空前のパクチーブーム！変わり種パクチー料理は経堂にあった
パクチー専門店の台頭やパクチー味のカップ麺が発売されるなど、パクチーブームが続いている。「パクチーナイト」や「パクチー新年会」などパクチー好きのためのイベントなども開催されているほどだ。そんなパクチー好きは「パクチスト」や「パクラー」などと呼ばれる。
今までは、「パクチーは苦手」という人が圧倒的に多かった気がするが、ここ数年で「この独特の味が好き！」と、パクチーにどっぷりはまっている人が増えたのではないだろうか。
しかし、パクチーの食べ方というのは、どうもマンネリ化しがちだ。サラダにしたり、鍋の薬味として食べることがほとんど。
そこで、パクチスト御用達のパクチー料理専門店、経堂にある『パクチーハウス東京』を訪れてみた。
まさに専門店ならではの変わり種メニューが目白押しだ！
噛まずに言える？パクパクピッグ パクポーク ビッグパクパクパクポーク
まるで早口言葉のようなメニュー名。どんな料理なのか気になりさっそく注文してみると、分厚い豚バラ肉の上にパクチーがどっさり盛られたインパクト抜群の料理が登場！
中華ダレとよく絡んだ柔らかく甘辛い豚バラ肉に、パクチーの独特の味が非常に良いアクセントとなっている。この豚バラ肉は、パクチーの根と一緒に煮込んでいるのだとか。調理方法にも専門店ならではのこだわりがあるようだ。
タルタルソースの中にもパクチー！島豆腐南蛮パクタルソース
「パクタルソースとは何ぞや？」
そんな言葉が聞こえてきそうな料理だ。出てきた料理は、パクチーの絨毯の上に盛られた、こんがりと揚がった島豆腐。そして気になるのはセットのソースだ。
聞けば、このソースには刻まれたパクチーが入っているのだとか。下に敷かれたパクチーだけでも十分すぎるほどなのに、濃厚なタルタルソースの中にまでパクチーを忍ばせた、パクチー好きにはたまらない一品。甘辛くふんわりとした島豆腐に濃厚なパクタルソースは絶品！ん～ご飯おかわり！
天つゆよりも塩でダイレクトにパクチーを味わおう！パク天
これまで紹介してきた2品もとてもインパクトのある変わり種料理だが、この「パク天」は一番インパクトがあるのではないだろうか。なんと大量のパクチーをそのまま天ぷらに。衣がサクッとしており、程よく油をまとっているので、とてもまろやかな優しい味となっている。
素材の美味しさをストレートに感じるために、天つゆではなく、天然のミネラルが豊富な青ヶ島産「ひんぎゃの塩」とフランス産の乾燥パクチーを絶妙な割合で配合した「パク塩」をつけて食べるのがおすすめだとか。
ドリンクももちろんパクチー！パク酒ソルティドッグ
ドリンクメニューにもパクチーをふんだんに使用している。中でもおすすめは「パク酒ソルティドッグ」。グラスのふちには、先ほどの「パク塩」をデコレーション。こちらのドリンクは、ウォッカにパクチーの種を漬け込んで味を整え、グレープフルーツジュースで割ったもの。
非常にさっぱりとした飲みごたえに、パク塩が程よく効いていて、クセになること間違いなし！
中に入っている粒は、パクチーの種。私たちがよく知っているパクチーの葉の部分とは味が異なり、ほのかに甘みを感じる。飲みながら、パクチーの種を食べるとまた違った味と食感を楽しめるので、ぜひ一度味わってみてほしい。
パクチーの楽園へ！パクチストはもちろん、パクチー初心者にもおすすめ
パクチーといえば、苦手な人も多いかもしれない。
しかし、ここ『パクチーハウス東京』で提供している料理は、パクチーを主役にして、パクチーの美味しさを最大限に引き出した料理ばかり。
パクチー好きのパクチストの楽園は、パクチー初心者がパクチストへと変わる場所になるかもしれない。
（取材・文/石井久美子）
＜メニュー＞
・パクパクピッグ パクポーク ビッグパクパクパクポーク／1,200円
・島豆腐南蛮パクタルソース／750円
・パク天／789円
・パク酒ソルティドッグ／890円
※価格は全て税別
パクチーハウス東京
- 電話番号
- 03-6310-0355
- 営業時間
- 18:00〜23:00（L.O.22:00）
- 定休日
- 定休日 不定休
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
