創業63年の老舗ウニ屋が営むウニ料理専門店
長崎・壱岐の島といえば、日本のウニ漁獲量トップクラスの場所だ。そんなウニの宝庫に、「あまごころ本舗」という創業63年のウニの専門店がある。
そして、この長い歴史を持つ専門店が営んでいるのが、東京駅のキッチンストリート内にある『うに屋のあまごころ』だ。
このお店には、テレビでも話題沸騰の超変わり種メニューがあるというので、さっそく行ってみた。
どこもかしこもウニ三昧!
ウニの料理といえば、シンプルにウニ丼やウニの軍艦巻きなどを想像してしまう。しかし、ここの名物はウニをたっぷり使用したオムライス「想い出のうにオムライス」!見た目からしてとても濃厚。運ばれてくると同時にウニの香りが漂ってきた。
「ライスにもソースにも卵にもウニが入っているんですよ!」
そう語るのは、店長の服部悟さん。
ライスは、醤油とかつおだし、そして酒で味付けをした練りウニを米の状態のときに投入し、さらにその後蒸しウニを混ぜて炊き上げるのだそうだ。この時点でウニが2回も登場している。
そしてオムライスといえばふわふわ卵!一見そのままかと思いきや、よく見るとふんわりとした卵の中には蒸しウニがたくさん入っている。
仕上げのソースは、白ワイン、トマトソースなどでベースを作ったあとに、練りウニと生クリームをブレンドしたまろやかなソース。卵の上にとろっと投入して「想い出のうにオムライス」が出来上がる!
濃厚!なのにしつこくない、贅沢なウニオムライス
完成した「想い出のうにオムライス」を一口いただいてみると、クリーミーなソースとふわふわの卵、そしてライスが口の中で見事にコラボレーション!
濃厚なソースはウニの甘みがしっかり溶け込んでおり、白ワインやトマトソースを使用しているため洋風な味に。一方、ライスは、ウニの磯の香りと醤油、かつおだしでさっぱりとした和風テイストに。そんな二つをウニが隠れたトロトロの卵がつないでくれている。
「想い出」が詰まったロングセラーメニュー
「想い出のうにオムライス」は、このお店の前身、ウニの新しい魅力を発信するイタリアン「リッチョマニア・キッチン」時代から人気No.1のメニューなのだそうだ。
ウニ本来の魅力を発信する「うに屋のあまごころ」に転身してからも、このメニューは変わらずに残っている。
このオムライスを目当てに来店するお客さんも多く、開店前には行列ができることも珍しくないんだとか!
もちろん、シンプルにウニ丼やウニの軍艦巻きなどもあり、ウニを使ったメニューがたくさん。足を運ぶ価値のある絶品オムライス、ぜひご賞味あれ!
(取材・文/石井久美子)
<メニュー>
・想い出のうにオムライス/1,380円(税別)
うに屋のあまごころ
- 電話番号
- 03-6212-6224
- 営業時間
- ランチ:11:00〜15:00、ディナー:15:00〜23:00(L.O.22:00)
- 定休日
- 定休日 不定休
- 公式サイト
- http://uniya.info/
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
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