神楽坂の街に、前菜からデザートにいたるまですべての皿に旬の果実を使用した“フルーツコース”を提供する店があるのをご存じだろうか。神楽坂の『エノテカ フルッテリア スタジオーネ フルッティフィカーレ』は、旬のフルーツを前面に押し出したコース料理が評判だ。
食べられるのは今だけ! 魅力的な旬のフルーツ料理たち
『エノテカ フルッテリア スタジオーネ フルッティフィカーレ』の料理は月ごとにかわり、同じメニューを食べることができるのは1カ月の間だけ。旬食材を使うことを主目的とし、フルーツだけでなく野菜もその季節に一番旬のものをチョイス。しかも、アミューズ・前菜・シェフのスペシャリテ・パスタ・メインディッシュ・ドルチェの6皿すべてに、それぞれ異なるフルーツを取り入れるという徹底ぶり。
パスタとメインディッシュは2~3種から好みのものを選ぶことができる。2016年9月のパスタは「スパゲッティーニ 鰹とキウイフルーツのアーリオオーリオ ジンジャー風味」と、写真の「ペンネ 4種のチーズと無花果のクレマ」。要望があれば2種のパスタを半分ずつシェアして食べることも可能なので、友人と複数人で来店する時にはどちらの味も体験してみるとよいだろう。
「パスタにフルーツを合わせると甘すぎてしまうのではないか」「フルーツパスタがどんな味になるのか想像できない」など、初めて訪れる客の中にはちょっぴりドキドキしながら食べ始める人もいるよう。しかし、ひとくち頬張れば不安は一瞬で喜びにかわる。素材本来の味を活かし、果実が持つ優しい甘みにちょうど良い塩気のパスタソースが絡み合い、絶妙なバランスに仕上がっている。
オーシャンビーフサーロインとフォアグラに、甘みの濃い黄桃がマッチ!
取材時のメインディッシュは「いろいろ茸と葡萄のスープに浮かべた太刀魚の香草パン粉焼き」や「胡桃ペーストを載せたもち豚フィレ肉のメダリオーネ ブルーベリーヴィンコットソース」を用意。さらに1,000円をプラスすると「オーシャンビーフサーロインとフォアグラ、黄桃のロッシーニ風」もオーダーすることができる。
オーシャンビーフとはニュージーランドの栄養価の高い牧草を与えられて育った穀物肥育牛のこと。広大で豊かな自然環境の中で育った健康的な牛肉はほどよい弾力があり、噛めば噛むほど味わいが増す。
やわらかい黄桃の果肉や、濃厚な甘みと香りの黄桃ソースと一緒にオーシャンビーフを食べると、肉のうまみが一層きわ立つ。
フォアグラと黄桃の組み合わせは、口の中がとってもジューシー! フォアグラの脂を黄桃が爽やかにしてくれるので、もたれることもなくどんどんお腹におさまっていく。ズッキーニやヤングコーンといった旬野菜と黄桃ソースの相性もよい。
ぜひ訪店してみて。
神楽坂 スタジオーネ
- 電話番号
- 03-6457-5330
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
- 営業時間
- 月~金
ランチ 11:30~15:00
(L.O.14:00)
ディナー 17:30~23:00
(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)
土・日・祝
ランチ 11:30~15:30
(L.O.14:30)
ディナー 17:00~23:00
(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)
- 定休日
- 無
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。