夏になると食べたくなる料理の一つがカレー。暑さで食欲があまりない時でも、スパイシーなカレーなら食べられる! という人も多いのでは?
今回紹介するのは、東京・大塚にオープンしたばかりのインドカレー店『やっぱり!インディア』。2017年4月24日にオープンしたが、インドカレー好きの間で早くも話題となっている。
その理由は、オーナー・シェフのスレンダジー・モハンジさんとその弟のラムジーさんの経歴にある。
人気インド料理店出身の兄弟シェフが独立し早くも話題に!
実はモハンジさん(写真上・左)は、インドの五つ星ホテルで働いていた経歴を買われ、インドカレーの人気店である銀座『グルガオン』の立ち上げシェフとして来日。その後、京橋にある系列店の南インド料理店『ダバインディア』でシェフを務めた後、独立した。
弟のラムジさん(同・右)も兄を追いかけて来日。『ダバインディア』で働いた後、三軒茶屋の行列のできるインドカレー店『シバカリーワラ』でシェフを務めるなど、日本のインド料理人気をけん引する店を渡り歩いてきた輝かしい経歴を持つ。
そんな2人が独立してオープンした店とあって、開店当初からその評判は確かだとカレー好きの中ではささやかれていたのだ。
北インド料理、南インド料理どちらも同時に味わえる!
『やっぱり!インディア』では、2人のシェフの経験をミックスさせて、北インド料理、南インド料理どちらも同時に味わえるのが魅力だ。
スパイスをきかせた濃厚な味わいのカレーの北インド料理に対し、南インド料理はココナッツや魚介などを使ったマイルドな味わいが特徴。一緒にいただくことで、同じインド料理と言っても北と南の料理の違いがよく分かる。
こちらに訪れたら注文したいのが「三色カレーセット」(写真上)。カレーはお好みで3種類からセレクト、サフランライスとチーズがたっぷりと入ったナン、チーズクルチャが付く食べごたえ抜群のプレートだ。
この日登場したのは、南インドでよく食べられている「エビカレー」(写真上)。ココナッツとカシューナッツ、タマネギをベースに南インド料理の特徴であるカレーリーフで香りづけしたもの。
スパイシーながらも、ココナッツのまろやかさがじんわりと口の中に広がり、カレーリーフの刺激的な香りが食欲を増幅させてくれる。
北インドの定番料理である「サーグチキンカレー」(写真上)は玉ネギ、トマト、そしてたっぷりのホウレン草のペーストをガーリックで炒めてから、チキンを煮込んだ一品。スパイスがガツンときいており、チーズクルチャとの相性は抜群だ。
そして、もう1種類は「二種豆とオクラのカレー」(写真上)。ラジマ豆とウラド豆を1日かけて水で戻してから、玉ネギとスパイスで炒めたカレーは、オクラのとろみと豆のやさしい甘みが合わさってダールのような滋味深い味わいに仕上げている。
カレーは、どれもベースの味わいが異なるので、さまざまな種類のカレーを一度にいただけるのがまた楽しい。ターメリックやカルダモン、クローブなどのスパイスを一緒に炊いたライスも香り高く、カレーのうまみをさらに一段引き上げてくれる。
ディナーメニューは、ビールがどんどん進む「おつまみ」を豊富にそろえる!
ディナーのメニューはおつまみが実に豊富。その中でもビールのおつまみとして注文したいのが「マサラパパド」(写真上)。ひよこ豆から作られるインドのおせんべい、パパドにトマトや玉ネギ、パクチーをスパイスで和えたマリネを乗せたもので、食事のスターターには最適。
ストリートフードである「サモサ」(写真上)は、マッシュポテトの中にたっぷりとチーズを埋め込んで、本場とはひと味違ったものを提供。さくっとした生地を噛むと、ほくほくのイモととろ~りとろけるチーズがあふれ出てくる。
タンドール料理も外せない。「骨なしチキンティッカ」(写真上)は、ヨーグルトとマサラで漬け込んだチキンティッカと、マサラとカシューナッツ、生クリームとチーズで漬け込んだマライティッカの2つの味わいが楽しめる。
高温のタンドールで焼き上げたチキンは、やわらかくとてもジューシー。これに、タマリンドとミントでつくるまろやかな酸味がおいしいミントソースをつけていただけば、何本でもビールが飲めてしまうだろう。
2人の名シェフが協力して作り上げた『やっぱり!インディア』のインド料理は、東京のインド料理シーンをさらに一段格上げしてくれるような味わい。本場のインド料理が食べたくなったら、大塚へゴー!
【メニュー】
日替わりカレーセット 850円
三色カレーセット 1,050円
タンドリーチキンセット 1,250円
チキンティッカ 2pc 540円
サモーサ 2pc 540円
マサラパパド 300円
※価格は税込
やっぱり! インディア
- 電話番号
- 080-3412-1701
- 営業時間
- 11:00~15:00(L.O.14:30)、17:00~23:00(L.O.22:00)
- 定休日
- 月曜(祝日の場合は翌休)
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。