赤身肉・熟成肉人気もすっかり定着してきたなか、最近「塊肉」を提供する店が増えてきている。豪快にカットされた塊の肉は、重厚な見た目だけでなく、余分な脂が落ちていてうまみがぎゅっと凝縮されるのもポイント。今回は今こそ味わいたい豪華な塊肉を提供するお店を一挙にご紹介しよう。
1.ステーキハウス『37 Steakhouse & Bar』の姉妹店
六本木ヒルズのステーキ専門店『37 Steakhouse & Bar(サーティーセブンステーキハウスアンドバー)』が、2016年4月に新業態の店としてオープンさせた『37 Roast Beef(サーティーセブンローストビーフ)』はローストビーフの専門店。
塊肉を低温でじっくりと焼き上げることで、余分な脂肪分が落ち、ヘルシーに仕上がる点は美容と健康を気にする女性にもおすすめ。厚さも1cm程度の100gをはじめ、200g、300gの3種類、ディナーはこの3種類に加え、ニューヨークカットと呼ばれる約4cmの厚さの400gが登場。
ピンク色の断面とジューシィーな肉汁が食欲をそそるローストビーフとワインを楽しみたい人にはぜひ足を運んでみてほしい。
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2.薪火が主役のイタリアンでいただく北海道産「十勝田くぼ牛」の塊肉
広尾の『リストランティーノ バルカ』、恵比寿の『アーリア ディ タクボ』にてオーナーシェフを務めた田窪大祐シェフが、新たに代官山にオープンしたイタリアン『TACUBO(タクボ)』。同店の特徴は、シェフが薪火で生きる肉質の牛を北海道の畜産家と研究し、生産者と一緒に育てた「十勝田くぼ牛」を使用していること。
塊肉は、ピッツァ窯やオーブンのように熱が対流せず、下火だけで焼いて、肉汁をうまく全体に回す。
中はレアに、外側はガリッと焼き固めた薪焼き肉は、シンプルすぎる調理法だからこそ、肉本来のおいしさを楽しめる。
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3.トスカーナの味を再現! 圧巻のTボーンステーキと生パスタを堪能できるイタリアン
ビジネス向けの店が多いイメージがあった浜松町・大門エリアに、グルメの話題店が集結した商業ビル『GEMS(ジェムズ)大門』が2016年3月にオープン。1・2階に陣取る『Trattoria Cicci Fantastico(トラットリア チッチ ファンタスティコ)』では、中央に構えるオープンキッチンで、塊肉を焼く薪火があかあかと燃える。
同店では、イタリア・トスカーナ地方の名物肉料理「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」を、アンガス牛の適度に脂の乗った“チョイス”ランク(プライムに次ぐ高級部位)で提供。
ほのかに甘い薫香がついた肉は、食べるほどに食欲が増すおいしさ。自家製生パスタやイタリアワイン・クラフトビールも豊富に揃う。
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