東京都心から電車に乗れば1時間程度で行け、海や山など自然豊かでデートや旅行にも最適な湘南エリア。6月のこの時期は鎌倉の歴史あるお寺などで紫陽花(あじさい)が見ごろとなり、梅雨が明けると由比ヶ浜や江ノ島、茅ヶ崎などのビーチで海水浴の季節が到来する。
今回は見どころ満載な初夏のこの季節に行きたい、潮風を感じる湘南エリアのグルメスポットをまとめてご紹介。
1.記憶にくっきり足跡を残す味!湘南の海、畑、季節を感じるイタリアン
2009年に由比ヶ浜にオープンした一軒家イタリアン『MANNA(マンナ)』。このお店のメニューは、女性シェフ原優子さんいわく「自分が作りたいというより、お客さんが喜ぶから」という理由で、A4の紙一面にびっしりと並ぶほどの豊富さ。
料理は季節やその日に合わせて変化する。ある日のメニューは、旨みののった佐島の鰹を軽くスモークしてディルやコリアンダー、フェンネルとサラダに。毎朝、連売(鎌倉市農協連即売所)で買う季節の野菜はチーズ焼きに。富士山の天然キノコはタリアテッレという具合。
「私は同じものを繰り返し作ってるけど、そのたびに新しい発見があって、変わり続けている気がします。私たちは毎日違う空気を吸って生きているわけで、季節の移り変わりもあれば、昨日と今日も同じようで違う。今日は暑いからこういうのを食べてもらいたいとか、そんな料理」。原さんが語るように、このお店の料理はその季節の湘南の海がわかり、畑が見え、季節を感じることができる。
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2.鎧塚氏が21年温めた構想がついに実現!海を眺めて楽しむ「キッシュ&ワインバー」
小田急江ノ島線、片瀬江ノ島駅から徒歩2分、国道134号線沿いにパティシエの鎧塚俊彦氏が手がける『Quiche Yoroizuka(キッシュヨロイヅカ)』の第一号店が4月21日(木)にオープン。レンガ調の落ち着いた雰囲気のお店は、目の前に湘南の海と江の島を望むことができる。
気になる商品ラインナップは全部で約20種類。スイーツだけではなく惣菜系キッシュも多数そろい、江の島ならではの「シラスと青ネギ」は同店のおすすめ。地元の食材から季節のフルーツまで、食感も香りも楽しい新感覚キッシュが揃う。
また「キッシュと一緒に肩ひじ張らずに気軽にワインを楽しんでもらいたい」という鎧塚氏の想いから、ワインをグラス480円(税別)で提供している。
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3.塊肉を10時間焼く!肉の常識を覆す本場アメリカ仕込みのBBQ
茅ヶ崎、湘南にオープンしたバーベキューレストラン『SHONAN BAR-B-Q』は本格的にアメリカンバーベキューの技法を用いた調理法を実施しているレストラン。
低温で焼き、燻煙専用機材を使い肉の旨みを引き出していく。10時間もかけて焼くというブリスケット(牛の肩バラ肉)は通常なら硬い部位であるが、味わい深い箇所。それが信じられないほど柔らかく仕上がっているというから驚きだ。
その他にも骨離れのよいスペアリブはこれぞバーベキュー料理、といった印象であるし、プルドポークドッグは豪快にかじりつきたい一品。湘南クラフトビールの他、ボトルのコーラも用意されており、アメリカンな雰囲気をより一層高めている。
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