ぐるなび総研が発表する「今年の一皿」 2016年は【パクチー】に決定!
ぐるなび総研が毎年12月に発表している「今年の一皿(R)」に、パクチー料理が選ばれた。「今年の一皿(R)」とは、その年に話題となった、社会の動きや世相を反映している、食文化の記録として後世に受け継ぐ価値のあるメニューや食材を選出するものである。株式会社ぐるなびのユニークユーザーが検索したワード等、ぐるなびのビッグデータから抽出したキーワードをもとに、ぐるなび会員のアンケート調査、メディア関係者の審査を経て、株式会社ぐるなび総研が決定。
ビールにポテサラ、天ぷらや鍋など、ありとあらゆるメニューに使われる食材となったパクチー。専門店のオープンも相次ぎ、パクチーを愛する人たちの総称「パクチスト」という言葉も生まれた。そんな2016年を代表する食材・パクチーが楽しめるレストランを早速紹介したい。
山盛りのパクチーが鍋から溢れる! パクチーだらけのタイ料理コースがいただける『タイ屋台ラオラオ』
恵比寿のタイ料理店『タイ屋台ラオラオ』ではすべてのコース料理にパクチーを使った「パクチーコース」が楽しめる(要予約)。パクチーのサラダ、春巻きなどを始め、シメの「和牛パクチー鍋」までタイ料理をベースとしたパクチー料理を堪能できる。1日3組限定のスペシャルコースなので、気になったパクチストはぜひ予約してみよう。
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気軽にパクチーを味わいたいなら…ベトナムのサンドイッチ「バインミー」はいかが
高田馬場の人気サンドイッチ店『バインミー☆サンドイッチ』では、本場顔負けのバインミー(ベトナムサンドイッチ)がいただける。バインミー用に作られたフランスパンに、なます、レバーペースト、ベトナムハムとパクチーがぎゅっとつまった「ベトナムハム&レバーペースト」がおすすめ。パクチーはお好みで増量が可能なので、パクチストはぜひパクチー増しでオーダーしよう! テイクアウトも可能。
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もはや説明は不要!? パクチーブームを牽引してきた『パクチーハウス東京』
経堂の『パクチーハウス東京』では、パクチーを主役とした創作料理がいただける。パクチー好きの聖地とも言われる同店は2007年のオープン以来、パクチーブームを牽引してきた存在だ。分厚い豚バラ肉の上にパクチーがどっさり盛られたインパクト抜群の「パクパクピッグ パクポーク ビッグパクパクパクポーク」は、名前もユニークな一皿。パクチーの根っこと一緒に煮込んだやわらかい厚切りの豚肉を中華ダレと絡ませ、パクチーをふんだんにトッピングしている。これはビールが進むこと間違いなし!
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羊肉とパクチーを味わうなら…人気店『味坊』の新店『羊香味坊』も絶対はずせない!
さて、ここからは2016年にオープンした、注目のパクチー料理店について紹介していこう。11月に上野広小路に開店した『羊香味坊(やんしゃんあじぼう)』では、羊肉とパクチーの絶品料理が味わえる。なかでも「老虎菜(ラオフーツァイ)」(青唐辛子ときゅうりとパクチーのサラダ)は、神田の一号店でも人気のメニュー。『羊香味坊』では、味噌ベースの味付けに進化し、青唐辛子の辛みとパクチーのさわやかな香りが、味噌と絡み合いクセになる一皿となっている。
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根っこまで惜しみなく! 『ビストロパクチーズ』のパクチーのフリットは必食
パクチーは、実は根っこまで食べられる食材である。そんなパクチーの根っこをフリットにしたメニューが楽しめるのが、恵比寿に2月にオープンした『ビストロパクチーズ』。千葉の契約農家から直送されてくる新鮮なパクチーをふんだんにつかった、創作料理が楽しめる人気店だ。ジューサーで液状にしたパクチーをビールに合わせた「パクチービール」もおいしいと話題だ。
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定番おつまみ・ポテトサラダも、パクチーの魔法でくせになるおいしさに
8月にオープンした新宿のパクチー料理専門店『Pak-chee Village(パクチービレッジ)』では、なんと居酒屋の定番メニューであるポテトサラダにパクチーのエッセンスを加えたメニューが。干しエビとペーストにしたパクチーをポテトサラダに混ぜ込み、マヨネーズとスイートチリソース、そしてゴマ油で味付けした一品。パクチーはなんと150円で追加し放題とのことなので、パクチー好きには楽園のようなお店である。
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「パクチー料理」といえども、様々なメニューがあることをお分かりいただけただろうか。サラダなどそのまま食べるのはもちろん、アレンジも豊富なパクチー。上記以外にも、天ぷらやおにぎり、アイスなどいろいろなメニューに活用されている。ぜひお気に入りの「今年の一皿」をあなたにも見つけてほしい。