こんにちは。dressing編集部です。”編集部が選ぶとっておきのー皿”をご紹介させていただきます。迷いに迷って、ご紹介させていただくのは、地元・京都に帰省した際に食べたこの一皿です。
たまごの座布団の下に隠れた絶品うなぎの”きんし丼”
河原町通から六角通に入り新京極の入り口手前で、「日本一の鰻」の看板があります。時が止まったかのような佇まいの店の名は『京極かねよ』。大正時代より京極の地で地元の人々に親しまれてきたうなぎ専門店です。
入口の赤い提灯が目を引くレトロな建物の奥には、店の守護神である竜神を祭っているという滝まであります。京都のど真ん中でそんな姿を見られるのも珍しい。
こちらでいただけるのは、熟練の職人さんが炭でじっくりと焼き上げ、秘伝のタレにからませたうなぎ料理。なかでも名物なのが、「きんし丼(並2,100円)」です。
うなぎの蒲焼の上に、丼からはみ出るほど大きなだし巻きが、のせられていて、見た目のインパクトは強烈。
“きんし“といいながらもいわゆる細切りの「錦糸たまご」ではなく、巻かずに2つ折りにし、たっぷりと空気を含ませて焼き上げた、大判のたまご焼きがのっています。
ふわふわのたまご焼きとふっくらごはんに包み込まれたうなぎは、スチーム効果でいっそうやわらかくなっています。ほどよくまぶされた香ばしい秘伝のタレが浸みたご飯とうなぎとたまごをいっぺんに食べたらもう”口福”そのもの。
はじめて出逢える一皿もいいけれど、懐かしい一皿もまたよきことかな。
みなさまも、幸せになれるおいしいグルメに出逢えますように。
京極かねよ
- 電話番号
- 075-221-0669
- 営業時間
- 11:30〜21:00(L.O.20:30)
- 定休日
- 無休
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。