晩秋を迎え、いよいよ本格的な冬が到来。日本酒を熱燗で楽しみたくなるこの季節、日本酒に合うおつまみやブランド酒のワードが急上昇中。
■ファンも多いあの貝、シーズン中は各地で食べ放題も実施中「牡蠣食べ放題」!(350%)
日本酒に合う海鮮と言えば牡蠣。白ワインに合わせる人も、ぜひ日本酒でも試してみてほしい。あまりのおいしさに止まらなくなる、といった大ファンも多い牡蠣は各地で食べ放題も実施中だ。そんな「牡蠣の食べ放題」が前月比350%の検索数となっている。日本中で牡蠣は広く食べられているが、特に日本海沿岸での牡蠣食べ放題は人気が高い。わざわざ出向いてでも食べる価値のあるコストパフォーマンスの良さ、新鮮度、身の大きさ、など魅力的なポイントが多数。牡蠣食べ放題は生牡蠣の地域ごとの牡蠣の食べ比べをはじめ、焼き牡蠣、オーブン焼き、カキフライなど様々な調理法で牡蠣を楽しめるのも魅力のひとつといえよう。
■試飲や酒蔵見学、小売りお断り!三重県の地酒「而今」が話題に。(210%)
三重県の地酒「而今」(じこん)の検索数が前月比200%以上に増加。日本酒の人気は世界的にも高まっており、フランスをはじめ、ヨーロッパ、中東、北米などでもレアな日本酒を求める人が年々増えていることは記憶に新しい。今まで主流だった辛口のものより、さわやかな柑橘系の酸味があるものや微発泡のものが最近のブームを牽引していて、若い年代や女性から人気となっている。そんなブームの中においても、三重県の木屋正酒造が作る「而今」の検索数が急上昇。この蔵元では酒作りに専念したいから、という理由で試飲や酒蔵見学、小売りをお断りしているそう。果実のようなさわやかでみずみずしい香りと、あとからくるふんわりとした甘みが特徴で、日本酒ファンの中においても、圧倒的な存在感があるブランドと話題になっている。
■日本酒に合う!お皿までなめたくなる「なめろう」とは?(370%)
房総半島沿岸に伝わる郷土料理「なめろう」の検索数が前月比370%に。日本酒のつまみとして、旬の青魚が楽しめる「なめろう」が注目されはじめているようだ。鯵や秋刀魚、鰯など青魚をたたいて味噌や日本酒、ネギ、シソ、ショウガなどを混ぜたもの。「なめろう」の語源はあまりの旨さに皿までなめたくなるから、という説と細かくなるまでたたいたことによる粘り気を表現しているという説と二説がある。なめろうを白ご飯の上に乗せてお茶漬けにしたものは「孫茶」と呼ばれ、古くから漁師たちの間で愛されてきた料理である。
データ集計対象期間:2015年9月、10月