6月~9月に旬を迎える「ズッキーニ」は、グリルして添えたり、パスタソースに使ったりと活用法はあるものの、脇役ポジションであることが多い。
でも実は、「生」でも「揚げ物」でも「焼き」でもおいしく食べられる、隠れた万能食材でもあるのだ。
今回は、旬のズッキーニをもっとおいしく食べられる、「ズッキーニが主役の簡単おつまみ」のレシピを紹介。
1.サクサクふわふわ! チーズ入りの衣の香りが芳ばしい「フライドズッキーニ」
日本ではあまり馴染みのない「フライドズッキーニ」は、アメリカではポピュラーなおつまみ。
ズッキーニに衣をつけて揚げることで、外はサクサク、中はフワフワ、心地よい食感のコントラストを味わうことができる。
今回紹介するレシピでは、衣にチーズを混ぜることで香りと芳ばしさをプラス。半熟ゆで卵で作るタルタルソースにディップして食べれば、ズッキーニの甘みとソースの酸味がマッチして、ついついビールが進んでしまう味わいに。
■材料(2人分)
・ズッキーニ … 1本
・小麦粉 … 適量
・溶き卵 … 1個分
・[A]パン粉 … 大さじ6
・[A]粉チーズ … 大さじ1
・半熟ゆで卵 … 1個
・[B]パセリ(みじん切り) … 小さじ1
・[B]マヨネーズ … 大さじ2
・[B]酢 … 大さじ1/2
・[B]塩コショウ … 適量
・揚げ油 … 適量
■作り方(調理時間:20分)
① ズッキーニはヘタつきのまま縦4等分に切る。Aは混ぜておく。
② ズッキーニに小麦粉、溶き卵、Aの順番でまぶす。
③ ボウルに半熟ゆで卵を入れてフォークで粗くつぶし、Bを加えて混ぜる。
④ 揚げ油を170度に熱し、②をきつね色になるまで揚げる。油を切って器に盛り、③を添える。
2.低カロリーなのに食べごたえ抜群! 「ズッキーニのベーコン巻きステーキ」
ズッキーニは100g当たり14kcal程度とされ、ダイエット中のおつまみにも嬉しい食材。
ベーコンを巻いてステーキにすれば食べごたえも抜群だ。ベーコンのうまみをズッキーニが吸ってくれるのでとってもジューシー。たっぷりとかけた黒コショウが味のアクセントになっている。
食べる時は、粒マスタードを合わせるのがオススメ。
■材料(2人分)
・ズッキーニ … 1本
・ベーコンスライス … 4枚
・オリーヴオイル … 大さじ1
・チリパウダー … 適量
・黒コショウ … 適量
・粒マスタード … 大さじ1
■作り方(調理時間:10分)
① ズッキーニは縦半分に切る。
② ズッキーニにベーコンを巻きつける。
③ フライパンにオリーヴオイルを引いて中火で熱し、②をこんがりと焼く。
④ 器に③を盛り、チリパウダー、黒コショウをふり、粒マスタードを添える。
3.シンプルな味付けが素材のおいしさを引き立てる! 「ズッキーニのカルパッチョ」
実は生でもおいしく食べられるズッキーニ。オリーヴオイルとパルメザンチーズでシンプルに味付けしたカルパッチョは、スライスしたズッキーニの食感を邪魔することなく引き立ててくれる。
彩りも良いので、綺麗に盛り付ければ、ちょっとしたおもてなしなどでも活躍すること間違いなし。
■材料(2人分)
・ズッキーニ … 1本
・パルメザンチーズのすりおろし … 大さじ2
・[A]オリーヴオイル … 大さじ2
・[A]酢 … 小さじ2
・[A]塩 … ひとつまみ
・黒コショウ … 適量
■作り方(調理時間:5分)
① ズッキーニは1mm幅の輪切りにする。
② Aを混ぜる。
③ 器にズッキーニを盛り、Aをかける。
④ パルメザンチーズ、黒コショウをふる。
旬のズッキーニを使った、オススメのおつまみレシピを紹介した。
ズッキーニは調理法によって味わいも食感もガラリと変わるので、アレンジのしやすい食材。カロリーも低くダイエット中でも取り入れやすいので、毎日の晩酌にも合わせやすい。
スーパーで旬のズッキーニを見かけたら、いつもとは違うアレンジをぜひ試してみて。
レシピ制作:フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、イベントなどを手がけています。
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フードコーディネート・スタイリング:金英貨(ヨンハ)