台湾で大人気の朝食に「鹹豆漿(シェントウジャン)」というものがある。
シェントウジャンとは、豆乳をベースにしたスープに、桜海老やピーナッツ、青ネギなどを入れ、ラー油や醤油で味付けしたスープのこと。温めた豆乳に酢を合わせることで、まるでおぼろ豆腐のようなふわふわ食感に仕上がる。そのおいしさとヘルシーさから、女性を中心に大人気。台湾では行列必至のグルメなのだとか。
家で作る場合も、ベースの調味料に温めた豆乳を注いで混ぜるだけなのでとってもお手軽。忙しい朝にもオススメのメニューだ。
■忙しい朝にもオススメ!「鹹豆漿(シェントウジャン)」の作り方
おぼろ豆腐のようなふわふわ食感がやさしく、朝食にぴったりの一品。桜海老とパクチー、ピーナッツの組み合わせがエスニックな風味を作り出し、食欲を刺激してくれる。
シェントウジャンをおいしく作るコツは、決して豆乳を沸騰させないこと。温度が高すぎると豆乳のタンパク質が固まって舌触りが悪くなってしまうので、弱火でじっくりと火を入れるようにしよう。
■材料 (2人分)
・ザーサイ … 10g
・薄口醤油 … 小さじ2
・酢 … 大さじ2
・無調整豆乳 … 400ml
・[A]ラー油 … 小さじ2
・[A]青ネギ … 2cm
・[A]乾燥桜海老 … 小さじ2
・[A]パクチー … 適量
・[A]ピーナッツ … 大さじ1
・[A]油揚げ … 1/6枚
■下準備
・ザーサイはみじん切り、青ネギは小口切り、パクチーは2cmの長さに切る。
・油揚げはトースターでこんがりと焼き、2cm角に切る。
・ピーナッツは粗く砕く。
■作り方 (調理時間:15分)
① 器にザーサイを入れ、薄口醤油、酢を加える。
② 小鍋に無調整豆乳を入れ、沸騰させないようにかき混ぜながら弱火で90℃くらいに温める。
③ ①に②をそそぎ、かるくかき混ぜる。
④ ③が固まったらAをトッピングする。
台湾で大人気の鹹豆漿(シェントウジャン)を、家庭で簡単に再現できるレシピを紹介した。
器に調味料を入れて温めた豆乳を加えるだけで、豆乳が徐々にふわふわと固まっていく。その様子を観察するだけでも楽しく、風味豊かな味わいがクセになるので、台湾グルメ好きはもちろん、まだシェントウジャンを味わったことのない人にもぜひ試してほしい一品だ。
【レシピ作者プロフィール】
レシピ制作:フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
イベントなどを手がけています。
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