地元外のパクチストも訪れる話題の店「パクチーハウス東京」
パクチー好き、通称“パクチスト”御用達の「パクチーハウス東京」をご存知だろうか?
場所は新宿から小田急線に乗って10分ほどの「経堂」。都内ではあるが、ターミナル駅でもないし、地元の人が多く訪れているのかと思いきや、ほとんどが地元外からのお客さんらしい。
それほどまでに、パクチストから愛されている「パクチーハウス東京」。
なぜそんなに愛されているのだろうか。
そして、そんなパクチー料理専門店の人気メニューとはいったいどんなメニューなのだろうか。
圧倒的人気メニューは◯◯とパクチーを組み合わせたコレ!
多くのパクチストが注文する人気料理は「ヤンパク」という料理だそうだ。炒めたラム肉をたっぷりのパクチーの上に盛り付けた、見た目も美しいメニュー。
新鮮なラム肉を使用しているので、一切くさみはなく、とてもジューシー。レモンをかければさっぱりとした味になり、ジューシーなお肉とパクチー独特の香りが相性抜群だ。
「パクチーのおかわりがほしい」
そんなときには、“追パク”をやってみてほしい。
追パクとは、パクチーを追加すること。大声で言えば言うほどたくさんのパクチーを追加してもらえる、とてもユニークなシステムだ!
デザートまでパクチー!?
このお店のすごいところは、デザートにまでパクチーを使用していること。今回は、「パク蜜がけ パク塩アイス」いただいた。見た目は普通のアイスだが、なんと上にかかっている「パク蜜」はパクチーの花から採れた蜂蜜!
そして、アイスには刻まれたパクチーの葉と、ミネラルが豊富に含まれた青ヶ島産「ひんぎゃの塩」とフランス産の乾燥パクチーを絶妙な割合で配合した「パク塩」も含まれている!
ほんのりと香るパクチーと塩味がきいていて、アイスの甘さが非常に引き立つ。
食後のデザートとして、パクチストらしく〆られる一品だ!
パクチーを通して交流を楽しむパクチー料理専門店
パクチーを主役とした絶品料理を求めにくるお客さんの中には、ここでの人と人との交流を楽しみにしている人も多いのだとか。先ほどの“追パク”もパクチーを通して会話が生まれるシステム。パクチーハウスではパクチー好きを集めたパーティーや、近隣の飲食店を自由に走って回るソーシャルマラソンなどイベントを多数主催していて、パクチーを通して会話が生まれるような空間やメニューをプロデュースしている。
「相席は強制ですよ(笑)」
そう語るのは、代表の佐谷さんと、店長のうっしぃさん。
パクチスト御用達のお店は、パクチーをフックとしたコミュニティスペースのようなパクチー料理専門店だった。それが、このお店が多くのお客さんから愛されている秘密のようだ。
<メニュー>
・ヤンパク/890円
・パク蜜がけ パク塩アイス/400円
※価格は全て税別
(取材・文/石井久美子)
パクチーハウス東京
- 電話番号
- 03-6310-0355
- 営業時間
- 18:00〜23:00(L.O. 22:00)
- 定休日
- 定休日 不定休
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。