プルプル食感のわらび餅の中に、ほんのり甘いクリームがたっぷりと入った「クリーム入りわらび餅」。口に入れた瞬間にとろ~りクリームが溶け出す、あの味わいに感動した経験がある人も多いのでは?
今回はなんと、その感動を家庭で気軽に再現できるレシピをご紹介!
わらび餅は「わらび粉」を使うのが一般的だが、実は「片栗粉」でもプルプル食感の再現が可能! さっそく、基本の作り方と絶品アレンジレシピを紹介していく。
1.片栗粉だけでプルップル! 基本の「クリーム入りわらび餅」の作り方
片栗粉でわらび餅の食感を再現するには「熱しながらよく練ること」が重要。木ベラで練っていくと、徐々にわらび餅の食感に近づいていく。その変化を楽しみながら作ってみてほしい。
ほんのり甘い、生地のプルプル感と、中から溢れ出すクリームのトロトロ感は、お土産で食べたあの味そのもの! 片栗粉だけで作ったとは思えない再現レベルに感動すること間違いなし!
■材料(4個分)
・生クリーム … 大さじ4
・砂糖 … 小さじ1
・片栗粉 … 30g
・砂糖 … 20g
・ハチミツ … 10g
・水 … 150㏄
・きな粉 … 大さじ2
■作り方(調理時間:30分 ※冷凍庫で冷やし固める時間は除く)
① 生クリームに砂糖(小さじ1)を入れ、硬めに泡立てる。トレイにラップをしき、生クリームをスプーンでこんもりと4等分に分けて置き、冷凍庫に2時間ほど入れて冷やし固める。
② 小鍋に片栗粉、砂糖(20g)、ハチミツ、水を入れ、火にかける前にあらかじめよく混ぜておく。
③ ②を中火にかけ、木ベラなどで絶えず混ぜ続ける。2〜3分するととろみがついてくるので、弱火にしてさらに混ぜ続けながら、しっかりとろみがつくまで3分ほど火にかける。
④ ラップの上に、大さじ1のきな粉を広げたものを4つ用意する。③の生地を4等分して上に置き、水で濡らしたスプーンで円形状に広げる。
⑤ ④の上に①で固めた生クリームをのせて、包むように形を整える。
⑥ 器に盛り、きな粉(分量外、適量)をふる。
基本のレシピを押さえたところで、次はアレンジレシピをご紹介!
2.ほろ苦いココアにチーズの酸味がアクセント! 「クリームチーズ入り ティラミスわらび餅」
基本の作り方さえ押さえてしまえば、ティラミス風にアレンジすることも可能!
酸味のあるクリームチーズにビターなコーヒーゼリーを合わせることで、本物のティラミスに近い味わいを楽しむことができる。わらび餅のプルプル食感と、口どけのよいチーズクリームの相性も抜群で、口の中でとろけていく心地のよい感覚を味わえる。
■材料(4個分)
・クリームチーズ … 30g
・砂糖 … 小さじ2
・生クリーム … 大さじ2
・コーヒーゼリー … 50g
・水 … 150㏄
・インスタントコーヒー … 小さじ1/2
・片栗粉 … 40g
・砂糖 … 20g
・ハチミツ … 10g
・ココアパウダー … 適量
■作り方(調理時間:30分 ※冷凍庫で冷やし固める時間は除く)
① クリームチーズと砂糖(小さじ2)をよく混ぜあわせたら、生クリームを加えて硬めに泡立てる。トレイにラップをしき、生クリームをスプーンでこんもりと4等分に分けて置き、冷凍庫に2時間ほど入れて冷やし固める。コーヒーゼリーは4等分して冷凍する。
② 小鍋に水とインスタントコーヒーを入れて中火で溶かしたら火を止め、片栗粉、砂糖(20g)、ハチミツを加えてよく混ぜる。
③ ②を中火にかけ、木ベラなどで絶えず混ぜ続ける。2〜3分するととろみがついてくるので弱火にし、さらに混ぜ続けながらしっかりとろみがつくまで3分ほど火にかける。
④ ラップの上に、大さじ1のココアパウダーを広げたものを4つ用意する。③の生地を4等分して上に置き、水で濡らしたスプーンで円形状に広げる。
⑤ ④の上に①の生クリーム、コーヒーゼリーをのせて、包むように形を整える。器に盛り、ココアパウダーをふる。
3.濃厚なのに後味スッキリ! 苦味がクセになる「粒あんクリーム入り 抹茶わらび餅」
抹茶とわらび餅、相性抜群の組み合わせを楽しめる一品。
口に入れた瞬間に抹茶の香りが広がり、あとから粒あんクリームが溢れ出す。抹茶をたっぷり贅沢に使うことで、濃厚なクリームに負けない濃い味の生地に仕上がり、バランスのとれた味わいに。
抹茶の苦味が引き締め役となり、濃厚なのにあと味はスッキリ!
■材料(4個分)
・生クリーム … 大さじ4
・粒あん … 20g
・片栗粉 … 30g
・砂糖 … 20g
・ハチミツ … 10g
・抹茶パウダー … 小さじ1/2
・水 … 150cc
・抹茶パウダー … 大さじ4
■作り方(調理時間:30分 ※冷凍庫で冷やし固める時間は除く)
① 生クリームを硬めに泡立てたら、粒あんを加えて混ぜ合わせる。トレイにラップをしき、生クリームをスプーンでこんもりと4等分に分けて置き、冷凍庫に2時間ほど入れて冷やし固める。
② 小鍋に片栗粉、砂糖、ハチミツ、抹茶パウダー(小さじ1/2)、水を加えてよく混ぜる。
③ ②を中火にかけ、木ベラなどで絶えず混ぜ続ける。2〜3分するととろみがついてくるので、弱火にし、さらに混ぜ続けながらしっかりとろみがつくまで3分ほど火にかける。
④ ラップの上に大さじ1の抹茶パウダーを広げたものを4つ用意する。③の生地を4等分して上に置き、水で濡らしたスプーンで円形状に広げる。
⑤ ④の上に①のクリームをのせて、包むように形を整える。器に盛り、抹茶パウダーをふる。
片栗粉だけで作ることができる「クリーム入りわらび餅」の作り方とアレンジレシピを紹介した。
工程だけを聞くと、包むのにコツがいるように感じるかもしれないが、やってみると意外と簡単! これさえ覚えておけば、いつでもプルップル食感のクリーム入りわらび餅を楽しむことができる。
自分へのご褒美スイーツにはもちろん、来客用のお茶菓子としても大活躍! 家にある材料で作れるので、休日にさっそく作ってみよう!
レシピ制作:フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、イベントなどを手がけています。
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フードコーディネート・スタイリング:金英貨(ヨンハ)