神楽坂といえば、老舗の高級和食店から気軽なビストロまで、風情ある街並みに飲食店がひしめき、グルメなら外せないエリアの一つ。最近は、テーマ性を持った超個性派の店も相次いでオープンし、ますます目が離せない美食の街となっている。出来れば誰にも教えたくない、自分だけのお気に入りにしたい神楽坂の隠れ家的名店4軒を紹介しよう。
1. これぞ古き神楽坂の世界! 芸者の置屋が、月3日だけプレミアムなレストランに変身!
70年前の建物をそのまま使い、昭和な風情を感じさせる『メゾン・ド・ツユキ』。食の仕事で世界中を飛び回る2人の女性シェフが、月に3日だけ営業する店だ。
料理は和とフレンチをベースに、世界中で学んだものをアレンジしたオリジナル。独自のルートで現地の独特な調味料を調達し、2人にしかできない味を生み出している。
「天然本マグロのタルタル」「タイ北部のカレーラーメン(カオソーイ)」など、現地の味に“ツユキ流”を加えた絶品料理を、置屋の雰囲気とともに堪能したい。
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2. ただの日本酒バーじゃない! こだわりの極薄切り生ハムや牡蠣が超絶品のニューフェイス
漁師直送の魚がうまい居酒屋『なきざかな』の隣に、2016年6月オープンした『SAKE BAR オトナリ』は、生ハムと日本酒のマリアージュを存分に楽しめる店だ。
こだわりの生ハムは、極薄に切れる機械を使って試作を重ね、日本酒に最も合う薄さ、塩分、うまみを見いだした。生ハムの種類によって合わせる日本酒を変えたり、生ハムに牡蠣を合わせる斬新さも。
「オトナリのおとなり出前」というメニューでは、隣の『なきざかな』から好きなメニューを出前可能。
アペリティフで立ち寄るもよし、隣から流れてくるも、出前もとってガッツリ食事とドリンクを楽しむもよし。使い勝手がよく、思い立ったらふらりと寄れる、なんとも大人に居心地の良い店だ。
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3. イタリア・ナポリのマンマの味はシェフの「おまかせ」がおすすめ!
『リストランテ ヴァレリア』では、イタリア・ナポリのマンマのレシピに、沖縄の素材を巧みに組み合わせたイタリア料理が味わえる。
例えば、沖縄名産の青鯛や海ブドウなどがあしらわれた種類豊かでボリューム満点の前菜は、一皿でワイン一本飲めるほど味付けがバラエティー豊か。
お腹の空き具合やその時の気分を伝えれば、その日の食材からシェフの遊び心溢れるおまかせ料理が楽しめる。ぜひ店に通いシェフとの対話を楽しみながら、自分好みのとっておきの一品を見つけてみたい。
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4. 毎月変わる「離島」の絶品グルメ! 毎朝直送の離島食材を神楽坂で体験できる『離島キッチン』
都内から、飛行機と船を乗り継いで8時間。島根県隠岐島の海士町(あまちょう)が島おこしの一環で始めた『離島キッチン』では、同島のみならず全国の離島の料理が楽しめる。
レギュラーメニュー「島めぐりランチ御膳」に加え、月替わりのメニュー「今月の島」が好評だ。スタッフ自ら島に赴き食材を厳選、現地の人からご当地メニューを習うという徹底ぶり。
何千キロも離れた土地の料理を通して、島の生産者とのつながりを感じ、離島をぐっと身近な存在に高めてくれる『離島キッチン』。旅行気分で訪れてみるのもよさそうだ。
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