「餃子がきらい」という人になかなか出会うことがないくらい、万人に愛されている餃子。
でも、材料を刻んでこねてタネを作るのが面倒くさい…。いつも作る餃子はマンネリ気味…。そんなあなたにこそぜひとも試していただきたい、簡単アレンジ餃子レシピ5選をご紹介!
おしゃれなイタリアン餃子から、チーズたっぷりの間違いない羽根つき餃子、フルーツをまるごと入れた大胆スイーツ餃子まで、どれも簡単なのに味も見た目も抜群な組み合わせばかり。さっそくレシピをチェック!
1.ぷりぷりエビと濃厚アボカドをわさびマヨで!「アボカドシュリンプ餃子」
トロっと濃厚なアボカドと、エビのぷりぷり食感、生ハムの塩気が絶妙にマッチ。わさびマヨネーズを付けて食べると、まろやかさの中にピリ辛なアクセントが加わってあとを引く。エビの尾をわざと出して包めば、見た目にも楽しい餃子の出来上がり。
<レシピ>
▼材料(作りやすい分量)
・餃子の皮 … 10枚
・ボイルエビ … 15尾
・アボカド … 1個
・生ハム … 4枚
・マヨネーズ … 大さじ1
・[A]マヨネーズ … 大さじ1
・[A]わさび … 小さじ1/2
・[A]レモン汁 … 小さじ1/2
・オリーブオイル … 適量
・小麦粉 … 適量
・水 … 100ml
▼作り方(調理時間:15分)
① ボイルエビは10尾分の背中を開き、残り5尾分は荒く刻んでおく。
② アボカドと生ハムは1センチ角に切る。
③ ボウルに②と、刻んだエビ、マヨネーズを入れて混ぜる。
④ 餃子の皮で、③と開いたエビの尾が出るように包み、小麦粉をふるったバットに並べる。
⑤ フライパンにオリーブオイルを引き、④を並べ、水を加えて蓋をし、蒸し焼きにする。
⑥ お皿に盛り付け、Aを混ぜ合わせたわさびマヨネーズをつけていただく。
2.餃子がイタリアンおつまみに変身! バジルが爽やかに香る「カプレーゼ餃子」
どう見てもイタリア料理にしか見えないこちらは、カプレーゼ風に仕上げた焼き餃子。まるごと使ったプチトマトの甘み、モッツァレラチーズのモッチリとろ~り食感、バジルの爽やかな香り…これはもう間違いない組み合わせ。
華やかな見た目がホームパーティーや女子会にもぴったり。焼き立てはミニトマトが熱々なので、食べるときは注意して。
<レシピ>
▼材料(作りやすい分量)
・餃子の皮 … 8枚
・ミニトマト … 8個
・モッツァレラチーズ … 1/2個
・バジル … 適量
・バジルソース … 適量
・オリーブオイル … 適量
・小麦粉 … 適量
・水 … 100ml
▼作り方(調理時間:15分)
① モッツァレラチーズを8等分にスライスしておく。
② 餃子の皮で、①、バジル、ミニトマトを包み、小麦粉をふるったバットに並べる。
③ フライパンにオリーブオイルを引き、②を並べ、水を加えて蓋をし、蒸し焼きにする。
④ お皿に盛り付け、バジルソースをかけて完成。
3.ピリ辛キムチにパクチーの香りがフワッ。ビールに合いすぎる「エスニック餃子」
キムチの辛さのあとに追いかけてくるパクチーの香りがクセになる揚げ焼き餃子。具材のパクチーの他に、生のパクチーを添えて食べると香りを強く感じられるのでおすすめ。
角切りのサラダチキンの食感もよく、さっぱりヘルシーなのにビールがついつい進んでしまう。いつもの定番おつまみのラインナップに名乗りをあげる一品。
<レシピ>
▼材料(作りやすい分量)
・餃子の皮 … 10枚
・サラダチキン … 1個
・パクチー … 適量
・キムチ … 90g
・レモン … 1/8個
・スイートチリソース、ナンプラー … 適量
・サラダ油 … 適量
・小麦粉 … 適量
▼作り方(調理時間:15分)
① サラダチキンは1センチ角に刻んでおく。
② パクチーとキムチは荒くみじん切りにしておく。
③ ①と②を合わせ、餃子の皮で包み、小麦粉をふるったバットに並べる。
④ フライパンにサラダ油を引き、③を並べ、揚げ焼きにする。
⑤ お皿に並べ、パクチー、レモン、スイートチリソースやナンプラーをかけて完成。
4.チーズたっぷりで外はカリカリ、中とろ~り!「じゃがカルボナーラ餃子」
カリッカリのチーズの羽に、とろ~り濃厚なカルボナーラソースが相性抜群! ジャガイモを使っているので食べごたえも◎。
おつまみにするなら、ブラックペッパーを多めにふってピリッと刺激的な味わいに仕上げるのがおすすめ。
<レシピ>
▼材料(作りやすい分量)
・餃子の皮 … 20枚
・ジャガイモ … 3個
・牛乳 … 大さじ2
・ブロックベーコン … 70g
・ピザ用チーズ … 80g
・市販のカルボナーラソース … 1袋
・パセリ … 適量
・ブラックペッパー … 適量
・サラダ油 … 適量
・小麦粉 … 適量
・水 … 100ml
▼作り方(調理時間:15分)
① ベーコンを1㎝角の角切りにし、フライパンで炒める。
② じゃがいもは茹でて皮をむき、熱いうちに潰す。
③ ②に、①、チーズ半量、牛乳を加え、良く混ぜる。
④ 餃子の皮で3を包み、小麦粉をふるったバットに並べる。
⑤ フライパンにサラダ油を引き、④を並べ、水を加えて蓋をし、蒸し焼きにする。
⑥ 水気がなくなったら、残りのチーズをまんべんなくふりかけ、カリカリになるまで焼く。
⑦ お皿に盛り付け、温めたカルボナーラソース、パセリ、ブラックペッパーをかけて完成。
5.餃子もついにここまで来たか! クリームチーズが合いすぎる「苺大福風スイーツ餃子」
まさかのスイーツまで対応できる餃子の皮の優秀さにもはや脱帽。
モチッとした皮に甘~いあんこ、甘酸っぱい苺とクリームチーズの相性は抜群! あんこを白あんに変えて、苺を種なしマスカットにすると、さわやかでおいしいマスカット大福に。お好みのフルーツでアレンジを加えてみて。
<レシピ>
▼材料(作りやすい分量)
・餃子の皮 … 8枚
・片栗粉 … 適量
・あんこ … 大さじ8
・クリームチーズ … 小さじ8
・苺 … 8粒
・アイスクリーム … 適量
・ミント … 適量
▼作り方(調理時間:15分)
① フライパンにお湯を沸かし、餃子の皮を1分茹で、冷水にとる。(一度にたくさん茹でるとくっつきやすいので注意)
② キッチンペーパーで①の水気を取り、外側の面に片栗粉をまぶす。
③ ②の上にあんこ大さじ1とクリームチーズ小さじ1、苺の順番にのせ、包む。
④ お好みでアイスクリームとミントを添えて、完成。
餃子の可能性を広げるアレンジレシピは、ご飯のおかずや晩酌のおつまみ、女子会のデザートなどさまざまなシーンに使えて役立つこと間違いなし。包んで焼くだけというシンプルな工程なので、料理初心者も気軽に楽しめる。
アイディアの数だけアレンジはできるので、お好みの具材で試しながら、お気に入りのオリジナル餃子をつくってみて。
<レシピ作者プロフィール>
なかざわ あやの
1991年生まれ。新潟県出身。
レシピコラム執筆を中心に活動中。
Instagram:https://www.instagram.com/que_delicioso/
(編集、メニュー監修:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリーhttp://foodcreativefactory.com/)