パリッとムッチリ食感がたまらない! 発酵なしですぐに作れる「塩パン」レシピが簡単でおいしすぎ

2016年10月06日
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パリッとムッチリ食感がたまらない! 発酵なしですぐに作れる「塩パン」レシピが簡単でおいしすぎ
Summary
1.「塩パン」が発酵なしで、しかもたったの45分で作れる!
2.イースト菌の代わりに使うのはベーキングパウダー
3.お店さながらのパリッ&モッチリな理想的な焼き上がりに

発酵がいらないから1時間以内で完成!「お手軽塩パン」の作り方

外はパリッ、中はモッチリ。バターの甘く香ばしい香りと岩塩のアクセントがたまらない「塩パン」は、パン好きならだれもが食べたことのある定番人気のお食事パン。
そんな塩パンを家でも手軽に作れたらうれしいが、パン作りには発酵が不可欠。発酵は手間も時間もかかる上、気温や湿度で仕上がりが左右されてしまうため初心者にはむずかしい……。
そこで今回は、発酵の工程がいらない塩パンのレシピをご紹介! 発酵の手間をなくせば、通常2~3時間かかるパン作りも1時間以内でOK。思い立った時にすぐ作れるので、休日ブランチやおもてなしにもぴったり。

材料の入れ方から捏ね方、成型のコツまで、パン作りが初めての人でもわかりやすいレシピになっているので、楽しみながら作ってみてほしい。

▼材料(6個分)

・[A] 強力粉 … 150g
・[A] 薄力粉 … 50g
・[A] ベーキングパウダー … 大さじ1
・[A] 砂糖 … 小さじ2
・[A] 塩 … 小さじ1/2
・[B] 牛乳 … 100ml
・[B] 溶き卵 … 1/2個
・バター(常温) … 10g
・バター(冷えたもの) … 48g(8g×6個)
・溶き卵 … 1/2個
・塩(岩塩) … 適量

▼作り方(調理時間:45分)

① ボウルにAを入れ、混ぜ合わせる。

<材料を混ぜる時のコツ>
A(粉類)を全体的に混ぜたら、B(牛乳と卵)は一気に入れず、少しずつ入れて混ぜること。

② Bを少しずつ加えながら捏ね、生地がまとまってきたらバター(常温)を加え、なめらかになるまで捏ねる。丸く整えてからラップをし、10分ほど生地を休ませる。

<捏ね方のコツ>
最初は手に生地がくっつきやすいため捏ねにくいが、生地をボウルに投げつけるようにするとベタつきが軽減される。捏ねていくうちに徐々に粉が水分を吸って手から離れやすくなる。捏ねやすくなったら、手の付け根あたりを押しつけるようにするとうまく力が入り、しっかりと捏ねられる。

③ ②を6等分にし、丸める。生地を二等辺三角形に伸ばす。

④ ③の手前にバター(冷えたもの)をのせ、バターをしっかり巻き、クルクルと巻いていき、巻き終わりを下にして並べる。

<成型のコツ>
二等辺三角形にしたときに縦の長さを十分に取ること。ひと巻き目にバターをのせたらしっかりと包み込むようにする。ここでゆるいとバターがすべて外に溶け出してしまうので注意。(※しっかり閉じていても、焼いた時に多少バターが溶け出すが、そのおかげで外がカリッと焼けるので大丈夫!)

⑤ 表面に溶き卵を塗ってから塩(岩塩)を振り、200度のオーブンで15分焼いたら完成。

イースト菌の代わりにベーキングパウダーを使えば、発酵の手間と時間を気にせずに、ムッチリとした理想的な食感の塩パンが出来上がる。コツさえ押さえればだれでも簡単に、そして楽しく、お店さながらの仕上がりの塩パンを作ることができる。手作りならではのあたたかさと、焼き立てのバターの香りを堪能できる、とっておきのレシピだ。

<レシピ作者プロフィール>
鈴木麻友子
フードコーディネーター。インナービューティーダイエットアドバイザー。
1987年生まれ。
桑沢デザイン研究所卒業後、インテリアショップでディスプレイなどを担当。祐成クッキングアートセミナーで学び、フードコーディネート、スタイリングをしながら日々活動中。
“おいしく食べて、心も体も内側からキレイに”をテーマに、体にいいものや、旬の食材を取り入れたレシピをメインに研究している。
Blog:http://ameblo.jp/5050kamui
Instagram:http://instagram.com/mayu_uco
(編集、メニュー監修:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/