流行に敏感な若者がSNSで次々と“おしゃれスイーツ”を発信して注目が集まっている。2種類以上の異なる食材をかけあわせた“ハイブリッドスイーツ”もそんな話題のスイーツだ。
「お洒落でかわいい」がキーワードの進化したスイーツに出逢える『AnyWhere Door』もそのひとつ。東京・裏原宿に誕生したこちらの店は、日本ではここでしか味わえないスイーツを目当てに、オープン前から行列が途絶えることのない大人気店になっている。
スイーツもエコの時代!食べて飲める「コーンショット」とは?
店内のショーケースを覗くと、カップの形をしたコーンがズラリと並んでいる(写真上)。コーンの縁にはチョコレートが薄くコーティングされ、さらにフレーバーがトッピングされている。
まずは好きなチョコとフレーバーが組み合わさったコーンを選び、次に10種類のドリンクから1つをチョイス。カップの中に好みのドリンクを注げば「コーンショット」の完成(写真上)だ。ドリンクを飲み終えてから、容器のコーンも全部食べて楽しめる。容器としてのゴミが出ないから環境に優しい「エココーン」のデザートドリンクとして世界中で注目されているのだ。
エココーンは3年前にロサンゼルス・ファーマーズマーケット内のスイーツ店で生まれたハイブリッドスイーツ。斬新なアイデアと見た目のお洒落さがインスタグラムで話題となり、世界中に広まっていった。人気の理由は、ただかわいいだけじゃない。グルテンフリーやノンシュガーと身体に優しい食材で作られているスイーツだから、ヘルシー志向なロサンゼルスの女子たちが集う理由も納得だ。
バリエーションが豊富なコーンショットは全部で140通り!
『AnyWhere Door』で一番人気のフレーバーは「カカオ×マシュマロ」(写真上)。縁にはマシュマロクリームがトッピングされ、その上からカカオニブが散りばめられている。美肌効果の高いカカオニブが、甘すぎないよう演出。さらにエスプレッソを注ぐと、ビターな大人のフレーバーに。パリパリとコーンを食べ進めてみると、底からチョコとマシュマロのクリームがたっぷりとろけだす。最後になめらかなクリームの甘みが広がって、口の中に残る苦味をやわらかく包み込んでくれる。
カラフルなキュートさに思わず写真を撮りたくなるのが、「ラズベリー×チョコクリーム」と「マンゴー×チョコクリーム」(写真上)。マシュマロクリームの上に、ドライフルーツのラズベリーやマンゴーがトッピングされたフレーバーだ。パチパチと弾けるような酸味がクセになる。キャラメルソースがかかったマキアートやカフェラテと合わせると、さらに乙女心くすぐるかわいらしいスイーツに変身する。
こちらは一般的な形のコーンだが、ソフトクリームではない。マスカルポーネチーズを濃厚な生クリームで混ぜた「メルトティラミス」(写真上)で、とろみ具合がたまらない。プルンと揺れるティラミスは、スプーンですくうと滑らかにとろけだす。抹茶がコーティングされたコーンと一緒に食べると、しっかりとしたお茶のうまみと苦味を感じ、口の中に瞬時にとけていく。
カラフルなコーンを手土産にすれば、店頭では味わえない自分だけのフレーバーを作ることができる。チョコレートフレーバーのコーンは、ウイスキーやワインとのマリアージュにもぴったり(写真上)。ヨーグルトやアイスを入れればオリジナルハイブリッドスイーツのできあがり。自由自在にアレンジできるエココーンは、食卓を華やかにしてくれる優秀なアイテムなのだ。
世界中の旬なスイーツが楽しめる店を目指して
世界中で流行っている魅力的なスイーツを、いち早く日本で紹介し続けたい。店名の『AnyWhere Door』とは、そんな願いから名付けられた“どこでもドア”という意味をもつ。流行に敏感な原宿エリアに生まれた夢のような扉は、開くといつでもかわいいスイーツに出逢える。
【メニュー】
コーンショット 全て380円
ドリンク エスプレッソ 230円
カフェラテ 250円
マキアート 300円
メルトティラミス 全て550円
※ 価格は税別
AnyWhere Door(エニウェアドア)
- 電話番号
- 03-6721-1995
- 営業時間
- 11:00〜19:00
- 定休日
- 不定休
- 公式サイト
- http://anywheredoor.jp/
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。