。それぞれの料理の横にはワイン名も記されており、ペアリングをイメージしただけで心が躍り出す。

『ベージュ アラン・デュカス東京』副総料理長、『ル・コントワール・ブノワ大阪』料理長などを務めてきた上野宗士シェフが作る料理は、どれも目にも鮮やか。ブロッコリーのピューレが混ざり合ったヴェルモットソースの海から、北海道産白貝とブロッコリーが顔をのぞかせ、その上をキンレンカ(ナスタチウム)の葉が彩る「北の国から」(写真上)は、モネが描いた水面を想起させる。

独特の芳香を持つクエに、「いぶりがっこ」をモチーフとしたカブ、ラディッシュ、おかひじき、ベーコンを添えた「とっても煙たい」(写真上)は、ソースをかけると白黒の世界へと変化することからこの名が冠された。

デザートの「彼女は明治2年生まれでした」(写真上・左)、ミニャルディーズ(食後のお菓子)の「千疋屋っぽい」(写真上・右)と、最後まで見た目もネーミングも遊び心満点。

すべてのが美味しすぎて、美しすぎる料理の数々。愉快な気分で帰路につけること必至なので、ぜひ予約して訪れてほしい。

Le Signe(ル・シーニュ)

住所
〒104-0061 東京都中央区銀座5-4-15 西五ビル6F
電話番号
050-3491-0854
営業時間
18:00~23:00(L.O.20:00)
定休日:毎週日曜日 ※※他不定休日あり
ぐるなび
ぐるなびページhttps://r.gnavi.co.jp/cx34409k0000/

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【3】驚きのコスパ! 実力派シェフがもてなすモダンフレンチ『CACHETTE965』

「ザ・リッツ・カールトン大阪」のメインダイニング『La Baie(ラ・ベ)』で10年間腕を振るってきた実力派シェフがもてなすフレンチレストラン『CACHETTE965(カシェット クロコ)』。大阪時代にはブルゴーニュ地方に渡って修業した経験もあり、それが現在の料理に豊かな彩りを与えている。

現地の食文化をよく知るシェフが生み出す料理は、旬を大切にしたモダンフレンチ。季節の食材をメインに、スパイスやハーブの香り、食感などを加えて一皿を組み立てていく。

シュラスコに合わせるヴィネガーソース「ビナグレッチ モーリョ」に着想を得た「真蛸のバリエーション」(写真上)は、アオサ海苔の衣をまとったタコのベニエをさっぱりといただける一皿。そこにバジルのソースも添えられて、見た目にも清涼感いっぱいだ。

メインディッシュの「仔羊のロティ」(写真上)は絶対食べたい! ダイナミックにカットされた骨つきラムは、表面をカリッと焼き付けられ、中はしっとり。仔羊の付け合わせとして定番のラタトゥイユとクスクスが添えられている。

6皿5,800円の「コース カシェット」、8皿7,800円の「コース965」ともにコスパも抜群。季節ごとの味わいを楽しむべく、定期的に通いたくなる一軒だ。ぜひ予約を!

CACHETTE 965

住所
〒104-0061 東京都中央区銀座4-3-9 クイーンズハウスB1
電話番号
050-3466-4589
営業時間
土・日・祝 ランチ:11:30~16:00(L.O.15:00)(肉コース、贅沢コースはL.O14:30となっております。) ディナー:17:30~23:15(L.O.22:30、ドリンクL.O.23:00) 火~金 ランチ:11:30~15:00(L.O.14:30)(肉コース、贅沢コースはL.O13:30となっております。)
定休日:毎週月曜日 ※※月曜日が祝日の場合は翌日休み
ぐるなび
ぐるなびページhttps://r.gnavi.co.jp/2kyhd8vy0000/

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【4】おしゃれな空間・すてきな照明! デートにおすすめの『エスキス』

国内外で広く活躍する左官職人の久住有生(くすみなおき)氏が手掛けた洗練の空間で、ミシュラン常連シェフの料理を堪能できる『ESqUISSE(エスキス)』。ディナータイムには、ライティングディレクター武石正宣氏による照明が時間とともに変化して、昼間とは一味違う雰囲気の中、食事を楽しめる。

店名の『エスキス』が意味する「素描(そびょう)」を表現した「烏賊 山菜 塩たらこのナージュ」(写真上)に込めたメッセージは、「命をいただくこととは」。プレートの上に、獲られそうになったイカが逃げながら吐いた墨を再現することで、生命の証を落とし込んだものだ。もちろん、“最高においしい作品”であることは言うまでもない。

「鰆 姫レモン オリーブと帆立醤のソース」(写真上)の主役であるサワラは、火を入れるまでに24時間以上の時間を費やしている。さばいたサワラを昆布塩水につけて水分を抜く工程に数時間、砂糖をふってさらに余分な水分を抜いたら、冷蔵庫で24時間かけて乾燥させ、下味をつけたら一晩寝かせる。その後、低温調理で1~1時間半仕上げた後、ようやく火入れしているというのだ。

「美しさ」「歓び」「驚き」を与える場所であり続けたいと話すシェフの想いがいっぱいのレストランゆえ、新鮮な驚きを謳歌して、人生に新たな風を吹かせたいときにもぜひ利用してほしい。

ESqUISSE

住所
東京都中央区銀座5-4-6 ロイヤルクリスタル銀座9F
電話番号
050-5493-2164
営業時間
月~日
ランチ 12:00~13:00
(L.O.13:00)
ディナー 18:00~20:30
(L.O.20:30)
定休日:不定休日あり
ぐるなび
ぐるなびページhttps://r.gnavi.co.jp/229p8n6h0000/

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【5】「香り」「ソース」「素材」のすべてが際立つ料理の数々がワインを呼ぶ、『レストラン ラフィナージュ』

『銀座レカン』元料理長が独立オープンした『レストラン ラフィナージュ』。シェフの高良康之さんは、「素材が引き立つ“生産者寄りの料理”と“フランス料理”が合致した料理を作りたい」と話す。

最初に紹介するのは、ぶつ切りにされた非加熱のフグの横に揚げたアラが並ぶこちらの一皿(写真上)。マリネした後、ロックフォール(チーズ)とエシャレット、白ワインヴィネガーによるドレッシングで和えたフグは、洗練された白ワインを呼び、のっけからお酒がぐんぐん進む。

赤ワインがほしくなるのは、十勝の「エレゾ社」から届いた鹿肉が主役の「鹿肉のロティ」(写真上・左)。鹿肉の滋味と香り、ソースが三位一体となって口中に広がるや、華やかなワインを後に追わせたくなること必至である。
同様に、セップ茸を練り込んだ生地をまとったオマールエビ(写真上・右)も、「香り」「ソース」「素材」の3つの幹が同じくらいの存在感を呈した一品。噛むほどに食材の生命力が身体に染み渡ることを実感できる。

「さまざまなお客様との関係が育つとともに、店自体も育っていけたら」という想いを込めて、「熟成」を意味する『ラフィナージュ』と冠された同店。訪れる側も、さまざまな食材や料理との出逢いによって、舌も人間味も、熟成させていくことができるはず。

レストラン ラフィナージュ

住所
東京都中央区銀座5-9-16 GINZA A5 2F
電話番号
050-5487-5229
営業時間
火~日
ランチ 12:00~15:00
(L.O.13:00)
ディナー 18:00~22:00
(L.O.20:00)
定休日:月曜日
第3火曜日
ぐるなび
ぐるなびページhttps://r.gnavi.co.jp/6rb8pd0p0000/

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【6】カジュアルな雰囲気でフレンチを! 気軽に手軽に行ける『ビストロ シンバ』

“料理の鉄人”と呼ばれる石鍋裕シェフのもとで研鑽を積んだ後、渡仏。最先端からクラシカルまでさまざまなガストロノミーを体得すべく、マルセイユやパリで10年間に渡って修業を重ねてきた菊地佑自さんがオーナーシェフを務める『bistro simba(ビストロ シンバ)』。鍋から湯気が上る看板の通り、立ち上る香りや湿度にまでこだわった、記憶に残る料理が供されるビストロだ。

「佐賀県・酵素ポークのロースト ローズマリー風味」(写真上・左)、「ブイヤベース」(写真上・右)などに使われている食材の多くは、2015年の開店前に、シェフ自ら全国の生産者を訪ね歩いて出逢ったもの。
国内では手に入らない一部の食材はフランスからも取り寄せるが、長くフランスにいたからこそわかる日本の食材のよさも多くの人に知ってほしいと、各地の生産者と熱い交流を続けている菊地シェフ。

『ビストロ シンバ』に行けば、自分の出身地や縁のある土地の食材のおいしさを、改めて知ることだってあるかもしれない。

ビストロ・シンバ

住所
東京都中央区銀座1-27-8 セントラルビル1F
電話番号
050-3172-4218
営業時間
火~日
ディナー 17:30~24:00
(L.O.23:00)
定休日:月曜日
不定休(月2回火曜日)
ぐるなび
ぐるなびページhttps://r.gnavi.co.jp/4us5zdwk0000/

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