赤身肉・熟成肉人気もすっかり定着し、今最もアツい肉グルメとして広がりをみせているのがローストビーフ。昔からなじみのある肉料理だが、手軽に味わえるローストビーフ丼の人気が高まり、今一度ローストビーフのおいしさに注目が集まっている。今回は元祖ローストビーフ丼の店から、うどん屋なのにローストビーフが絶品のお店まで、インパクトに満ちたレアで赤いローストビーフの最新事情をまとめてみた。
1.ピンク色にうっとり!大きく咲いたインパクト大な肉の薔薇
武蔵小山の『くいしんぼう がぶ』。ローストビーフのブームが起こるずっと前から、同店の好評メニューだった「がぶ丼」は、まるで、肉の薔薇と称するにふさわしい、美しいローズピンクのローストビーフがふわりと丼にのる。
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ボリュームも申し分なし。シンプルな味付けに、挽き立てのブラックペッパーがアクセントになっている。
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2.とろける脂身が絶品!夜のみいただけるキラキラ輝くローストビーフ
新橋の人気うどん店『稲庭うどん 七蔵』は、夜はローストビーフが看板メニューの創作料理店に様変わりする。
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葛西剛男さんが繰り出す確かな味は、ホテル時代に感銘を受けた一品がルーツ。「ローストビーフの持つ、人を笑顔にする魔力を、いつか自分の店で」との思いを叶えた。
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一時間かけて外側を焼き、オーブンで6時間じっくり内側に火を通す。筋をすべて除いた厳選の和牛は、とろける食感と甘さが極上。一度沸騰させたワインなどに材料を混ぜ合わせて作られたソースがかかったローストビーフは、噛めば噛むほど、凝縮されていた肉のうまみがジュワリと溢れだしてくる。
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3.100~400gまで、4種類の厚さからチョイス!NY発『37 Steakhouse & Bar』の新業態レストラン
熟成肉の先駆けとなった六本木のNY発ステーキハウス『37 Steakhouse & Bar』が、本格的ローストビーフ専門店『37 Roast Beef』を表参道ヒルズに4月にオープン。
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肉のエキスパートとして『37 Steakhouse & Bar』の総料理長を務める鹿内龍也シェフが手掛けるローストビーフは、なんと約7kgの塊肉から! お肉は、ローストビーフに最適なレア感や赤身のうまみを感じられるアメリカ産のリブロースを厳選。沖縄の塩とコショウのみで下味をつけた肉を、低温のオーブンでじっくり焼き、1~4cmの4種の厚さからカットを選ぶ。
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本場NYで大ブームのチョップドサラダにも力を入れている。豪快に厚切りで堪能したい、迫力のローストビーフだ。
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