以前にも増して健康への関心が高まるなか、無農薬、無科学肥料、露地栽培にこだわった「オーガニック野菜」を思う存分味わえる店が続々登場中。中でも『WE ARE THE FARM(ウィー アー ザ ファーム)』は、千葉・佐倉にある自家製農園から毎日届く野菜を使ったレストランとして、2014年の1号店オープンにはじまり、現在3店舗目も連日大賑わい。今回は、『ウィー アー ザ ファーム』の個性ある3店舗それぞれの魅力を一挙にご紹介しよう。
1. どこまでも野菜本来の味にこだわった、代々木上原の自家農園野菜レストラン
2014年6月、代々木上原に『WE ARE THE FARM(ウィー アー ザ ファーム)』第1号店がオープンした。
巷にあふれる「無農薬」「オーガニック」という言葉を使わず、「固定種の野菜」にこだわりを持つ同店。固定種野菜とは、交配を行わず親から子、子から孫へと代々同じ形質が受け継がれている種の野菜を指し、野菜本来の独特の味わいが濃く残るのが特徴。生か鉄板焼きで仕上げられた野菜は、ケールなど珍しいものからニンジン、オクラまで種類も豊富。
その味わいは、超毒舌評論家、友里征耶をも唸らせたというから本物だ。
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2. ひとつひとつの野菜を最大限においしくする調理法で、最高の状態をいただける恵比寿の2号店
2015年には、恵比寿・五叉路交差点近くに2号店がオープンした。こちらも、固定種の野菜を露地栽培した農場直送の新鮮な味わいが自慢。
栽培品種は130種にも上り、たとえば看板野菜のケールは、年中提供できるようにと5~6品種を育てている。「本日収穫、畑の鉄板焼きバーニャカウダ」は、サツマイモはふかしてから鉄板焼きにするなど、野菜ごとに調理法を変える丁寧さだ。
スタッフ全員が農場に通っているため、当然野菜に詳しく、会話も思わず弾む。
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3. ライトな野菜おつまみから、ガッツリ系まで! 0次会から3次会まで対応可能な3号店
東銀座に誕生した3号店『STAND BY FARM(スタンド バイ ファーム)』。「味は銀座レベルでも3,000円で飲んで帰れる店」にしたかったそうだ。他の2店にはない「本日の朝摘み野菜」を追加したのが特徴。
看板メニューの「オーガニックケール」をはじめ、「スノウホワイトスティック」や「ヤーコン」など、朝採れの野菜、常時20種類ほどを一皿480円で味わえる。「ケールとキャベツの辛味噌ホルモン鍋」「豚のグリル瞬間燻製」「ケールのお好み焼き」などガッツリ系も充実。