鮨屋にしろお好み焼き屋にしろカウンター形式の料理店は、食べることに何か別の楽しさを付加してくれる。
京料理は個室や座敷に上がって食べる料亭よりも、カウンタースタイルの割烹の方がおいしく食べられるのではないか。
そんなところから、飲食店で「食べること」の感覚的な関係を見ていこう。
フレンチやイタリアンにしても、「今度、お食事でも」といった具合で、誰かに会ったり仲良くなるのが目的の「人との関係性を優先して食事に行くこと」と、単純に「おいしいものをおいしく食べたくて行く」というのは、全然違う局面だ。
それは俗に言われるTPOと一見よく似ているが、それともちょっと違う。
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