千円でベロベロになれるほど安く酔える店のことを指すセンベロ。センベロするならまず訪れたいのが、東京一の酒飲みの聖地との呼び声高い「立石」だ。しかし、初めての立石はちょっとハードルが高いと思う人も多いはず。確かに、独自の文化や作法がありそうだ。そこで今回は、立石の街を知り尽くした名ガイドによる、初心者向け立石・呑み歩き入門をお届けしよう。
まずは王道から! 平日だけありつける名店の味は格別! 立石ゴールデンルートを巡る【平日の午後編】
立石と言えば昼飲み。それも、平日の昼こそ格別だ。平日の午後にスタートして、思う存分立石を楽しむ方法としてまず訪れたいのは、もつ焼きの名店『宇ち多゛』。
平日しか提供されない「ツル」(写真上・右)と呼ばれる豚の陰茎や「テッポウ」と「コブクロ」をセットにした「シンキ」といった希少部位を狙って行列に並びたい。
続けて、大衆食堂の『ゑびすや食堂』に立ち寄り「ハムエッグ」や「ハムカツ」を。そして鶏の素揚げの名店から、名物ママのいる絶品もつ焼きを堪能し、さらに3軒目、4軒目、5軒目…。
〆には、『蘭州』の名物の水餃子をほおばって幸せな午後を締めくくろう。
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これで『宇ち多゛』デビューも怖くない! 「9つの掟&楽しみ方」をメディア初公開
酒都・立石の最強酒場『宇ち多゛』はまず押さえたい1店と先述したが、『宇ち多゛』には、暗号めいた注文方法と店独自のローカルルールがある。
「酔っている人は入店不可」の大前提ルールから、具体的な注文方法を「飲み物編」「焼き物編」「生編」「煮込み編」、さらには「お新香編」まで、『宇ち多゛』の楽しみ方は奥深い。
初めてでも『宇ち多゛』を満喫できる「9つの掟」はまず押さえておきたいポイントだ。
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【土曜日の昼のみ】を、もつ焼きから立ち食い寿司まで達人が指南!
日曜休みの店が多い立石では、多くの人が土曜に訪れる。ここでもやはり名店『宇ち多゛』はマストで訪れたい。続いて全国的な立ち食い寿司の名店『栄寿司』。皿も箸も存在しない店で、握りたてを味わおう。
少し歩いて腹ごなしをし、続いて、うまいアテで酒が飲める『四ツ木製麺所』へ。「フライド大根」などのつまみは、平日昼間だけ登場するメニューだが、土・日・祝日なら開店から終日楽しめる。
続いて、惣菜をつまみ歩きつつ、心温まる立石のオアシス『ミツワ』、そして最後は、テイクアウトとイートインが可能なおでん屋『二毛作』で〆る。休日はのんびりほろ酔いながら、解説マップ片手に、立石散策を楽しみたい。
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センベロの立石に新風を吹き込んだ、ナチュラルワインも楽しめる名店『おでん丸忠』
立石仲見世で30余年続くおでん種専門店『丸忠蒲鉾店』の、出来立ての手作りおでん種を丁寧に仕込んで提供する『おでん丸忠』。
毎日千住市場で仕入れる魚介類も秀逸だ。広島の「竹鶴」や埼玉の「神亀」、奈良の「どぶ」など、貴重な銘柄を酒蔵まで訪ねたというこだわりの日本酒に加え、国内外のヴァンナチュールも充実。
熱燗とワインを一度に味わえる店は、立石の貴重な存在だ。開放的な雰囲気で馴染みやすく、カップルや女性客も目立つ。
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