材料を重ねて炊くだけ! 簡単おいしい「炊飯器ビリヤニ」の作り方
スパイシーな味わいが魅力のインドカレーには言わずもがなファンが多いが、そんなインドカレー好きに自信をもっておすすめしたいのが、インドの炊き込みご飯「ビリヤニ」。知名度はそこまで高くはないが、スペイン料理の「パエリア」、日本料理の「松茸ご飯」に続く、”世界三大炊き込みご飯”のひとつとも言われている。
エスニックな印象が強いため、一見作るのが難しそうに見えるが、炊飯器を使用すればとっても簡単! ベースとなるカレーも基本的にはなんでもOK、昨晩つくった洋風カレーの余りなどでも問題はない。それではさっそくレシピをご紹介!
<レシピ>
■材料(2~3人前)
・バスマティ米 … 300g
・カレー(お好みのカレー) … 400g
・パクチー … 15g
・ミント … 5g
・水 … 180㏄
・[A]手羽元 … 6本
・[A]カレー粉 … 小さじ1
・[A]チキンコンソメ … 1個
・[A]ニンニク … 1片(すりおろす)
■作り方(調理時間:約70分)
① バスマティ米は軽く洗って汚れと白い濁りを取り、水気を切っておく。
② 保存用袋に、Aの材料をすべて入れてよく揉みこむ。
③ 炊飯器に、カレーの半量を入れる。
④ 約2cmの長さにざく切りしたパクチーと、ミントの葉を半量ずつ入れる。
⑤ バスマティ米を入れる。
⑥ 残りのカレーを入れる。
⑦ 残りのパクチーとミントの葉を入れる。
⑧ さらに上から手羽元を並べ、水を加えて炊飯器で炊き上げる。炊き上がったら10分ほど蒸らす。
⑨ お皿に盛り付け、お好みでミニトマト・パクチー・カシューナッツをトッピングすれば完成。
お米は”香りの女王”の異名を持つインドの高級米「バスマティ米」を使用することで、香り豊かで本格的な仕上がりに。パクチーとミントの香りが噛むごとに口の中に広がり、爽やかで心地良いアクセントになっている。食べごたえアップのために入れた手羽元には、カレー風味の下味をつけておくことで、炊飯器調理でも中までしっかり味が染み込ませることができる。お好みでクミンやターメリックなどスパイスを入れても、より刺激的な味わいを楽しめるのでオススメ。
材料を重ねて炊くだけ、余ったカレーで作れる「ビリヤニ」で、気軽にインド気分を味わってみてはいかが?
<レシピ作者プロフィール>
Marie
フードコーディネーター。1987年、千葉県出身。
某食品メーカーに勤務しながら、フードコーディネータースクールに通い資格を取得。
その後カフェのキッチンで働く傍ら、フードコーディネーターのアシスタントやコラム執筆など活動し、現在は一児の母になる。
Caféの空間やお料理好きが高じて、「おうちで手軽にCaféごはん」をモットーに自身のブログで日々のおうちごはんやグルメ情報などを発信している。
ブログ: http://ameblo.jp/happy-smile-ouchigohan/
(編集、メニュー監修:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/)