あっさりなのにコクのあるスープカリーに、ごろごろ入った野菜が魅力。野菜カリー 1,000円
さらさらとしたスープ状のカレーに、ごろごろと大きな具材が入っているのが特徴のスープカレー。札幌が発祥と言われ、いまや北海道を代表する料理のひとつにもなっている。今回テイクアウトに訪れたのは、本場・札幌の人気店「スープカリー ドミニカ」からのれん分けした「スープカリー専門店 札幌DOMINICA 銀座店」。その人気は銀座でも変わらず、昼時には行列必至だ。
ベースとなるカリースープは、オリジナル、トマト、トンコツ、豆乳の4種類。まずはベースをチョイスし、次にチキンや野菜などのメニュー、そして0番~10番のなかから辛さを選ぶ。さらにお好みで半熟玉子やハンバーグなどのトッピングを追加することもでき、迷ってしまうほどバリエーションが豊富だ。もちろん、そのすべてのスープカリーがテイクアウトできる。
この日オーダーしたのは<オリジナル>スープの<野菜カリー>で、辛さは2番の<中辛>というベーシックな組み合わせ。待つことわずか10分足らず。昼時には行列ができる名店だが、テイクアウトなら並ばずに持ち帰れる。しかも事前に電話予約すれば、待ち時間はなし。
気になるお味は…。スープカリーならではのさらさらのスープは、昆布と魚介をベースとした和風の旨みがありつつも、ハーブの爽やかさと様々なスパイスが複雑に調和している。2番の<中辛>だからか、あまり辛くはない。口に入れた瞬間はあっさりしているのに、じわじわとコクのある深い味わいがやってきて、もうひと口、もうひと口と、次第に虜になっていく。配合されている香辛料は、薬膳でいう“生薬”ばかりなのだそう。なんとも身体によさそうだ。硬めに炊かれたターメリックライスとの相性もばっちりで、ごはんもどんどん進む。
そしてカリーに埋もれることなく主張している、彩りゆたかなたっぷりの野菜たちも魅力。にんじん、オクラ、ヤングコーン、長なす、玉ねぎ、じゃがいも、エリンギ、さつまいも…など10種類もの野菜がごろごろ入っている。一つひとつの野菜の持ち味を十分に生かすため、野菜によって茹でる、蒸す、揚げるなど調理法を変えているというこだわりよう。野菜の旨みと食感がしっかり味わえて、“野菜を摂っている”という満足感が味わえるのはそのためだ。野菜不足の人にもうれしい一品だろう。
店内メニューに「明日もまた食べたくなる味」というフレーズを見かけたが、食べ終えてみて実感。まさにその言葉がぴったりだ。次は違うスープで、チキンカリーをぜひ食べてみたい。辛さも1段階アップしてみよう。オフィスランチの楽しみが、これでまたひとつ増えた。
Research MEMO
【販売時間】月~金 11:00~21:30、土・日・祝 11:00~20:30
【価格】1,000円(税込)
【提供スピード】約7分 ※電話予約で即受け取り可能
【ボリューム】女性★★★★★ 男性★★★★☆
【その他メニュー】チキンカリー1,000円、特選 チキン野菜カリー1,200円、ポークカリー1,150円(すべて税込)など
【最寄り駅】JR・地下鉄「有楽町」「東京」駅、地下鉄「京橋」駅
スープカリー専門店 札幌DOMINICA 銀座店
- 電話番号
- 03-3231-1347
- 営業時間
- 月~金 11:00~22:00(L.O.21:30)、土・日・祝 11:00~21:00(L.O.20:30)
- 定休日
- 定休日 年末年始
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
お店への行き方
[1] 銀座一丁目の外堀通りを背に、茨城マルシェのある東京高速道路沿いを京橋方面へと直進 → [2] ひとつ目の角を左折 → [3] ひとつめの角のビル2F