江戸時代の魚河岸に端を発する築地市場。関東大震災により、日本橋から現在の場所に移転し、これまで80年以上の歴史を刻んで来た。しかし、建物の老朽化や衛生面、安全面を考慮して東京都が移転を計画中。移転論争が盛り上がる中、いま一度、築地で絶対食べたい絶品グルメをおさらいしておこう。
1. 旅行口コミサイトで1位! 海外客にも支持される『寿司大』の2時間並んでも食べたいその魅力
仕入れに通う食のプロたちが買い物や食事に集まる市場内の「魚がし横丁」。そこで店を構える『寿司大』は、近隣の人はもちろん、海外からの一般客にも大人気の寿司屋だ。
1番人気のメニューは「店長おまかせセット」(4,000円/税込)。
握りと巻物に玉子焼、あら汁が付き、好きな握りを1カン握ってもらえるのが嬉しい。
秋冬いち押しネタは、冷凍処理をしていないプリプリ感が絶品の「生いくら」、脂ののった「寒ブリ」。
なんと毎朝午前3時には行列ができ始め、15時の閉店に間に合うように、遅くても10時ごろには受付を終了するという。行列は覚悟しなければならないが、これはなんとしても食べてみたい!
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2. 「魚がし横丁」の名店『鳥藤』や『印度カレー中栄』も、今の店で味わえるのはあと少し!
「魚がし横丁」には、市場とともに移転を決めている店も多いが、中には閉める店もある。
築地で働く多くの人に愛された、珈琲『愛養』の八つ切りトーストは、店仕舞いに伴い食べられるのはあと少し。
築地の鳥料理を代表する老舗『鳥藤』の親子丼、市場のカフェ的存在『センリ軒』のスペシャルセット、『印度カレー中栄』の合いがけカレーも、築地市場があるうちに味わっておきたい。
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3. 食べなきゃ損する逸品! 『刺身Bar 河岸頭』の海鮮丼はコスパ最強でウマすぎる!
場外市場に店を構える『刺身Bar 河岸頭』は、昼は丼もの、夜はコースのみの店。同店は、築地で長く働く人々からの信頼も厚く、とりわけ「築地場外丼」(3,240円/税込)が人気だ。
「築地場外丼」は、上下二段に分かれ、両段には買い付けたばかりの海鮮が宝石のように並ぶ。上段には、その日の最良のネタが溢れんばかりに盛られ圧巻の光景。
下段には、さらにキラキラと色鮮やかなちらし寿司がぎっしり敷き詰められている。ボリュームたっぷりだが、女性でもペロリと平らげてしまうほど、鮮魚のおいしさが味わえる築地に来たら必食のコスパ最強な一品だ。
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