パクチー好きなら試してほしい! 今もっとも話題の調味料「パクチー醬油」を使った絶品レシピ3選

2017年04月06日
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パクチー好きなら試してほしい! 今もっとも話題の調味料「パクチー醬油」を使った絶品レシピ3選
Summary
1.今もっともホットな調味料「パクチー醬油」
2.「パクチー醬油」をおいしく活用するためのアレンジ術を紹介
3.シンプルにかけるも良し、下味に使うも良し! アレンジは自由自在

まだまだ冷める気配のないパクチーブーム。2017年3月、とうとうパクチストの期待に応える「パクチー醤油」が発売となった。

▲「アニー・ザ・パクチーのパクチー醤油

創業明治15年、南愛媛は宇和島の「旭醤油醸造場」と、愛媛県西条産のパクチーを使ったパクチー本来の風味をぎゅっと閉じ込めた調味料だ。醬油なのにエスニックな味わい、エスニックなのに和の風情、ジャンル問わずさまざまな料理に合わせられる。

餃子やサラダなどにかけて食べるだけでも充分おいしいパクチー醤油だが、料理に活用することでアレンジの幅がぐんと広がる。今回は、そんなパクチー醤油をさらに楽しむための、簡単アレンジレシピを3つ紹介する。

1.どこまでも広がるパクチーの香り!パクチー醤油を混ぜるだけの「エスニックまぜそば」

まぜそばのタレとしてパクチー醤油を使った「エスニックまぜそば」は、皿に盛った瞬間にパクチーの香りがフワ~ッと立ち昇り、食べる前からパクチストの心を踊らせてくれる一品。風味豊かな桜エビと、甘みのある豚バラ肉を入れることで、飽きの来ない味わいに。

<レシピ>

■材料(1人分)
・豚バラ薄切り肉 … 100g
・桜エビ … 5g
・焼きそば(生麺) … 1袋
・パクチー … 適量
・ゴマ油 … 適量
・酒 … 大さじ1
・パクチー醤油 … 大さじ1と1/2

■下準備
・豚バラ薄切り肉は5cm幅に切る。
・パクチーはざく切りにする。


■作り方(調理時間:10分)
① 中火で熱したフライパンにゴマ油をひき、豚バラ薄切り肉を炒めたら焼きそばを入れほぐし、酒を加えたら蓋をし、蒸し焼きにする。

② ①に桜エビ、パクチー醤油を加えよく混ぜ合わせる。

③ ②を器に盛り、パクチーを飾る。

2.カリッ!サクッ!の食感と広がるパクチーの香りがたまらない「パクチー唐揚げ」

鶏肉をパクチー醤油に漬け込んで下味をつけることで、いつもの唐揚げがエスニック唐揚げに大変身! 油で熱されたパクチー醬油の香ばしさと衣のカリカリ食感、ジューシーな鶏肉の相性は抜群。お好みでレモンとパクチーを添えて召し上がれ。

<レシピ>

■材料(2人分)
・鳥モモ肉 … 200g
・片栗粉 … 大さじ2
・揚げ油 … 適量
・レモン … お好みで
・パクチー醤油 … 大さじ1

■下準備
・レモンはくし切りにする。


■作り方(調理時間:15分 ※漬け込み時間は含まない)
① 鳥モモ肉はひと口大に切り、ポリ袋に入れ、パクチー醤油を揉み混んだら、30分程度冷蔵庫におく。

② ①に片栗粉をまぶす。

③ 180度で熱した揚げ油で②がキツネ色になるまで揚げたら、油をきり、器に盛り、お好みでレモンとパクチーを飾る。

3.ふんわり鶏肉にパクチーの香りがアクセント! 「パクチー月見つくね」

晩酌のお供にぴったりなおつまみアレンジ「パクチー月見つくね」。
ふんわりと柔らかいつくねにかぶりつくと、あとからパクチーの香りがフワッと鼻に抜けていく。とろ~り濃厚な卵黄を絡めれば、味にまろやかさが加わり、パクチーの香りとのコントラストを楽しめる。冷めてもおいしいのでお弁当にもおすすめ。

<レシピ>

■材料(2人分)
・鳥ひき肉 … 200g
・白ネギ … 5cm分
・万能ネギ … 適量
・ゴマ油 … 適量
・片栗粉 … 小さじ2
・卵黄 … 1個
・白いりゴマ … 適量
・[A]パクチー醤油 … 大さじ1
・[A]みりん … 大さじ1
・[A]酒 … 大さじ1

■下準備
・白ネギはみじん切りにする。
・万能ネギは小口切りにする。
・Aは合わせる。


■作り方(調理時間:20分)
① 鳥ひき肉は白ネギ、片栗粉と合わせて粘り気が出るまでこねたら、ひと口大に丸める。

② 中火で熱したフライパンにゴマ油をひき、①の表面を焼き色がつくまで焼いたらAを加え、煮からめる。

③ ②を器に盛り、白いりゴマをふったら、卵黄を添える。

かけるだけで、気軽にパクチーの風味と醬油のコクをプラスできる「パクチー醤油」。エスニック料理好きやパクチストにとっては、なんとも画期的な調味料だ。
手に入れた際はタレとしてだけでなく、今回紹介したようなアレンジを加え、さまざまな食べ方を楽しんでみてほしい!


<レシピ作者プロフィール>
河瀬璃菜 りな助(料理研究家・フードコーディネーター)
1988年5月8日生まれ。福岡県出身。フードクリエイティブファクトリー所属

料理好きな母のもとで育ち、食に携わる仕事に就きたいという思いを自然と持つようになりました。両親が共働きで常に忙しくしていましたが、食卓を囲み食事を一緒に食べることで自然と会話が生まれ、どんなに忙しくてもコミュニケーションを大切にすることができました。そんな経験から、食卓でのコミュニケーションは大変重要で気づきの多いものだと私は思っています。「食を通して大切な人との暮らしをもっと楽しく」という意図に基づき、レシピ開発や料理教室講師、イベント企画運営、メディア出演、コラム執筆、執筆プロデュースなど、食に関わる様々な活動をさせていただいています。2014年7月よりフードクリエイティブファクトリーの執筆プロデューサーに就任し、月間70本の記事をプロデュースしています。

著書「ジャーではじめるデトックスウォーター」「決定版節約冷凍レシピ」「発酵いらずのちぎりパン」
Blog: http://lineblog.me/linakawase/
Twitter:https://twitter.com/linasuke0508
HP:http://foodcreativefactory.com/