御徒町『エニシスタンド』の担担麺がこれだ！ ミシュラン掲載ラーメンの姉妹店がオープン、早くも人気爆発

『ミシュランガイド 兵庫』の「ラーメン部門」でビブグルマンを獲得したことをはじめ、食通からの評価も高い『担担麺専門店 DAN DAN NOODLES. ENISHI』。その味を継ぐラーメン店としてオープンしたのが東京・御徒町の『エニシスタンド』だ。

JR御徒町駅から徒歩1分のビル内の飲食店ゾーンに佇む『エニシスタンド』は、エントランス一面が大きく開け放たれ、ふらっと気軽に立ち寄りたくなる雰囲気でいっぱいだ。

テーブル席、カウンター席ともにゆとりの広さが魅力的。しかも、シンプルかつスタイリッシュな空間で、店員さんたちはみんなおしゃれでフレンドリー。

聞けば、なんと現役の美容師の方々が、本業の予約時間を調整しながら店を切り盛りしているというのだから驚き。

美容師としてはみんなベテラン。それぞれが、「そろそろ新しいことにチャレンジしよう」と思っていたことから、フランチャイズの話がみるまに決まっていったという。

とはいえ、初めての飲食業。不安などなかったのかと尋ねると、活き活きと働くスタッフらは口々に「楽しいです」と答える。

『担担麺専門店 DAN DAN NOODLES. ENISHI』が研究に研究を重ねてきた原料を使い、麺に関しては、系列店のラーメン店『鶏白湯そば ひまり』（東京・お花茶屋）の製麺所で『エニシスタンド』専用麺を製造しているため、味わいにも自信が持てるのだ。

シグニチャーは、メニュー上で“This is KOBE担担麺（これが神戸の担担麺）”のコピーとともに紹介されている「エニシ担担麺」（写真上）。20種類以上のスパイスが配合された自家製スパイスラー油による、心地よい“シビ辛”を堪能できる汁なしの担担麺だ。

トッピングは、左から時計回りに、しば漬け、水菜、神戸ポークの肉ミンチ、淡路産玉ネギ、カシューナッツ&フライドオニオン。

中央には『担担麺専門店 DAN DAN NOODLES. ENISHI』のオリジナルスパイスが乗り、これらのスパイスは店頭で購入することもできる。

具だくさんの担担麺に箸を通すと、中から出てくるのはしっかり食感の平打ち麺。モッチリとした弾力がたまらない。しかも、噛むほどに麺に絡んだスパイスのうまみが口中に広がるから心地いいのなんの。

淡路産玉ネギの甘みやしば漬けのシャキシャキ感、神戸ポークの肉ミンチのうまみが一体となって広がっていく気持ちよさに、どんどん箸が進む。

こちらは、ご覧の通り見た目のインパクトが大きい「肉チーズ担担麵」（写真上）。

調理工程としては、まず、これでもかというほど大量のローストビーフを縁に盛り付けた器に、しば漬け、カシューナッツ&フライドオニオン、淡路産玉ネギ、スパイスをブレンドした「エニシ担担麵」をイン。

その後、上部に乗せたチーズを溶かしたら、国産ブランド鶏卵「龍のたまご」の黄身をトッピングして完成だ。

濃厚な黄身を箸で割ってとろりとさせ、熱々のチーズ、担担麺ともに一緒に口に運ぶと、スパイシーかつクリーミーな味わいを堪能できる。周囲のローストビーフを合間合間につまめば、お腹も心も大満足だ。

卓上には、ブラックペッパー&ピンクペッパー、オレンジ酢、煮干し酢、ラー油を作る際の搾りかすなどを活用したうまみたっぷりの「エキゾチック酢」などが用意されているので、「エニシ担担麺」「肉チーズ担担麺」ともに味変を楽しむのも痛快だ。

また、小辛、中辛、辛さ別盛りなど辛さを調整できるが、辛さをアップさせて汗を流したいなら、スカッと爽快な「鬼レモンバイス」（写真上）を一緒に注文してはいかが？

バイス（梅酢）と冷凍レモンの心地よい酸味に加えて、SNS映え必至のビジュアルも存分に楽しめる。

ちなみに、「鬼レモンバイス」はアルコールあり・なしどちらのバージョンも用意があるので、お好みのほうをどうぞ。また、クミンやカルダモンを漬け込んだヘルシーなお酒もそろっているので、通うたびいろいろ試したくなりそう。

オープンから1カ月あまりでハッシュタグ付き投稿も続々の『エニシスタンド』だが、これからも目が離せなさそうだ！

【メニュー】
・担担麺　900円
・肉チーズ担担麺　2,500円
・鬼レモンバイス　ノンアル580円／アルコール700円

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。

撮影：佐々木雅久