ヘルシーなグリークフード目当てに、世界中からファンが訪れる人気店が日本初出店!
3月31日にオープンした銀座・数寄屋橋交差点の「東急プラザ銀座」最上階にオープンした『THE APOLLO(アポロ)』に予約が殺到しているらしい。同店は、ギリシャ系オーストラリア人である新進気鋭のオーナーシェフ・ジョナサン氏と、オーナー・サム氏が2012年にシドニーにオープンさせたモダンギリシャレストラン。「The Australian Hot 50 restaurants」を3年連続受賞し、4年連続「Australian gourmet traveller」のトップ100に選出されるほどファンが多く、美食家が集まる名店として知られている。
ギリシャ料理は、イタリア料理、スペイン料理、モロッコ料理と共に、「地中海の食事」として世界無形文化遺産に登録されているインターナショナルフード。なかでもギリシャ料理は、新鮮な魚介や野菜、チーズ、羊肉など、豊富な食材を用い、ミネラルやビタミン豊富な地中海の恵みを受けたオリーヴオイルをたっぷりと使うのが特徴。さらにクローブやオレガノなどのハーブやスパイスをふんだんに使用する。これらのギリシャ料理をワイン片手に楽しむ食のライフスタイルは「グリークフード」と呼ばれ、ヘルシーでおしゃれな食事として、新しいトレンドとなりつつある。
「アポロの料理は、クラシックなギリシャ料理を、シドニーの豊富な食材を使い、オーストラリアのローカルの人たちにも好んでもらえるように、“モダングリーク”に進化させたもの。オリーヴオイルやハーブ、スパイスはもちろん使いますが、あくまで主役となる食材の味わいを引き立たせるシンプルな調理法を用いて、ライトでヘルシーにアレンジしています。素材の味を生かした調理は、和食と通じるところもあり、ギリシャ料理も日本人に受け入れてもらえると思います」とオーナーシェフのジョナサン氏は語る。
料理、アルコール、空間、眺望…すべてが美食家の心をつかみ、予約が殺到中!
看板メニューは、ヤギと羊のミルクで作ったギリシャ独特の「ケファログラヴィエラチーズ」をフライパンでこんがりと焼いた「サガナキチーズ」。やさしい甘さのハチミツとスッキリしたレモンジュース、オレガノがアクセントに。まったくクセはなく、新感覚の味わいだ。一度食べるとハマる人多数で、シドニーでも人気No.1メニューなのだとか。
「ラムショルダー ザジキソースとレモン」も羊肉を多用するギリシャ料理ならではのメニュー。ラムの肩肉をオリジナルのスパイスで10時間煮込み、さらにオーブンで1時間焼き上げ、ギリシャヨーグルトをベースに、キュウリやニンニク、オリーヴオイル、レモンをミックスしたザジキソースを合わせている。ジューシーなのに、ヨーグルトの爽やかさが相まって激ウマ。また本国と同じメニュー以外に、オージービーフや飛騨牛などの炭火焼も揃う。
ジョナサン氏によると、日本はラムよりビーフを食べる人が多いため、メニュー化に至ったとのこと。
料理に合わせるアルコール類は、ソムリエでもあるオーナーのサム氏が、モダングリークフードに合う、ブドウ本来の味を活かしたナチュラルワインを中心に、約120本セレクト。フレッシュフルーツや野菜を使ったシドニーでもおなじみのオリジナルカクテルも食事を引き立てる。
店内は、シドニーの店と同じデザイナーが手がけており、大理石とコンクリートむき出しの空間に、活気にあふれるオープンキッチンやロングテーブルが特徴的。ガラス窓からは銀座の景色を一望でき、ロケーションも最高で、予約が殺到しているのもうなずける。今春最注目の『THE APOLLO』で、今までにないモダンギリシャ料理を満喫してみては。
(メニュー)
サガナキチーズ 1,800円
ラムショルダー ザジキソースとレモン 3,200円
タラマサラータ 1,200円
グリークサラダ 1,600円
“レモンパイ”アポロスタイル 1,600円
※すべて税別
(取材・文/鈴木恵美)
THE APOLLO 銀座
- 電話番号
- 050-5487-6360
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- 11:00~23:00
(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)
- 定休日
- 不定休日あり
東急プラザ銀座に準ずる
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。