「小倉トースト」といえば、あんことバターのハーモニーがたまらない名古屋の甘~いソウルフード。熱々ふわふわのトーストに濃厚なあんこの甘み、それだけでももちろんおいしいのだが、最近ではベーシックな小倉トーストだけに飽きたらず、抹茶や生クリームを使った進化系小倉トーストも支持を集めている。そこで今回は、自宅でも簡単に作ることができる小倉トーストの絶品アレンジレシピを紹介する。
1.ふわっとトロける「小倉スモアトースト」はコーヒータイムにぴったり!
チョコレートとマシュマロで作る「スモア」も、あんこで作ると和テイストな仕上がりに! こうばしく焼き目を付けたマシュマロとあんこの組み合わせは、ほどよい甘さでコーヒーによく合う。3時のおやつに食べたい簡単スイーツの出来上がりだ。
<レシピ>
■材料(1人分)
・つぶあん … 100g
・食パン(6枚切り) … 1枚
・マシュマロ … 9個
・ココアパウダー … 適量
■作り方(調理時間:10分)
① 食パンをきつね色になるまでトーストする。
② ①につぶあんを塗り、マシュマロを乗っけたら180℃のトースターで3~4分焼く。
③ ②にココアパウダーをふる。
2.濃厚な甘さの「クリームチーズバター小倉トースト」は休日ブランチにおすすめ!
濃厚な味わいのクリームチーズにあんこの上品な甘さが溶け合う、甘いもの好きにはたまらない一品。ひと口食べれば、パンの熱で溶けたバターの芳醇な香りが口いっぱいにフワッと広がる。お好みで甘栗を散らすことで、食感にアクセントが加わる。ボリュームたっぷりで満足感があるので、休日の朝食やブランチにおすすめ。
<レシピ>
■材料(1人分)
・つぶあん … 100g
・食パン(4枚切り) … 1枚
・クリームチーズ … 50g
・バター … 10g
・甘栗 … 3〜4粒
■下準備
・甘栗は粗みじん切りにする。
・クリームチーズは常温に戻す。
■作り方(調理時間:10分)
① 食パンに切り込み(約1.5cm)を格子状に入れ、きつね色になるまでトーストする。
② ①にまんべんなくクリームチーズを塗り、つぶあんをのせる。
③ ②にバターをのせ、甘栗をちらす。
3.ザクザク食感がクセになる 「小倉グラノーラトースト」はおもてなしにも!
ふんわりとした食パンにあんこのなめらかな舌触り、そこにグラノーラのザクザク食感を加えた新しい小倉トースト。ナッツやドライフルーツが見た目を華やかに演出し、写真映えする仕上がりに。写真のようにスティック状に切れば、ちょっとしたおもてなしにも使えそう!
<レシピ>
■材料(1人分)
・つぶあん … 100g
・食パン(6枚切り) … 1枚
・フルーツグラノーラ … 大さじ2
・ミックスナッツ … 10g
・ミント … 適量
■下準備
・ミックスナッツは粗みじん切りにする。
■作り方(調理時間:10分)
① 食パンは横三等分に切ったらきつね色になるまでトーストする。
② ①につぶあんを塗り、フルーツグラノーラ、ミックスナッツを散らす。
③ ②にミントを飾る。
甘いあんこにふんわり食パン、見た目にもボリューム感たっぷりの小倉トースト。ちょっとしたアレンジを加えるだけで、さらにおいしく食べることができる。簡単に作れるので、朝ごはんやおやつに重宝すること間違いなし。ぜひお試しを!
<レシピ作者プロフィール>
河瀬璃菜 りな助(料理研究家・フードコーディネーター)
1988年5月8日生まれ。福岡県出身。フードクリエイティブファクトリー所属
「食を通して大切な人との暮らしをもっと楽しく」という意図に基づき、レシピ開発や料理教室講師、イベント企画運営、メディア出演、コラム執筆、執筆プロデュースなど、食に関わる様々な活動を行う。2014年7月よりフードクリエイティブファクトリーの執筆プロデューサーに就任し、月間40本の記事をプロデュース。
著書「ジャーではじめるデトックスウォーター」「決定版節約冷凍レシピ」「発酵いらずのちぎりパン」など
Blog:http://lineblog.me/linakawase/
HP:http://foodcreativefactory.com/
Twitter:https://twitter.com/linasuke0508